プロが教えるわが家の防犯対策術!

今の日本ではほとんどの学校が絶対評価だと思います
僕は現在中学生です。相対評価で成績を付けられた事がありません。
相対評価の意味などは他の質問を見て理解することができました。
しかしどの質問でも絶対評価の利点が書いてある所が多かったです。
出来れば下について詳しく教えてくれれば幸いです
・相対評価を辞めてしまったことで日本が損した点
・相対評価を辞めて僕ら教育を受ける側が損した点
・相対評価を辞めて教師が損した点

あと僕たちが今受けている絶対評価の欠点も教えてください

A 回答 (4件)

全く同じ質問が異なる質問者名で出ていますが?



評価の話,というのはいくつかの前提を理解しないと,(特に中学生レベルでは)話が分かりませんので,最初に。
>絶対評価=主観評価
これは,完全に間違いです。信じてはいけません。絶対評価をするためには,評価規準と評価基準が必要です。

評価規準とは,例えば「倒立ができる」というように,中学生のあなたに「ここまで,できて欲しい」という目標を定めたものです。
次に評価基準とは,その目標に照らして
・1人で倒立ができたら A
・補助をしてもらってできたら B
・できなかったら C
というように,段階を付けて,評価をするための具体的な「ものさし」を決めたものです。

で,日本中の小・中・高校は,全ての学校でこの「規準」と「基準」を決めた上で成績を付けています。逆に言えば,先生の主観が入る余地はとても少ない評価なのです。特に中学は受験がありますから,かなり細かい評価基準があり,発言の回数などもチェックして「○回以上ならA」などとやっている学校もあるくらいです。変な話ですが,数字をExcelに入れれば自動的に5~1までの評定が出てくるくらい,システマティックにやっています。

ちなみに「主観評価」(こんな言葉はそもそもありません)と言うなら「認定評価」というのが,それにあたります。これは,例えば芸事(書道や踊り,茶道など)では普通に行われています。書道で段や級が上がるとき,明確な基準はなく,大抵の場合先生の「主観」で昇段しますよね。だからといって,それがおかしいとは言えないでしょう? 認定評価というのは,決して変な評価方法ではないのです。

さて,ここまでを理解した上で質問に対する回答です。
・相対評価を辞めてしまったことで日本が損した点
日本中がやっている以上,特にないと思います。相対評価というのは,もともと大きな数を対象にしなければ成り立たないものを,無理矢理学級・学年という少ない数に当てはめたものですから,成り立たないのが当たり前の評価だからです。まぁ,競争心?が湧かなくなるという,一種のモチベーションの減退は産んだかもしれませんが。

・相対評価を辞めて僕ら教育を受ける側が損した点
現行の絶対評価について言えば,あると思います。具体的には,関心だとか意欲だとかの,そもそも「基準」が作りにくいものまでを評価の対象としたことです。「発言○回以上でA」などと言うのはその典型で,手を上げていなくても,一生懸命考えている生徒はいくらでもいます。

関心や意欲,学習に対する態度といった数量化しにくい部分は,「認定評価」が最もなじむものです。「テストの点は良くないけれど,授業は真面目に聞いているから,成績を下げるのは止めよう」というような,裁量が利かなくなった分,そうした生徒は損をすることになります。

逆もあって,定期テストの成績は良いけれど,授業態度が良くない,という生徒は成績が落ちます。

もう一つ,絶対評価をやる場合には「評価基準」が大事になるわけですが,これが学校毎にバラバラだと,とんでもないことが起こります。例えば,さっきの倒立についてですが
甲中学では
・1人で倒立ができれば A
乙中学では
・1人で倒立ができて,5秒制止できれば A
というように,基準が違うことがあります。そうすると,同じように倒立ができても,甲中学の生徒はAがもらえるのに,乙中学の生徒はBになってしまうということも起こります。学校によって,5の数が大幅に違う,などというのは,これが原因です。最近は少なくなってきましたが。

・相対評価を辞めて教師が損した点
これも特にありませんね。今までよりも作業が繁雑になったと言えばその通りですが,中学に限って言えば,損をしたという意識はありません。
    • good
    • 0

ごめんなさい、今日本は中学校は絶対評価だったんですね…初めて知りました。



見た感じだと、絶対評価なのに、基準があいまいなところ(各教師に委ねられている)ことが一番の問題なんじゃないですかね
    • good
    • 0

私立中学とか以外は、確かに絶対評価ですがね…



1.「絶対評価=主観評価」なのでモンスターペアレンツにつけ入る隙を与えてしまったこと。
2.とくに無い。強いて言うと「エっ!」という低成績の人が高内申点を取っている現実…また、よく金八先生の一番前の席に座っているガリ勉くんみたいな人が、授業そっちのけで内職することに(低内申点になるという)リスクを生じさせたこと。
3.新人教員にとって酷なこと。モンスターペアレンツの暴挙に飲み込まれて辞めるなどの現象が顕著になったこと。

絶対評価になったことで一番の欠点は「評価が主観的なので、第三者からすればわかりにくい評価である」ことで、モンスターペアレンツにとって「ゴネ得」になってしまったことですね。都会の中学の先生は、通信簿を出す時期になると、かなりストレスみたいですよ。生徒よりも先生の方が大変だと思います。

生徒は勉強以外のことも気にかけないと、通信簿の評価が良くなりませんからねぇ…テストの点数だけではなく、提出物とか授業態度、授業での発言数、質問などそういうところも評価されるようになったのは悪いことでは無いと思います。

ただ、ヌルい評価になった分、学力低下を招いているように思えてなりませんがね…

いずれにせよ、「学校の先生が受難の時代に入った」という事実は間違いないです。ウザい親が増えましたからねぇ…
    • good
    • 0

質問の前に、本当に今日本は絶対評価なんですか?結構疑問なんですけど…

    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!