![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/pc/qa/question_title.png?e8efa67)
クリスマスが近づくと、毎年、平和について考えてしまいます。
今年は例年になく厳しい状態が続くようですが。
ところで、戦争のない世界を多くの人は望んでいますが、その根拠としてはどのようなことがあるのか、私自身も、戦争のない世界を望んでいるのですが、ひょっとすると、戦争のない世界などは、過去に存在しなかったし、今後も存在しない、ということが証明可能かもしれません。
戦争のない世界を信仰として望むことを否定するのではなく、学、あるいは哲学として、存在しないし、今後も存在しないものについて考えることは、まったくの徒労になってしまいます。
そこで、戦争のない世界について、哲学的考察は可能なのでしょうか。
まずは、
1)戦争を現象学的に還元して、人間本性から起因しているもので、戦争はなくならない。という仮説について吟味してください。
2)1)の結果に関わらず、戦争のない世界について、哲学的な考察は有益なのでしょうか。
ひとつは、戦争のない世界はいかにして可能か。
もうひとつは、戦争がなくならないのならば、その悲惨をやわらげる方法を考えることは哲学か。
さらに、戦争がなくなるのかなくならないのかは解らない、それに関して何が語りえるのか。
3)これは、関心のある方だけご回答下さい。
ありもしないものについて考えることは、そもそも哲学なのでしょうか。
つまり、哲学の限界について、皆様のお考えをお聞かせ下さい。
質問を読んでいただき有難うございます。
こんな感謝の意思表示が許されるのかどうか分かりませんが、
お楽しみ下さい
No.6
- 回答日時:
1)については無意味な考察だと思います。
2)については趣旨の意味が理解できません。
3)については少し理解できそうな気がします。要するに貴方は戦争はなくならないという信念に近い物を持っていて、不戦論者に懐疑的になっている、考える事は無駄だ、と仰りたいのだと思いました。
これらは、それこそ思考を弄ぶということだと思います。
戦争をなくすということはもう哲学の範疇には無くて、実践の段階にあり、良識を持った全人類の悲願であると思います。今行動を起こさなければ人類は滅亡するでしょう。
amazo007様、1)では、少々簡潔に書きすぎましたでしょうか。
私の中心課題は哲学的な「貨幣論」です、お金というものはある意味で禍の元であり、過去には「貨幣廃絶論」というものもありましたが、最近の主とした論調は、貨幣は人間性の本性から起因しているものであり、貨幣の廃絶は形式としては不可能であり、貨幣の持つ問題点を緩和する方向性が問題とされています。
「素材貨幣はなくしたり代替できるが、形式としての貨幣は廃棄不可能である。なぜならそれは、人間関係に内在する暴力の制度的回避の装置であるからだ。しかしわれわれは、貨幣や商品の優越的支配が別の災厄をもたらすことも知っている。この両面を承知しつつ、同時にこの隘路をどうきりぬけるのか。これが貨幣と精神との格闘の長い歴史が教えることである。」(『貨幣とはなんだろう』今村仁司)
戦争も暴力ですね「人間関係に内在する暴力」が戦争の原因なら、やはり、戦争も具体的な形は変えても形式的には廃棄できないことになってしまいます。つまり、戦争をなくす為の実践にしても、戦争とは何かを知らなければ、反戦運動としての暴動・暴走になりかねません。少々誤解されてしまっようです。
有難うございました。
No.5
- 回答日時:
3)ありもしないものについて考えることは、そもそも哲学なのでしょうか。
イマジンって曲がありますよね。
http://day.aimnet.ne.jp/kanrinin/kanrinin5.htm
『You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one 』
天国などありもしないことを夢想することは哲学なのか?
プラトンのイデアが関係していると思うんですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%87% …
ま、結局そこに帰還することを根ざして提唱したように思います。
その普遍の真理、絶対的な正義を、キリスト教は神とした。
で、プラトンのイデア界が、天国って置き換えられたんじゃないかと。
さて、イマジンを歌ったジョン・レノンの発言。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7% …
『キリスト教は消えてなくなるよ。そんなことを議論する必要はない。僕は正しいし、その正しさは証明される。僕らは今やイエスよりも人気がある。ロックン・ロールとキリスト教。そのどちらが先になくなるかは分からない。イエスは正しかったさ。だけど弟子達がバカな凡人だった。僕に言わせれば、奴らがキリスト教を捻じ曲げて滅ぼしたんだよ』
『最終的に、1966年8月11日にジョンはシカゴで以下のように釈明会見を行い、バチカンも彼の謝罪を受け入れた。
「僕がもし、“テレビがイエスより人気がある”と言ったなら、何事もなかったかもしれない。あの発言には後悔しているよ。僕は神に反対しないし、反キリストでなければ反教会でもない。僕はそれを攻撃したわけでもなければ、貶めたわけでもない。僕はただ事実を話しただけで、実際アメリカよりイギリスではそうなんだ。僕はビートルズがイエスより良くて偉大だとは話してないし、イエスを人として僕らと比べたりもしていない。僕は僕が話したことは間違っていたと話したし、話したことは悪く取られた。そして今全てがこれさ』
キリスト教徒の攻撃に対して応戦しなかった。
平和主義者の対応ですねぇ。
ジョンレノンのイマジンの世界は望めば実現可能の世界です。
キリスト教の天国は、望んでも実現不可能です。
戦争を望んでいるのか、平和を望んでいるのか。
平和を望んでいるとしながら、侵略・破壊・強奪をし続けた集団を、我々は、彼らは平和など望んでいないと判断しますよね。
キリスト教が誕生してから、人類史上 かつてない規模の殺人が引きおこった。
Y染色体の凶暴さを凝縮したのがキリスト教なんですね。
古代の女神を悪魔だと言って信者に攻撃させた。
まだ調べている途中ですけど、母権社会が全盛だったころは、部族間の争いはなかったと思えるんですね。
母権社会を潰して父権社会になってから、大量殺人は起こるようになったと思えるんです。
ま、ともかく、ジョンとヨーコは、ベッドインをパフォーマンスとしてやって、殺人をやめてベッドで愛し合おうと平和を望めと訴えた。
「簡単なことさ。人殺しの武器を捨てて、ベッドに入って愛し合えば平和になる」ってわけですね。
その通り。
手に銃もっているから、人を殺す。
動画見ましたけど、
「この風景は北欧かなぁ・・・ オーディンのつるされた世界樹が、クリスマスツリーになったのかなぁ。。。 樹には星がいっぱい。 月が出ている。」とか楽しめました。
So this is Christmas
thisの部分を強く発音するのがコツですね。
「これが本当の」みたいな意味かな。
この曲、ジョンとヨーコが作ったものですよね。
So this is Christmas ー War is over
http://jp.youtube.com/watch?v=hb2YSAVHmIE
歌詞 どうぞ。
http://72.14.235.132/search?q=cache:sGkzHkQud2oJ …
kigurumiさん、久しぶりにご回答を頂きましたよね。
ふむふむ、なるほど、大変勉強になりますね。
War is over, if you want it
War is over now
ジョン・レノンの歌には上記の子供たちのコーラスがラストですね。
歓声は別としてですが。
こんなこと書いちゃうと、また嫌われるかもしれませんが、う~ん、
本当に望めば戦争は終わるんでしょうか、歌の歌詞にけちつけるなんて大人気ない。
そこで、大人らしく、
「しかし戦争そのものにはいかなる特別な動因も必要ではない。戦争はあたかも人間の本性に接木されたかのようである。それどころか戦争は何か高貴なものとみなされて、利己的な動機なしに栄誉を求める気持ちから行われるもののようでもある。だからアメリカの未開な民族も、ヨーロッパの騎士時代の人々も、戦う勇気というものはそれだけで重要な価値あるものと判断したのであり、この勇気は戦争のさなかだけでなく、戦争を始めるさいにも高く評価されたのだった。」(『永遠平和のために』I.カント)
この論文の中で、カントも常備軍の廃止を提案していますから、戦争の手段を持たないことは、仰るとおり重要なことですね、しかし、カントはその論文の冒頭で、戦争原因の排除を第一に挙げているようです。
さて、上記の引用は、あたかも、母権社会と父権社会の相違を指摘されるkigurumiさんご意見と重なる部分があるようですね、古来、戦争の責任は女性より男性にあるという事は、男性である私も認めないわけにはいかないでしょう。しかし、戦争を犯罪として捉えると、「犯罪の影に女あり」という常套句が示すとおり、お互いに、責任の押し付け合いになってしまいそうです。男性も女性も協力して、本当の戦争の原因はなんだろうかと考えることこそ必要だと思いますが、如何でしょうか。
有難うございました、それではよいクリスマスを。
No.4
- 回答日時:
神様でも 未来のすべてが解かるなどということはありえないとおもってるのですが、人間の浅知恵でしょうか^^。
可笑しいと思うのですが、未来という言葉はあるにきまってますが、未来自体は、まだこれからのことですよね。 過去から「今」をさぐる探り方の中に 人間の場合の未来の推理が行われえるところです。 何故 未来論なんていう哲学が延々と語られたりするので笑。
3)から回答します。
哲学には知のゲームとしての堂々巡り遊びの世界がどうやらあるようです。
あらゆる方向から物事は さいごまで考えることができるのですが、たとえば無神論と有神論、どちらもこの実際のこの存在を別面から考えています。 おもしろいのはその中間も 真剣に考えられてるようですね^^。 その三人兄弟の喧嘩は、全部 それぞれの言い分ちゃんと成り立つ考えです。
しかし、最後まで突き詰めれば 同じことを語るところにいきつくはず。 そこを途中で 喧嘩の論議を膨らませて 勝てばとくとくとしてる。 これでは、哲学に限界があると思われてもしかたないし、
実際のこの存在の世界に大切な大切な大切な 物事に いつまでたっても「すこしの見通し」すらつかないような哲学(深くはある思索展開?)がはびこり続けるだけでしょうから、 その意味でなら ほんとうにこのmままじゃ、 哲学には限界があるとも言えてしまうのかもしれません。
でも 哲学に限界なんてあるはずないんです。 また、あってはならないんです。 そんなこと、 可笑しいです。狂っています。 めちゃくちゃなお話です。
憎しみの連鎖を解ける可能性を有しているのも哲学のみです。 それはこの大地の「友としての夢」の世界であり 唯一睡眠中の「夢」を見ていない状態です。 そういう意識の人間としての闘いの世界です。
《「夢」の幻想》の世界を知が遊ぶのは、 哲学ではないはずです。
存在が 深い深い謎で存在している以上、神がありもしない世界というこをであり幻想であると規定することは出来ないですが、 神についての哲学が 親や社会規範の幻想であったり時には隠された私利私欲と権力の道具にされた幻想であり続けたのも 戦争の巨大な原因だったりしてきたでしょう。
2)への回答に移りましょう。
戦争がなくならない可能性を なんで語ったり哲学したりする必要性がこの大地の上にあるのですか?
戦争がなくなる可能性を探る哲学は、 絶望の淵をこえてでも、「今」考え続ける課題でありつづけるべき事です。
悲惨は戦争時には その苦しみをやわらげる方法なんて無いです。 そんな精神力の人は見たことないです。 (私は子供の頃、 南京の大虐殺の当事者の方から そこにいたる神経の変化を 詳しく聞いたことがあります。 虫も殺せない当時の田舎の素朴な日本人が いつしか恐怖の最中、狂ったように子供にまで威嚇的に銃でこずき生き埋めにしてしまうような心理にいたる過程をです。 白髪の“優しさが 子供にも伝わってくる”そんなおじいさんが 今はもうおだやかに お話してくれたことです。 子供だから 話せたことでもあったのでしょう…。)
戦争のない世界はいかにして可能か。 について、幻想段階で喧嘩しあうような哲学だったら くその役にもたたないかもしれませんね。
>哲学的な考察は 有益でしょうか。<
有益にきまっています。 人間の脳を馬鹿にする必要はありません。 有益にすべきです。 考え抜くべきです。 どんな対話の挫折があっても このような議題について なおなおなおなお、考え抜くべきです。
1)に ここで移ります。
私は肉体労働者として 忙しく生きてきてしまったためもあり、それはある表現の世界の追求のためでもあったのですが、 本とかはあまり読めない人生でした。 ですので現象学が有名な哲学であるらしいことは知っていてもその中身は全く知りません。
過去のすべての現象を吟味して「今」をよりよく生きるための思索のことであるならば、 それは当然の考えの基本であるだけで 昔から誰もがそうやって哲学してきたことですので、 わざわざ現象学とは呼ばないかと思いますが、 結果 それが戦争がなくなる方向 人間同士がより深く対話でき、より深く交流でき、より楽しく遊びや楽しみを分かち合えるような平和な世界にする方向の、実際の「見通し」につながらないということならば、 それがなんで、人間の本性からの起因と関係があるものであるのかも解かりませんし、 その哲学もまだ幻想論争の域にあるのではと疑えてしまいます。
私にとって、まず、過去の哲学に疑いを持つのは、 感性の世界の検討がなぜ遅れているのか?ということなのですが、 簡単に言えば 星の光一つとっても 一枚の葉っぱをとっても、 そのすばらしさを感じる感性には無限の可能性があり、 がゆえに、この生に意味を感じ価値を感じるのに、 なんで、哲学がそれ抜きにこんなにも長い間 考え続けてきた^^のか?という疑問です。 笑い事とはおもえませんが…。 奇妙な奇妙な《現象》ですね???
戦争はなくならないという仮説の吟味? 現象学て、へんな仮説をたてる、ありえないようなおかしな仮説をたてる 奇妙すぎる《現象》であり その哲学?何で笑か? (アイロニーがすぎるでしょうか?)
>戦争のない世界について、哲学的考察は可能なのでしょうか。<
平和は、信仰の問題じゃないです。 信じたからやってくるという催眠術程度のことでやってくるものじゃないことは確かです。
最初に書きましたことから続ければ、 けれども「未来」について それは不可能と規定することは 過去の遺産の中の可能性の哲学如何によります。
平和を、今後も存在しないものについて考えること、と規定するのは
なんといったらいいのか 哲学を馬鹿にしてると思えます。 人間の脳の可能性の否定です。 知恵の否定です。 過去の否定です。 そのような考えの下もと)での考えが、まったく徒労なのは あたりまえのことです。
戦争や争いは あり続けました。 でもその因果も それだけ多く 多くの人が探ってきてるはずです。
クリスマスに その可能性への希望のようなものが起こるのは、キリストという人が 始めて平和とはということを優しい言葉で しかして、なぜかその昔に説ききってしまったからです。 私たちはまだまだ そのことを哲学しきれていないはずです。
無邪気に遊んでいる素朴な子供たちを抱きかかえて「このような人たちが天国に入るのだ」と語ったキリストの教えの世界。 子供たちはたしかにまだ世の中を知らずに弱い弱い存在ですから あっというまににごった世界にもそまってしまいます。 そこを哲学こそが、 もう一度真に そのような「子供たち」のような新鮮な感性の世界に、今度こそゆるぎなく立ち帰る道でしょ。
あのキリストのように、現象学は そのような子供たちを どれだけ深く抱きしめる哲学なのでしょうか?
それとも、 今苦しんでいる子供たちの現象を忘れて、議論にのみ陥ってる段階の哲学なのでしょうか???
来年こそ、日本も厳しくなるのでしょうけど、 来年こそ知恵の正念場、哲学の正念場とも言えそうですね。
…。 よいお年を。 あ そのまえに、よきクリスマスを^^。 アーメン(そうでありますように。)
arayata333様、難物の3)からご回答いただき、有難うございます。
ヴィトゲンシュタインは「語りえぬものに関しては、沈黙しなければならない」としてある種の哲学の終焉を宣言したと聞いています、尤も、私自身彼の一次文献は難解で読んでいませんし、解説書の類からの知識では誤解が多いのかもしれませんが。
このことに関して、私の感想は「語りえぬものに関しては、沈黙しなければならない」という標語が一人歩きしてしまい、私自身が「語りえぬものに関しては、沈黙しなければならない」を逆転して「語りえることと語りえぬこと」の区別をよく吟味することなく「沈黙」の言い訳に「語りえぬもの」を裏口から密輸入して、とりあえず納得した振りをしていたのですね。
私の場合も、仕事では第一線から脱落して以来、長いこと経済・社会・哲学の読書の中に逃避していたのですが、さっぱり先が見えてこない、ちょうど、以下の引用の心境です。
「しかし私たちはいま、私たちの未来をどのような方向に形づくっていけばよいのか、その方向性を見失って途方に暮れている。人類のレベルでいえば、環境と資源の問題、また南北の貧富の差の問題、多発する民族問題を、解決していく道筋がはたしてあるのか。日本社会にかぎっていえば、教育も政治も制度疲労を起し、経済は先行きが見えない。高齢者社会の到来も間近である。そして、何をめざして生きてよいのかわからない、という目標喪失の感覚を抱えている人は多い。方向がわからないだけでなく、ともに考えあうことで望ましい方向性を見出して対処していくことが「できる」ということを、私たちは信じられなくなっているのだ。」
(『哲学的思考 フッサール現象学の核心』 西 研)
引用した本では、内省だけではどうしても独断論でしか有り得ませんから、どうして対話が必要になります。現象学は実は少し時代遅れかもしれませんが、「戦争のない世界」を現象学するというより、「戦争」そのものをどのように把握するか、そのための対話そのものが、現象学だと解釈しても、そんな大きく間違ってはいないと思います。
1)戦争を現象学的に還元して、人間本性から起因しているもので、戦争はなくならない。という仮説について吟味してください。
戦争の原因について、いろんなご意見をお聞きして、お聞きした事に関して、私も考えたいとおもっています。
有難うございました。
No.3
- 回答日時:
<<1)人間本性から起因しているもので、戦争はなくならない。
>>原因は人間のありのままに知ることが出来ない誤知つまり「無知」により「自分勝手な妄想概念」を事実とし、他は間違っていると言う「邪見」に陥り、その見解・希望と現実との軋轢に「貪り」「怒り」を抱きその責任を他者に転嫁することに有ると考えてます。
まずは同じ誤知でも生命の法則に合った理性が入りやすい「慈悲喜捨」の柔軟な概念を「怒り」「貪り」の代わりに入れていくことですかね。
その理性多く落ち着いた心によって無知を破ると言う順に心の成長が有ると考えます。
つまり「自分勝手な妄想概念」せずに「無知」の滅するところに平和が有るといえると思います。
<<2)1)の結果に関わらず、戦争のない世界について、哲学的な考察は有益なのでしょうか。>>
人間の本質を見なければ有益にはなりにくいでしょうね。
<<ひとつは、戦争のない世界はいかにして可能か。>>
自分の心の無知を無くそうと精進することは必須だと思います。
そしてその道に多く賛同し精進する人が増えること。
無知お多き怒り貪り多き人々に対し、慈心を持って、反発しない方法もしくは反発したら損する形で、うまくそちらにいくと得がないと知せる、もしくはその仕組みを作っていくことですかね。
<<もうひとつは、戦争がなくならないのならば、その悲惨をやわらげる方法を考えることは哲学か。>>
これは無知を滅する道に同じです。兼ねてますね。
<<さらに、戦争がなくなるのかなくならないのかは解らない、それに関して何が語りえるのか。>>
最小単位で考えることだと思います。
身近な人に慈心を抱けているか、感謝できているか、怒り欲差別思考は無いかとね。するにはしないにはどうするか。
戦争・暴力に少しでも関与している企業の商品買わないぞとか、ちょっと困ってる人のために募金でもしてみるか。
<<3)これは、関心のある方だけご回答下さい。ありもしないものについて考えることは、そもそも哲学なのでしょうか。つまり、哲学の限界について、皆様のお考えをお聞かせ下さい。>>
哲学事態の定義が曖昧なのでなんともいえませんがw
答えが出ない。役に立たない。定義が曖昧。なものに関しては成果は望めないとおもいます。成果を目指してないかも知れませんが。。。
悩み苦しみを滅する方法なら、ゴータマシッダッタ・お釈迦様ががっちり詳細に語られています。ここで悩み苦しみに関する哲学は終わっているように個人的には思います。
何かお役に立てば幸いです。
magga様、ご回答有難うございます。
今回の質問の一端には、自分自身が無心論者であり無宗教と思っていたのですが、実際には、現実の宗教とは関わりがないとはいえ、架空の「日本教」とか「平和ボケ教」の信者ではないのかな、という疑問があります。
私は素朴に「戦争のない世界」を望んでいます。だからといって、なにかの行動を起している訳ではありませんから当然偉そうな事は申せませんが、「戦争のない世界」が将来有りうるという根拠もないのに、なぜ自分は、戦争のない世界の来る事を望む事が出来るのだろうか。これは立派な信仰だった、と。
質問の問題意識の比重は「根拠」に有るんです、宗教は非科学的で「根拠」が無いと(失礼、一般論としてここは軽く流してください)否定していたにもかかわらず、根拠のない「戦争のない世界」を素朴に望んでいた点で。
さて、magga様は、戦争の要因として「無知」を挙げられます。
では以下の三段論法には、どう対応されます。
A戦争の原因は「無知」である。
B人間は神ではないので「全知」は不可能である。
Cよって、人間にとって「戦争のない世界」は不可能である。
「無知」の反対を「全知」とする点に、論理的飛躍があるかもしれませんが、「無知」を戦争の原因として、「無知」をなくせば「戦争のない世界」が来ることは、「根拠」としては弱い、つまり、「無知」だけが原因ではなく、他の要因もあるのでは、といった疑問が沸いてきます。
最小単位の問題や、消費活動関しても、興味深いアドバイスを頂きました、確か、柄谷行人も同様な趣旨の文章を書いていましたね、そうすると、ファーストフードの店へ行くときですら、
こんな事も知らなければなりません↓
http://www.asahi-net.or.jp/~jf3t-sgwr/inyushu/na …
また最近の世界の金融事情による継起の落ち込みが、日本の製造業に打撃を与え、その結果、この年末年始の寒い日々に失業してしまう人が、たくさん見えるようです。
今年は、当たらない宝くじでも買って、寄付しますかね。
No.2
- 回答日時:
たしかに世界には小規模の紛争は多いですが、世界大戦のような大規模なものは、過去60年以上起きていないし、今後も起きないと前提して構わないと思います。
なぜなら、今度世界大戦が起きたら、核兵器などによる世界文明の滅亡が起こることは間違いないからです。だから、これまでずっと人間社会と戦争は共存し続けてきたのですが、その共存は、核兵器の出現によって不可能になりました。戦争とは何か?それは、政治的なあらゆる手段を尽くした上で解決がつかないことがハッキリした時に解決をもたらす最終手段です。過去には、そういう有用な役割を戦争は与えられていた。それが、核兵器の出現で事情は変わった。全面戦争が起これば、どちらも滅びる。勝者を決めるという従来あった戦争の目的が消失してしまった。
問題は、戦争にかわる政治的最終手段を我々はまだ持っていないということです。人類が続く限り、それをなんとしても見つけなければならなはずです。
だから、
>戦争のない世界について、哲学的な考察は有益なのでしょうか。
への答えは、有益どころか、人類の存続のために、どうしても避けることができない。
>人類が続く限り、それをなんとしても見つけなければならなはずです。
全く、execrable様の仰るとおりで、正論ですし、私もそう有りたいと個人的には考えているのです。
しかし、例えば先進国では最近大きな戦争はありませんが、それは、例えば代理戦争、あるいは経済戦争といった形で現在も続いているかもしれませんし、途上国の中では「小規模の紛争」は現在も続いているようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89% …
政治的に、国際紛争を解決する手段としての戦争を考えることも大切なことで、現実的にはこちらの方が大きな意味を持っていることは承知していますが、それでも考えてしまうのが、国際紛争の原因をなくすことが、可能かどうかということです、そしてこのことが哲学上の課題なのか、それとも、解決しない課題であり、考えること自体が徒労なのではないのかという疑問です。
どうやら、私は性格が曲がっているだけでなく、怠け者の根性が身についてしまったのか、解決しないことを解決するという、ロマンが枯渇してきたのかもしれません。
ご回答有難うございました。
![](http://oshiete.xgoo.jp/images/v2/common/profile/M/noimageicon_setting_09.png?e8efa67)
No.1
- 回答日時:
★ 戦争のない世界はいかにして可能か。
☆ の問題ではなく そうではなく
○ 《いつまでも〈戦争のない世界はいかにして可能か〉と問い続けるだけの考え》と 《〈戦争から自由である〉人間の境地》との 《戦争》が いまこのように つづく。
☆ ということです。ひょっとすると この種の戦争は なくならないかも知れません。
言いかえると 戦争をやるかやらないかを 永遠に 議論しつづけるその意味での戦争に取って代えることができれば ましであるかも知れません。
《いつまでも〈戦争のない世界はいかにして可能か〉と問い続けるだけの考え》
と
《〈戦争から自由である〉人間の境地》
との
《戦争》
が いまこのように つづく。
大変難解な部分もありますが、議論も戦争の一種と考える事でしょうか、
実際の戦争の代わりに、コロシアム(国際会議)で議論をして爆発前の空気抜き。
解答のない問題を議論し続ける、とは少し違うようですが、どうなのでしょう。
質問者の限られた思考の範囲ですと、2)の三番目に近いのでしょうか。
bragelone様、素早いご回答に大変感謝いたします。
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