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少し前に英語を介してロシア語を勉強してみたいという質問がありました。興味深く拝読しました。教材が日本向けに書かれているわけではないので理解しにくいなどの否定的な意見も多かったんですが、メリットも挙げられていました。ただ、その質問では具体例がありませんでした。そこで、英語を介して第2外国語を学習したことのある人に質問ですが、第2外国語を学習するのに英語を介したからこそ感じられたメリットの具体例をあげて頂くと助かります。
尚、否定的な意見の敷衍を趣旨とする回答はお見送り下さるようお願いします。

A 回答 (5件)

NHK外国語講座を見ていてよくあるのが、「ああ、この単語は英語でいう○○だな」と感じることです。


例えばavoir(仏)は英語のhaveに対応するのですが、それを番組で一言も言ってくれません。
これを一言言ってくれれば一発で分かるのにな、とよく思います。

また欧米語の文の意味を捉えようとしたとき、日本語訳は大変ですが英訳なら簡単にできます。
以前趣味でスウェーデン語の文の意味を知ろうとしたとき、スウェーデン→英語の辞書をネットで探して単語を順に訳すだけでほとんど意味が理解できました。
一方それを試みに日本語訳してみようとしたところ、どうしても訳せないニュアンスが多発して断念してしまいました。

ただ、英語で書かれた文法説明を読むのは苦労します。
日本語で書かれた中に要所要所で重要な単語の意味や重要な文法語を英語で(も)書いてあるような解説書があるといいなと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>以前趣味でスウェーデン語の文の意味を知ろうとしたとき、スウェーデン→英語の辞書をネットで探して単語を順に訳すだけでほとんど意味が理解できました。
スウェーデン語は英語と語順がほとんど同じですよね。

>ただ、英語で書かれた文法説明を読むのは苦労します。
これは慣れていないだけだからでしょう。私たちが初めて英語を勉強した時は日本語での文法説明さえ難しく感じたものです。私はいまだに「仮定法」の定義がよく分かりませんが。

補足日時:2009/01/11 10:35
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#1です、再びの回答失礼いたします。

付け加えさせてください。

否定派の人は、英語で書かれていると微妙なニュアンスがわかりにくいとか
文法用語が難しいなどと理由をあげられていますね。

英語を使う以上、英語が全くわからない人では無理ですが、私が使った参考書は
文法書というよりも文法と練習問題を兼ね備えたもので、説明は英語ですがその
表現はいたって平易なもので、高校生くらいの英語力でも十分に理解できるようなものです。
難しい単語は文法用語くらいですし、文法用語がわからなくても例文を読めば言わんとすることはわかります。
英語でロシア語を学んだことはありませんが、書いてある文法説明がよくわからなくても
例文中どこが太字になっているかで何に焦点があてられているかわかりますし、例文の英訳を見れば意味はわかります。
そして例文にそれほど難しい文章や単語を使うことはまずありません。
(あるとしたら中級以降です。その時点ではダイレクトメソッドも有効です)
学術書はともかくも、一般の人向けに書かれた本でしたら文芸作品ではないので
難しい表現、構文は一切ありません。場合によっては図解も載っています。
実際私の英語力はそれほど高いものではありませんし、文法問題など一番不得意な分野です。
また和訳も非常に不得手です。

思うに英語を英語のまま受け取るイメージ力と(英語力というよりは経験や考える力を
使った運用力)、英語と外国語を見比べた上で「ああ、これを言ってるんだな」と
想像できる人は英語で学ぶことに抵抗がなく、英語力が高くてもニュアンスにこだわる人、
細部にこだわる人は日本語の本を使った方がいいかもしれません。

日本語を母語とする人がわざわざ英語で書かれた外国語の本を使うこともないのですが、
どんな外国語でもそれが外国語である以上、日本語の概念では理解できないものが
あるのは当然です。
その言語そのままの概念で身につけられればいいのですが、初級段階でそれは
難しいのでその言語と近い言語を使うというのは悪い選択ではないと思います。
むしろ日本語に引っ張られずに、よりその言語の概念に近いところでイメージ作りができます。
しかし英語を使って中国語や韓国語を学ぶとなるとかえって難しいかもしれませんね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>否定派の人は、英語で書かれていると微妙なニュアンスがわかりにくいとか
これは ウベドブレ・イグリエガ・ウノさんに代表されるように、難解な英文を和訳しながら読んで行くという古典的な学習法が染み付いていて、そこから脱却できないからでしょう。平易で日常的な単語や表現のイメージを日本語を介さずに捉えると言った、日本では疎かにされがちな基本的なトレーニングが大幅に欠如しているからだと思われます。

>文法用語が難しいなどと理由をあげられていますね。
これは慣れの問題でしょう。文法用語は英語の学習の題材にもあまり登場しないし、日常生活でも頻繁に使う言葉でないだけで、そんなに難しくはないと思います。

お礼日時:2009/01/18 10:24

最初に英語を習得し、次にドイツ語とイタリア語を習得したものです。



質問者さまがロシア語の何を学びたいかによると思います。
私はヨーロッパで長いこと暮らしているため、学問と言うより生活や
ビジネスに必要な言葉として習得したのですが、そういう意味では
英語を介した方が多言語は何倍も習得しやすいと感じます。
いわゆる「会話」として学ぶ場合ですね。

ただ、学問として言語を学ぶ場合には、二つのまったく別のことですから
それは英語を介するとややこしくなる場合も多いのではと推測します。


上記を踏まえたうえで、私の場合のメリットを説明させていただくと、
まず、言語というのはその国の文化や習慣に必要なものを中心に
発達していくため、日本の謙遜を美徳とする考え方を頭に入れたまま
別の国の言語を学んでもなかなか頭に入っていかないところがあると思います。
(逆に欧米人が日本語の敬語が難しいと感じるのは、
文法や決め事をおぼえるのが難しいのではなく、彼らにとって
自分を低めて相手を高めるという謙譲の感覚が理解できないためです)

そのため、1度英語(に限らず他の言語でも良いのですが)を学んで
その感覚を掴んでおくと、別の言語を学ぶ時にも役に立つことは多くあります。

例えば、Do you want to help me? という言葉を日本の学校で
学ぶとおりに訳した場合、「私を助けたい?手伝いたい?」となってしまうため
「何、この図々しい人!」と思ってしまいがちですが、これは感覚的には
「私のこと、手伝ってくれる?」という意味であり、カジュアルな間柄では
非常によく使われる言葉です。おまけにこれをそのままドイツ語やイタリア語に
訳しても意味はやっぱり「手伝ってくれる?」となるために
その言語に慣れていなくてもその文章に入っていきやすくなるんですよね。

余談ですが、プロポーズはDo you want to marry me?であり、
Would you please marry me?では決してありませんよね。


他に文法的なことでいえば例えば使役動詞ですが、これは日本人には
とっつきにくい文法だと思います。しかし英語が頭に入っていれば
その他の国の使役動詞も単語を変えるだけで意味がわかりますので
余計なことに時間を取られずにどんどん先へ進むことが出来ますよね。

そのほかに、再帰用法についても、英語がわかっていれば
その他の言語の再帰動詞を非常に受け入れやすいですし、
私の場合はドイツ語で再帰動詞について勉強していたので
イタリア語を始めたときも非常に楽でした。

このように、日本で日本人として日本語を話しているだけでは
感覚的にわからない言い回しや文法などが、英語とその他の言語では
共通していることも多いため、私は英語を介して多言語を
勉強することはより深い理解と時間の短縮のためにも非常に有効だと感じます。

ただ、ロシア語については知識がありませんし、はじめにおことわりしたように
文学として言語を学ぶばあいにはその範囲ではありませんことを
お断りしておきます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

英語を介して第2外国語を学ぶのには賛否両論があるようです。
賛成派の人は英語を英語のまま理解し、英語の運用力も高いように感じます。一方で、否定派の人はシェークスピアとかディケンズなどの難解な古典文学などを読破していても、運用力に欠ける 化石のような英語学習をしてきたように思えます。

お礼日時:2009/01/15 18:16

第2の外国語を態々、英語なんて外国語で説明する必要は100%


無い筈ですが。如何思いますか? あなたは100%日本人でしょうね。そうでないと仮定し英語能力が100%であれば、日本語は全くお分かりになりませんね。ところで、”駅”これは日本語ですね。英語では何ですか? はたして、”station”と100%同じでしょうか?
ご存知ですよね。このことを基礎として、私が言わんとするところも、お分かりですね。以上、これで終わりにしましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

質問でも「尚、否定的な意見の敷衍を趣旨とする回答はお見送り下さるようお願いします。」
と但し書きしていたんですが、「敷衍」という言葉が難し過ぎたでしょうか? 「敷衍」とは「意味・趣旨をおし広げて説明すること。例などをあげて、くわしく説明すること。」という意味です。

>如何思いますか?
そのことについて語学の達人の方に意見を伺いとと思い、質問を出しました。

>ところで、”駅”これは日本語ですね。英語では何ですか? はたして、”station”と100%同じでしょうか?
厳密には railroad stationです。stationだけだと「駅」以外の意味がありますから。しかし、何を仰りたいんでしょうか?

私はドイツ語も少し齧ったことがあるんですが、次の文はどう訳しますか?

Ist Ihr Bruder junger oder alter als Sie?

ここで Bruderをどう和訳するか悩んでいるよりも“Is your brother
younger or older than you?”と英訳した方が手っ取り早いと思うんですが、どうでしょう?

お礼日時:2009/01/15 17:57

私はスペイン語のサブ教材として英語で書かれた


動詞活用ドリルと単語ドリルを購入しました。
現在お願いしている個人教授の先生(中南米出身)とのレッスンでも、例えば
単語を聞いたり意味を教えていただくとき英語を使って教えていただいています。

メリットといえば両者によく似た単語が少なくないので
日本語を通さない分概念で理解できること、
日本語にないニュアンスが理解できることです。
スペイン語で書かれた文章を読むときに日本語訳を使うより
日本語よりは系統が近い英語を使った方がダイレクトにイメージで
伝わってくる感じがしました。
特に時制や法の使い方などは日本語よりも英語を通してのほうが
わかりやすかったです。
当然かもわかりませんが、英語で読み理解しようとするので英語力が伸びます。

これはヨーロッパ系の言語だからできたことかもしれませんが、
もし英語が出来るなら先生選びに幅がでますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

あの質問では ウベドブレ・イグリエガ・ウノさんは否定的な意見の代表でしたが、multi_ponさんほど英語ができないと解釈しました。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4587162.html

お礼日時:2009/01/11 10:32

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