この人頭いいなと思ったエピソード

よろしくお願い致します。

知人が所有している土地は境に柵や塀など設けず20年以上管理もせず鬱蒼とした雑木林です。地目は山林、課税上は現況宅地(現状は雑木林)に自生していた樹木を隣地所有者に無断で大小合わせて根本から50本以上切られてしまいました。
知人はその事実を知って切った隣地所有者に損害賠償請求をしたいと私に相談が有りましたが、私は法律知識が乏しいのでこの場をお借りして皆様にご教示お願いします。

(1)損害賠償額となる樹木の価格は何を基準に決められますか?
(2)価格算定が難しい場合は原状回復の請求、或いはこれにかかる費用の請求が可能でしょうか?
(3)上記(2)が可能な場合、高額な請求となりますが裁判等で認められますか?
(4)訴訟をするのなら高額請求できる方法で行いたいと言っておりました。可能でしょうか?
(5)裁判に負けることは有りませんよね?

以上、よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (3件)

> (1)損害賠償額となる樹木の価格は何を基準に決められますか?


換価価値。

> (2)価格算定が難しい場合は原状回復の請求、或いはこれにかかる費用の請求が可能でしょうか?
回復の必要を争うことになると思いますが、私だったら必要無しと判断します。

> (3)上記(2)が可能な場合、高額な請求となりますが裁判等で認められますか?
無理でしょう。
請求するのに、裁判所に請求額に応じた印紙税を納めることとなりますが、その分損する結果になると思います。

> (4)訴訟をするのなら高額請求できる方法で行いたいと言っておりました。可能でしょうか?
自分にとっての価値は100億円だから、他の人から見たら千円だけど、100億円請求するという裁判でも、受け付けて貰えるはずですよ。
上記の通り数億から数十億円の印紙税を支払わなくてはならないから損するだけですけど。
これで無茶なことを抑止している面があるから。

> (5)裁判に負けることは有りませんよね?
争点はいっぱいあるから、負ける可能性はあるし、買っても雀の涙の金額という可能性も高いと思う。

この回答への補足

早速のご回答有り難うございます。

補足
結論から言うと経済的利益は見込めないと思って言いようですね。実は知人は現状回復の見積もりを取ってました、びっくりするほど高額でした。その見積もりを根拠にして訴えたいとも言ってましたが、訴訟は受け付けられても裁判では認めて貰えませんね。

補足日時:2009/01/24 20:57
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(1)損害賠償額となる樹木の価格は何を基準に決められますか?



その樹木が製材して材木として流通できる価値があるならその金額、または材木としてではなくともその他の商品価値があればその金額になります。

(2)価格算定が難しい場合は原状回復の請求、或いはこれにかかる費用の請求が可能でしょうか?

価格算定が難しい場合とは、要するに市場価値が無い場合です。つまりゼロと査定されます。

また現状回復の請求は通りません。

樹齢20年以上の樹木の再生には20年以上かかります。実際問題として実行不可能な事は請求しても裁判では認められません。

なのでこのような場合は慰謝料として請求することになります。

(3)上記(2)が可能な場合、高額な請求となりますが裁判等で認められますか?

樹木を伐採されたので、その損害を請求すると共に、精神的苦痛に対する慰謝料を請求する。のが順当と考えます。

(4)訴訟をするのなら高額請求できる方法で行いたいと言っておりました。可能でしょうか?

損害に関しては実費、慰謝料については放置していた樹木に思い入れがあると主張しても苦しい話ですので、認められたとしてもわずかな金額と思われます。

(5)裁判に負けることは有りませんよね?

何をもって勝ち負けとするのでしょうか?

伐採された樹木に商品価値が無いとされて損害賠償にならなかった。

裁判で認められた慰謝料もわずかで、弁護士費用や訴訟に取られた時間と手間を考えれば大赤字になってしまった。になる可能性はありますよ。

質問文を読んでると勝った負けたより、お金が欲しくて仕方ないようですので、勝って慰謝料は取れたけど赤字。では意味ありませんよね。
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この回答へのお礼

お忙しい中、早速のご回答有り難うございました。

補足
そうですね大赤字に成る可能性大ですね。本人は地元ではかなり裕福な人です、前回の話し合いが不調に終わったことから、お金の問題ではなく合法的に懲らしめたい思いが強くなったようです。

お礼日時:2009/01/24 19:16

20年以上ほったらかしの雑木林の50本の木に、価値があるとは思えません。



損害賠償というのは、何か損害をこうむったものに対して、お金で代償を払ってもらうというものです。

そもそも一般的価値がないものに対しては、裁判を起こすほどの賠償金額になるとは思えません。

当人にとっては価値あるものでも、それはあくまで主観で、一般的価値があるものでなければいけません。

お話を読んでいると、ただ単に無断で切られたことに対する憤慨があって、相手を懲らしめてやりたいという感情的な要因で裁判をしたいだけのように見えます。

裁判以外の解決方法があるような気がします。

この回答への補足

早速のご回答有り難うございます。

以下は補足です。
雑木の中には樹齢100年以上の大木も数本有ったそうです。現状回復の請求も出来ないのでしょうか?以前裁判以外での解決も試みたそうですが不調に終わったとの事でした。

補足日時:2009/01/24 18:46
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