餃子を食べるとき、何をつけますか?

徒弟奉公とは、昔ヨーロッパで自分の子供を他の家のところに、いわゆる職業体験に行くことだと認識しています。

では具体的に子どもたちは何をしていたのでしょうか。
男児と女児で違いはあったのでしょうか。
それとも前述した認識が間違えているでしょうか。

気づいたことがあったら教えてください。

A 回答 (1件)

いくつか違う点があります。


1.徒弟制度そのものは,別にヨーロッパだけではなく,日本でもあります。また昔に限ったことではなく,現代でもあります。
2.「職業体験」ではありません。敢えて言えば就職そのものです。一般的に徒弟制度があるのは,技術の習得に長い期間がかかる職人の世界です。

>具体的に子どもたちは何をしていたのでしょうか。
幼い頃は,親方の家庭の手伝いや子守,職人の手伝い(水くみや道具運びなど)をしながら,その仕事の様子を見ます。ある程度の年齢になると,下働きのような形で一番簡単な仕事から始めます。

とは言っても,学校ではありませんから,誰も親切に教えてくれる人などいません。基本的には自分で職場の「空気」を吸いながら,自然と学んでいくのです。

多少難しい話になりますが,このような学び方を「正統的周辺参加論」といいます。学校のように体系化された知識や教え方があるわけでもなく,教室や先生があるわけでもないのだけれど,なぜかきちんと技術が習得され,受け継がれていきます。

現代でも,「噺家」や「将棋」の世界(内弟子制度と言います),伝統工芸の世界には,このような徒弟制度が残っています。ただ,現代は義務教育があるため,かつてよりも徒弟奉公に出る時期が遅くなっています。また,労働基準法があるため,かつてのように食事と小遣いだけでただ働きが当然という,「徒弟奉公」の形も変わってきてはいます。

>男児と女児で違いはあったのでしょうか。
これは,どちらを「職人」として育てるかで違います。一般的には男児が職人になりますから,女児の場合は下働きから女中奉公で「徒弟」ではありません。でも,例えば戦前の美容師などは女性の「徒弟奉公」が当たり前の世界だったようです。
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この回答へのお礼

詳しく書いて下さってありがとうございます。

現代でも徒弟奉公があるとは驚きでした。

お礼日時:2009/02/07 22:14

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