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JR各社は、国鉄を親とする兄弟とは言えども競合する路線があれば、
敵同士という関係になります。その例は以下の通り。

(1)【JR九州 vs JR西日本】
 博多⇔小倉。 山陽新幹線とソニック
(2)【JR西日本 vs JR東海】
 新大阪⇔米原。 新快速と東海道新幹線。
(3)【JR東海 vs JR東日本】
 熱海⇔東京。 東海道新幹線と踊り子。
(4)【JR東日本 vs JR北海道】
 八戸⇔函館。 白鳥とスーパー白鳥。

さて、(4)の場合、一般の利用客にはあまり知られていませんが、
白鳥は東日本車両で、スーパー白鳥は北海道車両です。
これらはネーミングも運行も共通しているため、
「同一区間内で2社が競っている」という印象はありません。
(1)(2)(3)の場合はそれぞれ2社が熾烈なシェア争いを繰り広げていると
いうのに、(4)だけ例外的な気がします。

そこで質問。
・「八戸⇔函館」の区間において、2社の車両が平等に運行するのは何故?
・JR東日本とJR北海道の間には利害関係の対立は無いのでしょうか?
 また、北海道新幹線開通により、新たに利害関係が発生する可能性は?

「JR東日本とJR北海道の競合関係は?」の質問画像

A 回答 (6件)

白鳥とスーパー白鳥については他の方の回答のとおりなので北海道新幹線開通後の「利害関係」についてだけ触れさせていただきます。



東北・北海道新幹線の営業上の境界は新青森駅です。
現段階での話ですが「津軽海峡線」のうちJR東日本・津軽線は存置、JR北海道・海峡線は当然存置、同・江差線はJR北海道からの経営分離が決定的です。

以上を踏まえて北海道新幹線開業で現在の白鳥・スーパー白鳥は間違いなく廃止されるでしょう。(運行される理由がありません)

北海道新幹線と白鳥との競合は考えられません。

強いて挙げると新青森駅~奥津軽駅(現在の海峡線の津軽今別駅・津軽線の津軽二股駅)は津軽線(青森駅~津軽二股駅)、北海道新幹線(新青森駅~奥津軽駅)の形でJR両社が並行する形にはなります。

しかし「競合」になるほどの利用はなく「競合」と言うほどの関係になるとは思えません。

本州~北海道の夜行列車が北海道新幹線開業後も存置された場合も部分的に「競合」とも言えます。ただし、夜行列車と日中しか走らない新幹線ですから「競合」と言えるかどうか…

つまり北海道新幹線開業後も並行区間に関する両社の利害関係はないと思っていただいて良いでしょう。
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他の方も仰っていますが、(1)~(3)と(4)の事例は明らかに異なり、競合関係にありません。



(4)の場合、JR東日本とJR北海道がそれぞれの車両を用い、共同運行しているに過ぎません。
たとえ他社の車両であっても、自社線内を運行している場合、それは自社の車両と同様ですから、
例えばスーパー白鳥に乗って八戸~青森間を利用しても、JR北海道には1銭の収入も入りません。

ご質問の件ですが、他社の車両を運行すると車両使用料が発生します。
しかし、相互直通の場合はこの使用料を相殺するため、両社の車両の乗り入れ先の走行距離が
同じ程度になるよう調整するのが一般的で、白鳥・スーパー白鳥もこれに当て嵌まります。

利害関係ですが、本州から函館方面へJRを使う利用者が増えれば、JR東日本もJR北海道も
運賃収入が増えますから、お互いに協力関係にあり、相互乗り入れをしている訳です。
この先北海道新幹線が開業すれば、本州~北海道のJR利用者は確実に増加しますから、
両社の協力関係はさらに強くなるものと思います。
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 鉄道会社同士の関係は安易に敵味方に分けないほうがいいでしょう。

ネタ作りのために鉄道雑誌とか安っぽい暴露本では、対立関係を演出しますが、A社がサービスアップしたのに対してB社もサービス向上、なんてことを競い合ってやろうとしても、車両や施設に関するコストが膨大すぎて儲けになりません。
 せいぜい
「今度老朽化に伴って、線路や車両を更新するから、新車を入れてスピードアップして、競合他社に預かってもらっていたお客さんを返してもらおうか」
 程度の認識、競合他社のほうも
「まあ、乗客は減らないほうがいいけど、相手のほうだって設備更新しなければいけないし、それでうちが不利になるのは仕方がないよね。うちも将来の車両更新で対抗するかもしれないけど、儲けにならなければ現状維持するだけかな、『談合』と誤解されると困るので、メディアには『A社との競合はうちも憂慮している、今後対抗措置を検討する』と喋るけど。」
 というのが幹部の本音かと考えられます。こうした話も、JRと私鉄で大阪~三宮・宝塚とか、名古屋~豊橋・岐阜、両方の駅舎が隣接しているようなレベルではじめておこる話であって、ここで挙げたケースでは、

(1)はまあ、格安回数券である程度乗客確保を図ろうかという考えもあるようですが、
(2)は「こだま」の空席を少し埋めれればいいかな、程度の話(新幹線側はあまりお得感もない回数券を販売する程度)
(3)のケースなどでは、競争という認識もない
  というのが現状かと思います。

 で、(4)に関しては、「補完関係」であって競争関係でもありません。直通したほうが利便性が高くなって乗客が増えるという補完関係にあるから、車両を直通運転させているわけです。
 ただ、共存共栄という建前のもと、相互に車両を直通させると、相手方の会社に一方的に車両を酷使される、という形で利害関係が生じる可能性があります。もっとも、そんなことで対立が表面化するのも、企業イメージが落ちますし、場合によっては国土交通省から指導を受ける結果になりますので、現場乗務員の愚痴になる程度の問題に留まるものと考えられますが。
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(1)~(3)の事例と(4)事例は明らかに異なります。


八戸~函館を乗車した場合、八戸~中小国はJR東日本の路線で、中小国~JR北海道はJR北海道の路線であり、「白鳥」と「スーパー白鳥」はそれぞれの路線に相互乗り入れしているだけです((1)~(3)は路線自体が異なるので、競合関係にあります)。相互乗り入れするのは、乗客の利便性を考慮し、お互いに車両の出し方を分担した結果です。東海道・山陽新幹線を直通する「のぞみ」もJR東海とJR西日本の車両があるということをお考えいただくとわかりやすいかと思います。

基本的に、JR北海道とJR東日本が競合になることはないのかなと思います。仮に、新幹線ができたとしても、新青森を会社間の境界駅としても、列車自体は直通するでしょうし。ただ、航空会社との提携関係は微妙に影響を与えるかもしれませんが・・・。

なお、東海道新幹線とJRの新幹線の相互乗り入れが行われていない理由は、電圧の差異や、運行系統の複雑化といったところに起因すると思います。
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元東の駅員です。



以外かもしれませんが現在箱根の山を隔てて対立関係にあります。
東海・西日本・四国・九州 VS 東日本・北海道・貨物
このようになっています。
原因はあまりに馬鹿馬鹿しいので省きますが、旅客会社で東の味方は北海道だけです。
そこと競合などするわけは有りませんしこれからもしないでしょう。
競合したら東だけ完全に孤立しますからね。
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競合関係にあるとして挙げられた例はいずれも補間関係にあって、棲み分けがちゃんとできており、乗客の取り合いは起きていないでしょう。

ただ、JR東日本と東海は感情的な対立関係にあり、事々にいがみ合っています。その一番の例は東海道新幹線とJR東日本の新幹線路線との相互乗り入れが全く行なわれておらず、渡り線すら設けていないという乗客の便宜を無視した争いをしています。
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