インド以西からトルコまでの区間は多くの国で渡航自粛、または退去の指示が出ています。
しかしながら、昔は旅する事が治安の面で可能であったと聞きます。
確かに、革命以前のイランの風景を見るとテロが跋扈している今とはまるで別の国です。
パキスタン、アフガニスタンはどうだったのでしょうか?
他にも、シリア、レバノン、イラク、サウジアラビア・・・
西アジアにおける現在の混沌はアメリカが原因と言われております。大部分は油の利権なのでしょうが、出ない地域もあります。
他にどんな事が挙げられますでしょうか?
いつの日かこの地域を旅する事が可能な日が来るのか皆様のご意見よろしくお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
1919年8月にラワールピンディ条約で独立したアフガニスタンは、当時の国王であるアマヌッラー国王の元、国内の近代化を進めていました。
その端的な事例が、女性の地位向上を目指した教育改革です。
独立行政法人国際協力機構(JICA)に、平等の教育を行っていた時代に大学生時代をすごした女性の方のインタビューが有りましたのリンクを参考URLに記載します。
>彼女の祖国アフガニスタン、当時の様子を聞いてみた。彼女の学生時代は、女性だけで映画やピクニックに行ったり、自由な生活を楽しむことができた。女性の服装も、長袖のシャツにひざ下のスカートにストッキングで、今とは逆にパンツをはく人はいなかった。
極めて女性差別が強い(女性差別に対して、問題提起した学生に死刑判決が出た)と言われているアフガニスタンでもこの様な時代がありました…。
参考URL:http://www.jica.go.jp/afghanistan/office/informa …
ありがとうございます。
アフガニスタンの混迷時代を体験した方の声を聞く事が出来たのは大変参考になりました。
西欧的生活を望む国民とそれを嫌うイスラム保守化のぶつかり合い、そして共産運動が入り混じり出来上がったものがアフガニスタンの混沌と感じられました。
西欧的イスラム国家で発展を遂げたところはあるのでしょうか。
現在においても相容れた国家が無ければ夢はしぼんでしまいます・・・。
ここにユダヤ教が関わってきたのが中東なのかな。
No.3
- 回答日時:
パキスタン、アフガニスタンではロシアの南下政策も大きな原因です。
ロシアの南下を阻もうとイギリス、アメリカが対抗します。石油の利権はもちろん最大の原因で、部族間の利益の囲い込みが行われ、オスマントルコ帝国が分裂するにいたりました。イギリスなどは元来部族分裂を利用しての植民地支配が上手で、中東、西アジアは混乱状態になります。「アラビアのロレンス」で有名なT.E.ロレンスは、イギリスの情報機関出身であるにもかかわらず、アラブの統一に向けて尽力するのですが、部族間の対立は手に負えるものではありませんでした。
彼は失意のうちに帰国し、オートバイ事故で死んでしまいます。
アメリカが外的要因として大きいのですが、貧困の原因を、すべてアメリカをはじめとする欧米諸国の搾取のせいだとするイスラム教団の教育も大きな要因です。
アメリカが撤退すればすべてが解決するかといえば、むしろイスラム社会の制度による貧富の差、人口増加に伴う富の分配の減少と不公平などが内在しており、かつ政教不分離の政策、現代の技術革新を阻むイスラム原理主義などがあって、そんなに解決が簡単なものではないと思います。
ありがとうございます。
全てはイデオロギーの対立なのですね。
アメリカを全ての元凶として責めるのは簡単ですが、彼ら欧米諸国の基で成長した日本を考えると声を大にするのは憚られます。
旅行したいなんて軽く書いてしまいましたが、この地域の混乱の片棒を日本も担いでいるのですよね。
No.1
- 回答日時:
イラン、パキスタンは平和そのもので穏やかな国でした。
イラン人は人懐こくて良い思いでです。
少なくてもソ連がアフガニスタンに侵攻し、イランでイスラム革命が起きるまではですが。
混沌の原因はアメリカが介入した為に起きた宗教紛争に尽きるのではないでしょうか。
早く現地の人たちが結束して新しい国づくりをしてもらいたいです。
あと何十年かかるのでしょうか。
早速のお答えありがとうございます。
イラン、パキスタンが穏やかな国だったとは今では全く想像できません。その時代に体験できた事うらやましく思います。
昔は西欧の思惑に左右されない国を自分たちで作る事が出来ていた時代だったのですね。
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