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毎度お世話になってます。
2009年のF1に出走している、レッドブルとトロロッソの2チームですが、基本的にエイドリアン・ニューウェイデザインの物を使っており、
違いはエンジンとエンジン回りくらいだと思うのですが、2チームのラップタイム差が2秒くらい開くときがあります。

ドライバーの差だけじゃない、明らかなマシン性能差があると思いますが、なぜあんなに違うのでしょうか?

A 回答 (2件)

トロロッソの予算はレッドブルの約半分らしいです。


レッドブルの予算は約2億ユーロ(270億円)と言われています。

エイドリアン・ニューウェイの設計図を、
そのまま全てトロロッソにも渡されているが、
予算の関係でそれを即座に利用するってわけにはいかないようです。
ダブルディフューザーにするには、
サスペンション周りの変更など、大幅な修正が必要で、
約200万ユーロ(2億7千万円)かかるとの事。
だから、レッドブルでの開発が十分に進んでから、
トロロッソで採用しようと待っているようです。
あと2~3戦くらいは現状維持かな。



ちなみに昨年の2008年は、今年とは逆で、
レッドブルよりもトロロッソの成績が上でした。
レッドブルより先に、初ポール&初優勝してしまったほどです。
これは、ベッテルの才能でもあったでしょうが、
エンジンの差が大きかったと言われてます。
同じ設計図から作られたマシンで、エンジンだけが違うのですから。
一説にはルノーエンジンは30馬力も劣っていたとも。
そういうわけで、2009年にむけてルノーエンジンの改良が認められ、
エンジンの差がほとんど無くなったことも、
今シーズンのレッドブル好調の理由の1つでしょう。
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シャシーもだいぶ違います。


基本設計はレッドブルテクノロジーですが、それをアレンジし、組み上げているのがトロロッソシャシーになります。
http://f1-gate.com/tororosso/
開発テンポとしては、レッドブルより数レース分遅れています。
具体的には空力処理がかなり変わってきてます。
今週のイギリスGPを良く見てください。
フロントなどまったく変わってますし、わかりにくいですけどリアディフューザーの処理も違う。
サスペンションジオメトリーも違い、重量配分はトロロッソのほうが少しリア寄りで、これらはダウンフォースとタイヤマッチングにおいてかなり影響します。

今年のF1は特にタイヤへの入力特性が問われるシーズンのようで、早い段階で発熱させることのできるレッドブルの最新のマシンがいい結果を出しているのでしょう。
シルバーストンなどのハイスピードコーナーがあるコースではそれが顕著に出やすいのだと思います。

もちろんドライバー+技術陣のタッグの力量差も否めない。
技術陣の中心ジョルジオ・アスカネリは実力のある人ですけど、ブルデーではねぇ。むらがありすぎて評価できません。
ブエミは新人としては良くやってますが、まだまだ走りを覚えるほうが先ですし。
それに前述のURLにもあるように、金曜日はフェラーリの圧力で古いエンジンを使わざるを得ないようです。

親チームのレッドブルはマシン/タイヤに関しかなり理解を深めているようですが、トロロッソはまだそこまでのレベルに達していないと感じます。
一言で言っちゃえば「開発力とリソースの差」でしょうか。
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この回答へのお礼

同じデザインでも、セッティングのやり方とか、「開発力」の差があれだけの大差を生むのですね。

どうせならまったく同じサスペンション&エンジンにすればいいのに・・・と思ってしまいます。
あと、ドライバーの差も大きい気がしますね。

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/21 12:23

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