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20年位前にうつ病になり、抗欝薬や精神安定剤などを処方され、今でも1日10種類近い薬を服用しています。精神症状はわりと落ち着いてきたのですが、緊張したり疲れたりすると身体の症状がでてきます。中でも特に悩まされているのが、舌の引きつった状態で、ずっと続いています。症状が現れてから15年くらいになります。疲れたり、緊張したり、興奮したりしたときは特にひどく、しゃべるのも辛く息苦しくなることがあります。これが、頭痛や肩・背中の凝りと重なったりすると最悪で、日常生活もままならなくなります。内科・口腔内科・耳鼻科にもかかり検査を受けましたが、特に異常はないとのこと。精神科の先生は、安定剤の副作用も考えられるということで、処方を変えられたこともありますが、全く弱まることがなく、途方にくれています。もし、このような症状をご存知で、よい治療法を知っておられる方がおいでな
ら、教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
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No.1ベストアンサー
- 回答日時:
精神科医です。
精神科の先生(主治医)の診断を第一に必ずしてください。ここでは、参考意見を述べておきます。恐らく、長年の抗精神病薬などの副作用である遅発性ジスキネジア(TD)だと思います。
TDの異常不随意運動の発現は、舌>口周辺部>顔面 の順に多く、TD発症患者全例に顔面口部に、繰り返し唇をすぼめる・尖らせる、舌を左右に揺らす・突き出す、ガムをかんでいるように口をモグモグする、歯をくいしばるなどの何らかの異常を認めます。また、一部の症例に四肢などの異常運動を認める。通常は随意運動を障害しないが、ときに日常生活動作に支障をきたすことがあります。さらに、嚥下反射の障害による誤嚥性の肺炎や、呼吸筋の不随意運動による呼吸障害を引き起こした症例が報告されています。
抗うつ剤では余りケースは少ないけど、抗精神病薬での副作用が圧倒的です。もしTDであるとすれば、抗精神病薬の中止又は漸減、変薬などの処置をとるしかありません。
錐体外路症状は、抗精神病薬によってよく見られます。
他にも、遅発性アカシジアや遅発性ジストニアなどがありますが実際に診察しないとわかりません。
主治医の先生は「副作用」と言っているのだから遅発性症候群だと思います。諸説分かれますが、抗パーキンソン剤の投与(アキネトン、アーテン)などは、却って遅発性症候群を悪化させることがあり、注意が必要です。
主治医の先生の指示のもと、対象薬剤の減薬、中止、変薬を考えたいところです。
今までこの件に関して、インターネットを通して相談してきましたが、一向に返事がなくとても困り果てておりました。このたび、御返事をいただき、とてもうれしく感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。いろいろ詳しく書いてくださって、それも専門家の方だったので、とても信頼できる内容でした。一つ、思い当たる節といえば、欝になった当初ドグマチールという薬を長く服用しておりました。そのときから引きつりがあったように思います。ドグマチールはもう飲まなくなっているのですが、それから長年たくさんの精神薬を飲み続けてきました。おそらく、飲み続けているせいで、引きつりが取れないのだと思います。だいぶ薬は減ってはきましたが、今飲んでいる薬は、ルボックス25・1錠、セルベックス50・3錠、リボトリール0.5・3錠、ワイパックス1ミリ・3錠です。先生の言われたように主治医とも相談してみたいと思います。また、相談してもよろしいでしょうか。
本当にありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
全くの素人です。
ですが不安神経症が完治してから約30年が過ぎました。32歳で完治しましたが、其れからは仕事に没頭していて神経症になった事も、治った事も忘れていました。最近インターネット等で神経症の相談やら、質問やら、医療関係の宣伝等が多数見かけられます。貴方の場合には精密検査を受けている事から、体には異常はなさそうです。
神経症は症状は様々とありますが、その原因は皆同じ事で発症しています。それは「意識をする」と云う事です。貴方の場合には「舌の引きつり」と云う事です。
神経症の中に書痙と云うものが有ります、是は書く事を意識して書けなくなってしまう事です。不眠症と云うものが有りますが、是も眠ることを意識して眠れなくなってしまう事です。不安恐怖症と云うものが有りますがこれらも全てが「意識をした」と云う事が発症の原因を作っています。そうして症状名は具体的に「意識をした事」が症状名と云う事になります。
在る医療関係のホームページには「書痙の原因は分かっておりません。
ストレス等による心因性の問題だという考え方からジストニアという大脳基底核の不調の一種であるという考え方まで、幅広くあります。」
上がり症と云うものも、対人恐怖症と云うものも、全ての神経症は一つの単純な事が原因で発症しています。現代医学でははっきりと「心の病の原因は特定は出来ない。」というジレンマに陥っているようですが、自分で不安神経症が完治した事で分かった事が有りますので書いてみます。
神経症や精神疾患や自律神経失調症等や、広い意味においては悩みや、苦しみや、心の辛さ、或いは生き難さ等全てに共通しているものが有ります。それは心の分裂、或いは心の対立、或いは心の矛盾と云うものが根底にあります。自分の心が「何者かに」圧迫されているという事です。
具体的に貴方に書いてみます。にわかには信じられないかも知れませんが、今は分からないかも知れませんが、心に留めておいてください。貴方が私の言う事を理解できるようになった時には、貴方には、「舌の引きつりに悩まされています。」と云う意識そのものがなくなっています。つまり気にならなくなっているという意味になります。
人間には自我意識が有ります。つまり貴方が思っている意識の事です、「舌の引きつりに悩まされています。」と感じている貴方の意識の事です。ですが人間にはもう一つ意識が有ります。この意識が自覚されない事が人間に障害や、悲劇を起こしています。
これから書く内容によって何かを読み取って頂けたら良いと思います。人間が意識をした時に思い通りにならない事が有ります。優勝が掛った一打を意識して打つような場面です。その時に自我意識が前面に出てきて打ったとしたなら、多分うまくゆきません。何故ならば自我意識では体を自由に使えないように出来ているからです。
意識を引っ込めたままにして打つ事が出来た時にはうまくゆくと思います。意識を引っ込めた状態と云う事が「キーポイント」になります。貴方の場合には「自我意識が舌を動かそうとしている」からです。是だけでは分かり難いと思いますのでもう一つ例を挙げてみます。
歩く事を想定してみて下さい。一つは誰もいない野原です、季節は春でも秋でも良いと思います。貴方の目に入ってきた光景を目で鑑賞しながら、只歩いています。この只歩いているという事の意味は「自我意識が体に歩くという事を指令していない、或いは、歩いている事さえ忘れている。」と云う意味です。つまり心には感じる事が色々あるのに、歩く事に関しては無意識的になっているという意味です。どんなに長く歩いていても疲れは対して感じていないはずです。是が東洋思想の「無」と云う事になります。
それに対して100メートル上空に幅90センチメートルの畳をセットして歩く事を想定してみて下さい。体は自由にはならないはずです。是は自我意識が引っこめなくなって「自我意識が体を制御しようとしている」と云う事に相当します。この状態で歩く事は、体も心も大変に疲れてしまいます。
精神疾患になって生きているという事は今言った状態で体も心も自我意識が支配して生きている状態の事です。大変に疲れてしまいます。体中が緊張しています、それも四六時中と云う事になります。この事をお釈迦様は「一切皆苦」と表現をしています。
悩み苦しんでいる負のスパイラルに入ったという意味です。悪循環の事です。トンネルの先には闇しか見えない否定的な感情しか湧かない状態の事です。この事を仏教では「無明」(自分が分からない)と云う事で説明しています。
その解決方法が自分自身を知るという事になります。貴方の場合なら自我意識で舌は自由にならないと「知る」と云う事です。自我意識には出来ない。自我意識では舌の事は自由に出来ないと体が分かる。と云う事になります。
具体的には「舌の引きつりに悩まされています。」と云う事を肯定して上げるという事になります。症状として出ている事を受け入れるという事になります。
貴方の症状は、もう一つの貴方の意識が起こしています。それは貴方に「自分の存在が分かって欲しい」と云うサインです。貴方が自我意識で苦労して舌を働かせていてうまくゆかない事から「変わってやってやろう」と云うサインです。貴方が自分では出来なかったと認める事が重要な事になります。それはただ症状を受け入れてやる事です。
その時に貴方の症状を起こした者が全ての解決方法を教えてくれます。人間は自我意識だけ何かをしようとしている事で全ての障害を作っています。我を捨てよ!と云う事は他人に対しての事ではありません。自分自身の自我意識が自分自身のもう一つの意識に対しての事です。
回答いただきありがとうございます。自分なりに症状を気にするまいと意識してきましたが、最近引きつりが強まったような感じがして、質問させていただきました。回答いただいたことを心に留めて、受け止めるようにしていきたいと思います。
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