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学校の課題で、「現在と小泉政権の状況との類似性や歴史的関連性などに留意し、現在の日本政治または官僚制を自分なりに評価し2000字で論述せよ。」という課題が出ました。
小泉政権の評価や官僚制の問題点などを自分なりに調べてみましたが、いまいちよく分かりません。
何かいい切り口やヒントがありましたら教えてください。

A 回答 (2件)

官僚というものは起業できない人間がなる職業なんだよ。


おかしいと思いませんか?
あれほどの勉学の才があるのに起業しないとか。

そうなればおのずと見えてくるものがあると思いますよ。
出題者に反逆するくらいの意気込みで書くと楽しいですよ。
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東大法学部生です。



大学の学年や専攻によって書くべき内容の密度も変わると思いますが、2つほど。

・政治的統合性という観点から
具体的には、政治的決定過程における内閣の主導性の重みです。史的観点から見ても、戦後の内閣法6条制定時代(合議制の大統領としての内閣)から、55体制を経て、橋本行革、その延長線上での小泉の官邸利用手法、更には鳩山政権のウェストミンスターモデルの正面からの受容、という流れは描けるでしょう。文献は一次資料も含めれば大量にありますが、例えば大森彌『官のシステム』、山口二郎『内閣制度』(いずれも東京大学出版会)等から始めてみてはどうでしょうか。

・官僚制の意識変容という観点から
具体的には、「官僚の委縮」として史的にとらえることができるでしょう。つまり、『官僚たちの夏』の佐橋滋のような国士型官僚像が55体制の下で限界に達し、議会政治家的官僚としての調整型官僚像が出てくる。しかしながら90年代の構造不況や官僚バッシング、汚職の露呈等を経て、いわば吏員型として行政技術吏員に留まろうとする傾向を全般としてみることが出来る。そして、吏員として留まろうとする官僚に対し、今日では「官僚主導」を声高に唱える民主党政治家達がいる。官僚の意識調査は、京大の村松岐夫、真淵勝などが継続的にやってますから、そちらの文献を参照してみるといいでしょう。
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