
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
反応式を書くとすれば下のようになりますが・・・
CaCl2 + CO2 + H2O → CaCO3 + HCl
実際にはすぐ逆反応が起こります。
CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + H2O + CO2↑
これは炭酸の酸性度が強酸である塩酸よりずっと弱いためです。
一時的には炭酸カルシウムが生じたとしても、同時に生じた塩酸によって再び溶かされますので、沈澱は生じません。
もし炭酸カルシウムの沈澱として計量したいのであれば、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)水溶液にする必要があります。
この回答へのお礼
お礼日時:2009/10/28 20:57
回答ありがとうございます。
ふと思ったのですが、CaCl2は中性ですよね?
じゃあそもそも二酸化炭素とは反応しないのでしょうか…
No.2
- 回答日時:
CO2の濃度がそれ程小さくない場合には、[CO3^2-]≒K2=5*10^(-11)M と近似できます。
またCaCO3の沈殿に関しては、次の溶解度積が成り立ちます。
Ksp=[Ca^2+][CO3^2-]=5*10^(-9)
此から沈殿が生じる[Ca^2+]を単純に考えると、
[Ca^2+]>Ksp/K2=100M
濃度100Mから察すれば、一般には沈殿しそうにないですね。
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