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近代日本の軍服に関して質問します。
薩長の軍服など最初の西洋式軍服がどこで作られたものか教えて下さい。

A 回答 (3件)

制服の輸入ルートがはっきりしているのは幕府陸軍だけです。

彼らの制服はフランスで縫製されました。

薩長の中で一部は洋服を着用していましたが、何処で作られたかはほとんど現存していないため不明です(薩摩藩士の服が現存してますがボアの袖付き羽織でした)。肥前の藩主は米国の古着でした。上田藩は生地を購入して日本で洋服っぽいものを縫ったようです。

国内から時々南北戦争のボタンが発見されますので、南北戦争のお古を大量に輸入(当時は戦争が終わって余剰になっています)した可能性があります。
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この回答へのお礼

真に有難うございます。
大変役に立ちました。
もし、可能でしたら、出典を、お教え願えないでしょうか?

お礼日時:2009/11/29 18:25

幕府陸軍は幕府文書(当時の公文書記録)と現物確認(ボタン・ヘルメット・バックルが現存してます)です。



その他は現物確認です(元の持ち主もはっきりしているもの)。
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この回答へのお礼

貴重な情報を有り難うございます。

北沢防衛相が事業仕分けを批判して「軍服を外国に作らせるなんて聞いたことが無い」と発言したことを知りました。
最初の我が国の軍服が外国製であるなら、防衛相の発言は正されるべきと考え、正確な歴史を知りたくなりました。

お礼日時:2009/12/01 17:15

言いたい事は分かりますが、日本は明治時代、軍艦・制服その他を外国に依存したため膨大な対外債務を抱えた事実があります。

昭和の大戦で日本が割譲されなかった理由の一つは対外債務が無かったことです。現在も政府調達では原則国内調達(個々の企業が外国で製造する場合がありますが、責任は国内企業にあります)を旨としているため、海外への借金依存せずに済んでいます。

発展途上国(幕末の日本も洋服製造技術がありません)など製造技術が無い国は海外依存していますが、国内調達可能な国で海外依存している国はほとんどなく、海外依存となれば国内産業を死滅させるだけでしかありません。更に自衛隊が用いている戦闘服は日本にしか無い生地でできています。
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この回答へのお礼

高いご見識を伺え、感謝いたします。
有り難うございました。

お礼日時:2009/12/01 19:54

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