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ルミノール発光について

先日、ルミノールのアルカリ溶液に過酸化水素水とヘキサシアノ鉄(?)カリウム溶液を加える実験をしました。
暗所で行ったところ、青白く発光するのが確認でき、発光の色からその光の波長を推定することにしました。
最初私は、人間の目には物体が吸収した色は見えずに、吸収されなかった色が透過光として見えるはずだか
ら、ルミノールは黄色の光を吸収して青白く光ったと考えました。
調べてみると、透過光の色が青色の時、吸収光の色と波長はそれぞれ黄色、約580~600nmであるらしいので、ルミノールの吸収光の波長は約580~600nmなのではないかと予想しました。
しかし後日、ルミノールの発光する光の波長を調べてみたら、約460nmだということが分かりました。
私の考え方のどこかが根本的に間違っているような気がするんですが、どこがおかしいのでしょうか?
そもそも「発光の色から光の波長を推測する」の「光の波長」というのは、吸収光のことですよね?
「ルミノールの発光する光の波長」というのはルミノールの吸収光ということなのでしょうか?

わかりにくくてすみません。。解答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

そもそも「発光の色から光の波長を推測する」の「光の波長」というのは、吸収光のことですよね?


の「そもそも」が間違ってる. ここで出てくる光は「何かの光をルミノールが吸収した残りの光」ではなく, 「ルミノール自身が発する光」です.

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%9F% …

この回答への補足

物体の色はその物体が吸収した光は見えず、吸収されなかった光(透過光)の色だけど、
物体自体が発する光はその光の色が直接見える、
ということでしょうか?
たとえば、
リンゴは青緑の光を吸収し、赤い光を反射しているので、私たちはリンゴを赤色と感じる。リンゴの吸収光の波長と色は約500nm。
赤い光を発する置物は、それ自体が赤い光を発していて、私たちはその発された光を赤色と感じる。その光の波長は約700nmである。
ということですか?
回答よろしくお願いします。

補足日時:2010/01/18 12:10
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
やはり考え方が間違っていたんですね。
なんとなく核心がつかめたような気がするのですが、まだちょっと不安なので補足質問をさせていただきました。
補足にも回答していただけたら嬉しいです(> <)

お礼日時:2010/01/18 12:15

そんな感じです.


いわゆる「色」には大きく分けて「光源色」と「物体色」の 2つ, もうちょっと分けると「光源色」「反射色」「透過色」の 3つがあります.
「光源色」はもの自体が発する光の色で, ルミノール反応の色はこれに属します. ほかにも, 電球や太陽, あるいはテレビの色は「光源色」です. ナトリウムの D線もそうですね.
「反射色」はある物体が何らかの光源からの光を反射したときに得られる色で, 「赤いリンゴ」が「赤い」のはこの反射色によります. 波長の短い青なんかは吸収するけど長い赤は吸収しないので, 余った赤い色が反射して見える, と.
あと「透過色」は物体を透過して得られる色で, 例えば「赤色のセロファン」を通して見ると全てが赤く見えるというのはこの「透過色」によります. ちょっと変わったところでは, 非常に薄い金箔を光にかざすと見える「緑色の世界」が「金箔の透過色」で見えている世界となります.

参考URL:http://www.geocities.jp/net_t3/color/what01_3.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とても分かりやすく説明していただいて、本当に感謝です。
まとめると、ルミノール自体が発光して、その光源色は青色(青白い色)、波長は460nm
ということですよね。
理解できたと思います。すごくすっきりしました!
ありがとうございました!

お礼日時:2010/01/18 13:29

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