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洋画の日本語字幕の信憑性はどのくらいでしょうか?
今フルハウス(アメリカのドラマ)を見ながら英会話を中心に勉強してるのですが、その時にふと思った疑問です。英語音声日本語字幕の時に、果たしてこの字幕は正確に今の流れている英語を訳してあるのかなと思えてきます。英語と日本語はもちろんイコールにはならないとは思いますが。例えばですと、" We have a winner"が音声で流れてきたとき、字幕は「大正解」となっていました。この会話背景は、2人の男性がミシェルという赤ちゃんのおしめを取り替えるかどうか決める際に、オムツをさわってみたときの会話です。(実際おしめを触ったのは1人)

"We have a winner"がの意味が「大正解」だとしたら、例えばある人がクイズに正解したとき、"You have a winner"と答えてもいい、というとこでしょうか? 洋画を見て英語力を鍛えるというのはこの様に英語を吸収し、習得していくことだとは思いますが、なんせこの字幕を信じるしか方法はないので、もし間違った使い方を覚えてしまった場合後々大変な気がするので、今回その真意をきくために質問させていただきました。回答よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

>"We have a winner"がの意味が「大正解」だとしたら、例えばある人がクイズに正解したとき、"You have a winner"と答えてもいい、というとこでしょうか?



誰かがクイズに正解したときは、"You have a winner"ではなく"We have a winner."と答えるのです。正解したのが自分なら"I am the winner."と言います。

まず整理しておきたいのですが、翻訳というものは、「辞書に載っている意味をひとつひとつ並べること」ではなく「伝えたい内容を書くこと」なのです。

"We have a winner"は、辞書を片手に直訳すると「私たちは勝者を持っています」あるいは「私たちのところには勝者がいます」ですよね。でも、オムツをさわってみたときに日本語で「私たちのところには勝者がいます」と言われても、何のことやら、意味が伝わってきません。でも、実際に何かで大正解を出すと英語圏では"We have a winner"と言うものなのです。

英語圏で暮らしながら、いつもいつもクイズ番組やパーティ会場でやるクイズなどで"We have a winner"という表現を聴いている人なら、そう言われた時に「ああ、正解ってことなんだな」とわかります。しかし、日本ではいちいち「勝者がいます」なんて言わないので、そのまま訳しても通用しません。それで「大正解」という字幕にしたわけです。

逆に、「大正解」を英語に直訳して「big correct answer」とか何とか言っても、英語圏の人には通じません。そういう言い方はしないものなのです。ここは、やはり、"We have a winner"とか、せめて"You are the winner"と訳さねばなりません。もちろん、「That's correct!」でもいいのですが、それでは面白くありません。たかだかオムツをさわっただけで、クイズ番組さながらに大袈裟に褒めるところが面白いのです。褒められた登場人物も、大袈裟に褒めてもらうことで、育児に対する自信がつくはずです。

そういうわけで、字幕に限らず、訳というものは「意訳」してこそ通じたりするのです。ご興味があれば、書店や大手シネコンで売っている、英語学習用のスクリプトを覗いてみてください。例えばこんなの。
http://www.dhc.co.jp/d_pub/jimaku/jimaku.html
原文と、直訳と、字幕が並べて書いてあるので、違いがよくわかります。

ただし、このように、基本的には正しい訳を書いているつもりの字幕ではありますが、やはり人間が作るものなので、「誤訳」つまり完全に意味を取り違えて間違えて訳していることも、かなりあったりはしますけどね。とりあえず、「あれ?」と思ったら、このQ&Aサイトや、英文和訳に詳しい人に確認してみてはどうでしょう。
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 もう大切なことは言い尽くされていますので、余計なことを一つ。



 洋画で勉強した者です。しかし日本語字幕は使いませんでした。

第一、大切な場面からの情報を見る時間が無く、字幕に気を取られる。

第二、字幕は、いろんな理由で、端折ってある。

第三、英語を聞く練習より、日本語を読む練習になってしまう。

 こういうのが理由です。で私のとった方法は、#4さんが挙げていらっしゃるような訳本の英語を丸暗記して、その英語をどういう風に実際の役者は喋るのか、という点に注意を搾りました。これがいいかどうかは人によって違いますから、別にお奨めはしません。

 ただ映画の字幕は洋画に限らず間違いが目につきます。いつか邦画の時代劇で「しし」(イノシシのこと)を lion と英訳してありました。

 字幕のような一過性のものでなく、ちゃんと活字になったものをゆっくりと時間をかけて辞書や先生に確かめた上で、何度もご覧になると身に付くと思います。
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#4で回答した者ですが、#5さんのご指摘を読んで大事なことを思い出しました。

映画に限りませんが、フィクションの翻訳の場合、大事なのは「書いてあることの意味を伝えること」以上に「原語で味わえる感動や笑いと同じ感情を、訳文でも味わえるように訳すこと」なわけです。

例えばコメディ映画を上映しているとして、それを英語で観ている観客が大笑いしているのに、日本語の字幕や吹き替えを楽しんでいる観客が全然笑えないとつまらないですよね。そこで、笑う箇所では、たとえ全然違う意味の言葉になったとしても「笑わせる」ことを最優先に訳文を作るのです。

余談ですが、これも字幕と吹き替えとでは訳し方が違います。字幕の場合は、原語(例えば英語)が聞こえてしまっているので、できるだけその原語に近い訳を当てます。例えば#5さんがお書きになった例で言うと、「はい ベイビーですよ」みたいな字幕を当てておいて、ルビで「神の子」と添えるという方法などが思いつきます。でも吹き替えなら、原語が聞こえないので、完全に話を作ることが結構あります。

そういう意味では、知人友人との会話に使える英語を学びたい場合は、笑いや感動はそこそこの作品を選んだほうがいいかもしれません。一方で、ありふれた訳文を、いかに「面白い」訳文にするか、という勉強をしたい場合には、コメディなどがうってつけの教材となります。
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私の英語レベルは大して高くないので、参考まで。


先日、テレビで放送された「天使にラブソングを(Sister Act)」を日本語字幕付きで見ていました。
最後の方でカジノへ助けに行くシーンがありますが、顔のわからないシスターの後姿へ呼びかけるシーンで
チンピラ "Hey, baby."
シスター "Yes, we are."
という会話がありました(うろ覚えですが)。

これに付いていた字幕は、
チンピラ 「ヘイ、ベイビー」
シスター 「なあに、ダーリン」

だったと思います。
「私達は神の子である」という宗教上の思想が表現されているために、日本向けにわかりやすそうな訳にしたのでしょうが、深みは全く無くなっているよなと妙に感心しました。
他にも色々見ていると、特に文化的背景が絡むところでは結構見かけますので、そのギャップを楽しむのも良い勉強になります。しかし、訳語と一対一対応であると考えるのは危険でしょう。
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映画や洋ドラマの訳は直訳や単純な意訳ではありません。



意訳でも会話の流れにあわせて、言いたいこと・伝えたいことが分かりやすい言葉に置き換えるのは日常茶飯事ですし、訳が字幕として読みにくい言葉になる場合でも置き換えるそうです。
流行文句や言い回しをつかうこともあります。
つまり、映画や洋ドラマの訳は
『原文を訳して文法を勉強する為のものではない』
のであり、
『映画や洋ドラマのストーリーを楽しむ』
ための訳です。

考え違いをされないことです。
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字幕は文字数に制限もあるし、視聴者に分かりやすい演出として、直訳なんかとは違う内容で表示される場合も多いです。



ことわざなんかは日本のものに置き換える場合もありますし。
専門用語なんかは簡単な用語にします。

アメリカのTVドラマ自体、なるべく広い層に視聴してもらえるよう、分かりやすい単語を使い、最悪言ってる事の意味が分からなくても、雰囲気が伝わるような演出が行われます。
質問の事例だと、オムツさわった方は、クイズの司会者が「大正解!」って言うときのような笑顔ではなかったのでは?
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まともに全てを訳した場合、その画面に全てを表示すること、視聴者が全てを読み取ることはとても困難です。


ですから、場合によっては相当端折っています。

訳者によって個性がありますし、話の流れもあります。
ストーリーを壊さない程度に訳す場合もあります。
また、専門用語などは間違って訳される場合もあります。

英文にも、同じ意味だけど複数の言い回しがありますし、日本語でも同じです。
ストーリーの前後でその組み合わせは変化します。
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