特養の入所のことで御相談です。
贅沢な悩みといわれそうですが、現在、二つの特養(仮にA・Bと呼びます)から入所打診を受けております。
入所希望者は私の母(81歳)、要介護4、私を含む兄弟は皆遠方で独立し、老夫婦世帯ですが、父(90歳、要介護1)も自分のことで精一杯でとても母の介護はできず、これまで緊急避難的に老健に入所させていただいております(現在もそうです)。
特養Aは新設施設のため開所段階での入所候補として選定いただいており、すでに本人面接も終わり、健康診断書も提出し、施設から入所決定を待つばかりという状態で、早ければ1週間程度で入所できそうな状況です。
そうした状況の中で、特養Bから入所打診があり、本人面接が近日行われることになっており、入所時期は1~6ヶ月程度とのこと(空きが出ないと入れないのでいつかは断定的にはいえないとのこと)。
このような状況でしたので、一応両施設を家族4名で、見学したところ、処遇面で圧倒的にBの方が入所者を尊重する姿勢が感じられ、特養Aは職員の姿勢・入所者への態度・家族との接し方、どれをとっても感じが悪く、見学した家族4名とも、可能なら待ってでも特養Bに入りたいと一致した希望を持ってます。
実は特養Bから連絡があるまでは、家族としては手放しで、特養Aに入らせていただくつもりで喜んでいたのですが、現在は、特養Aは断り、特養Bを待ってでも入所したいと思っています。
しかし、一番心配なのは、特養Aを断り、特養Bを待機していて、要介護度の好転(4から3など。現在の状況からは実は十分に考えられます)などで、入所できなくなると、最悪の事態となります。
これまで、老健では長期間の入所は無理なので、遠方の子供が退所の都度泊り込むなど、一部の兄弟は仕事も変えるなど、相当な負担をしてきており、ようやく巡ってきた機会を逃すことは絶対に避けたいと思ってます。
前置きが長くなりましたが質問です。
1 特養(A)に入所し、その後、特養(B)に入所することは可能でしょうか?
2 入所前面接をしたということは、入所審査会はパスしたと推測(根拠なし)するのですが、その後、待機中に要介護度の好転(4から3)があった場合、順番になった段階で、入所不可となることはあるのでしょうか?
3 上記のとおり、特養Aの入所は辞退し、現在の老健に引き続き入所しながら、特養Bの待機をしたいと思いますが、入所できないリスクはどの程度考えられるでしょうか
4 その他アドバイスがありましたらよろしくお願いします
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
No3です。
>そうすると、空きが出れば、特段の事情がない限り入所できると理解してよろしいのでしょうか?例えば要介護度が4から3になっていても、「決められた順位」に従って入所が可能であって、条件(要介護度)が違うことを理由に入所できないことはないのでしょうか?(前提として次の入所判定までに待機順序の声がかかった場合)
について
・空きが出来て順番が回れば入所できます。
・決められた順位は守ります
この中で決められた順位の部分で補足しますね。
都道府県のホームページの中で見つけにくい個所に特養の入所指針が公開されています。
70~80点の範囲は明確な指針に基づいて、数値化されています。
この中に、要介護度・介護保険の利用状況・主介護者の状況・認知症レベル・現状の環境等で決める項目です。
残りの20~30点は施設内の基準で加点する項目です
面接時の様々な事情を加味して加点して行きます
ポイントは、上位順位者の中で3~5名程度は入所準備を含めた面接を行います。
この際に経験豊かな相談員は申し込み者の現状を確認して、要介護度の改善状況も確認すると思います。
要介護4でも期間中に改善して要介護1・2であれば、施設判断の可点を引き下げて補正すると思います。
要介護3であれば、施設の考え方による部分はありますが
順位に変動は無いと思います。
*入所後に要介護1になっても継続して入所できます
ただし、要支援だと退所ですが…
上記の通り、基本的には順位も変わることなく空きができて順番がくれば入所可能だと思います。
*新設の特養は申し込み者が多少中度でも入ることができます
これは全員が初めから重度だと職員の負担が大き過ぎてパンクすることを恐れるからです。
判断なので一概には申し上げられませんが、事情は様々です。
再度の御回答、ありがとうございます。
突っ込んだ質問に答えていただき、不安がとても解消しました。
>*入所後に要介護1になっても継続して入所できます
噂では要介護1の人が入所してると聞きますが、確かに重度の方ばかりですと施設の負担も大きいですもんね。
週末にでも特養Bを再度訪問し、家族の思いを伝えてみたいと思います。ストレートにはおそらく回答いただけない微妙な事項だととは思いますが、偽りのない気持ちを伝え、少しでも施設側の本音をお聞きしたうえで、リスクが最小限の中で最善の選択をしたいと思ってます。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
NO2です。
心中お察しします。
ここではちょっと…
余り踏み込んでは書き難いのですが、再度の書き込みをします。
痒い所に手が届きそうで届かない表現になるとは思いますがお許し下さい。
待機者リストの順位は、単純にご本人の介護度だけで決められないことがあります。
例えば、
養介護4の方であっても、介護者(ご家族など)がいらっしゃる場合…
養介護3の方であっても、介護者がいらっしゃらない場合…
どちらの方の順位を上にするか検討が必要になります。
仮に、
お母様の介護度が4から3になったとしても、
ご自宅にいらっしゃるお父様も90歳というご高齢で養介護1ですし、
ご家族は遠方にお住まいですので、
介護者がいらっしゃらなくて非常に困っている状況には変わりありませんね。
施設側としては(特養B)入所打診を見送る程の大きな状況の変化は無いでしょう。
また、
お母様よりも優先順位が上の方が、空きの連絡があったら即行で入所なさるとも限りません。
実際に、「今回はまだ…」と辞退される方もいらっしゃいます。
恐らく、
ご質問文やお礼文を読む限り、特養Bでのリストでもかなり上位なのだと思います。
さて、
どちらの施設に入所されるかですが…
特養Aに関するご心配な点については、NO3の方のおっしゃる通りだと思います。
まだ開設間もなくて落ち着いていない部分はあるはずです。
私の先の回答の中にも書きましたが、施設とご家族との信頼関係を築くことはとても大事です。
施設運営や職員の質は、入所者様とご家族の皆様のご理解とご支援で向上していきます。
施設は、ご家族に育てて頂く面もあります。
順次入居中とのことですので、再度のご見学にお出かけになってはいかがでしょうか?
出来れば、お食事の時間帯を挟んで暫くの間、見学なさるとよろしいのですが…。
特養Bに関するご心配な点については、
前述の通り、入所ができなくなるような事態にはならないかと思います。
Bへの入所をお決めになった場合(このまま待機すること)は、
とにかく、介護者がいなくて困っていることを、切実にお伝えになった方がよろしいです。
お母様の入所のご決断に加え…
ご自宅で頑張っておられるお父様へのご心配…
質問者様ご自身の生活…
大変なご心労だと思います。
どうかお身体に気をつけて乗り切ってください。
再度、長々とまとまりのない書き込みで失礼しました。
再度の御回答、ありがとうございます。
待機者リストの順位は、単純ではないのですね。
勉強になりました。
特養A、特養B、どちらにするかについても、個別具体的に比較いただき、心配していた部分に御回答をいただけて感謝しております。
ただ特養Aは開設したばかりで本当にばたばたな状況で、今回の見学も丁寧にお願いをして週末に何とか見学をしたような次第で、再度の見学を打診する勇気は正直ありません。
暖かいメッセージ、身にしみました。本当にありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
特養の入所について少し補足と注意点をお知らせします。
注意点
特養は一般の方から見れば同じように思われますが、従来型と呼ばれる4人部屋を持つ施設と新しいタイプのユニット型施設があります。
入所される方へのお世話の方針、処遇においても職員配置が異なりますが、経済的にも大きく違います。
収入を含めて安定的に入所できる施設であるかを再確認してください。
*新施設はユニット型特養です。
次に入所の手順を少し解説します。
A施設は新規開設なので、定員数の方は全員が入所できます。
ただ、新しい施設なので手探りの部分が多く、施設・入所者・ご家族が一緒になって作り上げて行くものだと考えて下さい。
始めだから職員も不安が一杯で疲れている気がしますね…
B施設のお話しにあった1~6カ月の間と言うお話しの説明ですが
特養は年に2度の入所判定会議を行います。
3月はその会議の月で、4月から9月末までに入所される方の「優先入所順位」を決定します。
この順位は保険者(市区町村)へ報告するので、特段の事情が無い限りは勝手に入れ替えたりできません。
だから一度決まった順位は守られます。
*ご連絡の際に不在だったり、辞退される場合は次の順位の方になります。
ここで問題は、半年間に空きが出た場合の順位であって、空かなければ入所できないと言うことです。
そして、9月に次の会議があり、重度の新規申し込み者が多くなれば、10月以降の順位が低くなると考えて下さい。
今回はB施設より事前に連絡があったと言うことなので、上位になっていると思います。
ただ、決定ではないし、時期も分かりませんね。
それを踏まえて考えると
A施設へ入所される方がいいような気がします。
ご家族での話し合いは尊重しますが、チャンスだと私は思いますね。
非常に説得力のあるお答え、ありがとうございました。
>A施設は新規開設なので、定員数の方は全員が入所できます。
>ただ、新しい施設なので手探りの部分が多く、施設・入所者・ご家族が一緒になって
>作り上げて行くものだと考えて下さい。
>始めだから職員も不安が一杯で疲れている気がしますね…
職員の家族・入所者への接し方、職員・入所者・家族の表情などが特養Aを心配になった要素のひとつですが、特養Aはおっしゃるとおり、オープン後まだ1ヶ月未満(現在順次入居中)なので、入所者を含め職員もまだ慣れておらず、まだ不安な時期ですね。気がつきませんでした。
>特養は年に2度の入所判定会議を行います。
>3月はその会議の月で、4月から9月末までに入所される方の「優先入所順位」を決定
>この順位は・・・特段の事情が無い限りは勝手に入れ替えたりできません。
>だから一度決まった順位は守られます。
>ここで問題は、半年間に空きが出た場合の順位であって、空かなければ入所できない
ちょうど教えていただきたい情報でした。ありがとうございます。
再度突っ込んで申し訳ないのですが、
空きが出なければ入所できない → 再度順位がリセットされるということだと理解しました
そうすると、空きが出れば、特段の事情がない限り入所できると理解してよろしいのでしょうか?例えば要介護度が4から3になっていても、「決められた順位」に従って入所が可能であって、条件(要介護度)が違うことを理由に入所できないことはないのでしょうか?(前提として次の入所判定までに待機順序の声がかかった場合)
長文となってしまいましたが、今一番知りたい部分はこの部分です。よろしければ再回答、よろしくお願いいたします。≦(._.)≧
No.2
- 回答日時:
先ず、設問に結論だけ書いていきます。
1.可能です。(ただし、容易ではありません)
2.入所不可となることはありません。(ただし、待機期間が長引くことが有り得ます)
3.入所できないリスクはありません。(待機者リストに載っているのですから)
4.この後、縷々書いていきます。
さて、補足を書いていきます。
1.補足の説明です。
AでもBでも、特養に入所するということは、「終の棲家とする」ということです。
つまり、そこで「看取りの日までを生きる」ということです。
ですから、入所の際には詳細な項目が書かれた契約書を交わします。
特養(B)に入所するには、特養(A)に入所した際に交わした契約を解除することになります。
契約を解除する(解除できる)条件にあてはまるかどうかが問題ですね。
ご家族の皆さんは、重大な覚悟を持って「ご本人の終の棲家」「ご本人が看取りの日までを生きる場所」を決断して契約を交わすのです。
azzman195様のお気持ちは痛いほどわかりますが、他のご家族も同じ思いで待機しておられます。
いつまでも権利をキープしている訳には行かないことをご理解下さい。
ご家族の皆様とご一緒にAとBを見学なさったのですから、そろそろご決断の時なのだと思います。
2.補足の説明です。
特養には養介護3の方も入所されています。
現在の待機者リストの順番が下位の方で、介護度が重くなって緊急性がある方が先に入所されることもあります。
例えば、現在は養介護1で頑張っておられるお父様が、万が一にも転倒などされて介護度が重くなって緊急性がある場合などがこれに該当しますね。
お母様の順番が下がるのではなく、緊急性などを考慮して順番が前後するということです。
入所不可にはなりませんが、待機期間が長引くことも有り得ます。
3.補足の説明です。
既に、施設からの入所打診が有り、本人面接の予定が組まれていますので、入所できないことは通常ではありません。
今現在、お母様が入所されているのは老健ですので、一応の入所期間は定められています。
これまでの退所の度のご家族のご苦労を考慮して、それで、特養への入所打診が来ているのではないかと思います。
リスク…とは、何を心配なさっているのかはわかりませんが、今の老健と特養Bに直接相談なさることをお勧めします。
4.その他、参考になれば…と思うことを書きます。
現在の老健と同系列のグループはAとBのどちらの施設でしょうか?
ご家族は皆様が遠方であることから、頻繁に面会には行けませんので、お母様のこれまでの様子を良く知ってくれている現在の老健と連携の強い施設の方が安心かも知れません。
特養に入所しても、食事時の介助や面会に毎日のように通っておられるご家族もいらっしゃいます。
もちろん職員がお世話をするのですが、ご家族が足繁く通うことでご本人の状態が安定することが多いです。
施設の職員とご家族が信頼関係を構築することは、お母様のためにとても大切なことです。
AでもBでも、ご家族の皆様の協力があると職員の資質もより向上するはずです。
各科の病院との連携もどうなのか調べておいた方がいいですね。
ところで、お父様の入所申し込みは済んでいますか?
90歳のご高齢での独居は心配です。
施設によってはご夫婦での入所の例もあります。
系列グループでは、同じ敷地内に老健・特養・養護老人施設などを持っている場合もあります。
ご夫婦で別々の施設に入所なさっていても、お元気な方が同じ敷地内の施設に面会に行っている場合もあります。
今すぐの入所ではなくとも、お父様の申し込みもお考えになった方がいいと思います。
今更の話しになりますが、どなたかご家族がお住まいになっている市の施設だと頻繁に面会に行けるのに…とも思いましたが、お父様が暮らしているご自宅など、いろいろと事情もお有りなのでしょう。
これからは手続きなども含めて、何かと忙しく大変になると思います。
jazzman195様ご自身のお身体にも気をつけて頑張ってくださいね。
長々と失礼しました。
NO2
結論が明瞭で、丁寧な御説明ありがとうございました。
質問事項1について
>いつまでも権利をキープしている訳には行かないことをご理解下さい。
おっしゃるとおりですね。特養Bへの入所を断念して特養Aに入所するか、多少の待機期間とリスクを覚悟で特養Bを待機するか、いずれかにしようと思っております(まだ悩み中です)
質問事項2について
私の質問が不明確で申し訳ありません。御質問したかったのは、すでに特養Bから入所前面接の連絡が来ており、今後待機して順番が来たときに、介護度が下がっていたら、当選権利(不謹慎な言い方ですいません)は失効し、順位が大幅にさがり、引き続き待機(=ABともに目の前にある入所権利がなくなる)となる可能性があるかということです。
質問事項3について
リスクとは、この数行上に記載したとおり、特養Aの権利を捨てて特養Bの待機をした場合に、Bに入れないリスク(=両方とも当面は入れなくなる最悪の事態)のことです。
その他参考事項
アドバイスありがとうございます。特養ABとも現在入所中の老健とは特別な協力関係はなく、同一市内の施設同士という程度の関係です。
父の入所申込はまだです。早速申込をしたいと思います。
最後に暖かいご配慮ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
4→3になること。
ご家庭で無理なのに特養ではまず有り得ません。
家族とは違う集団行動の緊張、
毎時間ごとにやらされることへのパニック
どんなに軽減しても介護度が軽くなることは
ほぼ期待薄です。
大きな期待をされると
ご家族の心労につながります。
独居老人が生活の安定によって
回復する機能はありますが。
回答ありがとうございました。私のお返事遅れ大変失礼致しました。
私の説明が足りませんでした。
現在、母は老健入所中で要介護4。
特養Aの入所を辞退して特養Bの入所待機をする場合、そのまま引き続き老健にいることとなりますが、次回5月の要介護度の判定見直しで要介護度が4→3に下がったら、特養Bの待機リストで順位が大幅に下がることを心配しております。
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