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どうしてもなんとなくわかるが・・・ってなかんじになってしまいます。
具体的な分別でいうとどういう違いがあるのでしょうか?
わかる方がいましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

>鋳鉄と鋳鋼の違いがわからないのです。


じゃあ、最初からそう書かんと(^^

「鋳鋼」は、C濃度としては「鋼」だけど、用途としては「鋳」、つまり鋳物にするものを指す、
と認識してます。

以下を満たす製品に用いる。
・あくまで鋳物である。型に鋳込んで作る。
・熱処理、表面の加工はやる。
・プレス等の二次塑形はしない。安く上げるために。
・「鋳鉄」だと、必要とされる特性(靱性等)が不足する。

じゃあ具体的にどんな製品?と言われると知りませんが…
でもステンでも鋳放しなら「鋳物」だから、鋳鋼と言ってよいのでは?(自信なし)
しかしマニアックな質問ですね。あと、「鋼鉄」って一般用語だけど(鋼鉄ジーグとか)厳密な専門用語ではないですよね。不思議だ。ややこしい。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
なんか一般に使われている「鉄」とよばれている
ものでも違いがあるなんてほんとややこしいです。
でも書いている内容はすべて理解できました。
ありがとうございます。

お礼日時:2003/06/22 17:51

 クルマの設計屋です。



1.鋳鉄と鋳鋼は、その成分、特に炭素含有量が違います。
 鋳鋼の炭素含有量は0.1~0.6%ですが、鋳鉄では、特に炭素含有量が少ない高級鋳鉄でも3%前後の含有量があります。
 普通、鉄系材では炭素が多いほど硬くなるので、より丈夫な鋳鋼の方が炭素が多そうですが、鋳物となると事情がちょっと変わってきます。
 鋳鉄は炭素が多く、しかも成分的にうまく分散していないので、脆い材料となってしまっています。
 鋳鉄の場合は、この『内部に偏って存在する炭素=黒鉛』をコントロールし、球状黒鉛鋳鉄(ノジュラ鋳鉄、ダクタイル鋳鉄などと呼ばれる、靭性が多少向上した鋳鉄)などの改質鋳鉄が作られています。
 ただ、どんな組成にしろ炭素含有量が多すぎるのは確かなので、溶接は全く利かないと思って間違いないでしょう。

2.鋳鋼は、一般的には『鋳鉄ではモロ過ぎる』或いは『鍛造では高価すぎる』場合に選択される材料です。引張り強さが60kgr/mm^2を優に超えるモノもあり、鋳物としてはかなり安心して使える材料となっています。
 また炭素が少ないので溶接も結構利きます。(ホントは、鋳鋼でも溶接で溶けた部分が冷却されてどんな組成になるか予測出来ないので、普通の神経?ではやらないに越した事はありませんが・・・非常時にはトライする価値がある、とゆぅ事です。)

3.鋳鉄も鋳鋼も、最大の魅力は『型を作ってしまえば大量生産が利く』という点です。強度的には普通の炭素鋼でラクにカバー出来ますが、量産性を考えると鋳物は大変魅力的です。

4.具体的な利用例は・・・自動車及び内燃機分野でしか判りませんが・・・鋳鉄はエンジンブロック(シリンダ)、ヘッド(鉄ヘッドの場合)、懸架装置の搭載用サブフレーム、ブレーキなどに使われ、一方鋳鋼は、クランクシャフト、タービンのケース、インペラ、油圧ポンプのケース、アクスルケースなどに使われています。
 懸架装置のアームやアップライト類は、鋳鉄/鋳鋼/鍛鋼それぞれでの量産実績があります。
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http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C3%F2 …

なんか 途中 切れちゃいましたが、上のURLのほうです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
通常,鋼と呼ばれるものは,炭素量が2、14%以下の範囲で,炭素量が2、14%以上の合金は鋳鉄と呼ばれるというのはわかりますが、鋳鉄と鋳鋼の違いがわからないのです。
もし詳しい方がいましたら引き続き教えて下さい。
お願いします。

補足日時:2003/06/22 16:44
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http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%C3%F2%
C5%B4&kind=jn&mode=0



http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B9%DD …
を よく読んでみてください。
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