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この作文を自然な日本語に添削していただけますか(作文名:楽しい一日)
日本語を勉強している中国人です。作文を書いてみました。それを自然な日本語に添削してくださるようにお願いできませんでしょうか。よろしくお願いいたします。


楽しい一日
 5月頭の休暇中に、友人と二人で世紀公園に行きました。
この公園はとても広くて緑豊かで、中を歩いていてとても気持ち良かったです。公園の中央あたりには大きな湖もあって、人々が湖面の上で楽しそうに舟遊びをしているのを見て、わたしたちまで楽しい気分になりました。
 散歩道を進みながら、名の知らない花に気を取られて立ち留まってゆっくり鑑賞していたり、夏の草のすがすがしい香りを思いっきり吸い込んでみたりしました。
 歩いているうちにちょっと疲れてきましたので、ベンチに掛けました。木の葉と葉との隙間から洩れてきたきらきらの日差しやベンチの前を通り過ぎていく人々の穏やかな笑顔はとても心温まる感じがしました。
友人と簡単にお昼の弁当を済ました後、公園で遊園客に貸出できる自転車を借りることに決めました。
 レンタルできる自転車にはいろいろな種類があって、私だちは二人乗りの自転車にしました。ジャンケンの結果、負けた私が後ろの席に乗りました。自転車乗りの上手な友人のおかけで自転車が無事に出発しました。自転車で進んでみると、先通っていた道がまた別の風貌を見せてくれました。木並みや灌木のむらを早いスピードで駆け抜けていくから、先までの風景が抽象画になったかのようで、一面の緑とその中に点在する色とりどりの花という印象でした。涼しい風で身をまとい、私たちは自然の恩恵をしみじみ感じました。
 その風景に浸っていた時に、横から「それは何という車」とだれかに聞かれましたから、このレンタルの自転車の種類が聞かれたと思い、私は即答で「二人乗りの自転車」というタイプですと返答しました。そしたら質問をした一人の中学生ぐらいの子は申し訳なさそうに、「いいや、あのう、そこに止まっている高級車のことを聞いてるのです」。思わず私も友人も、それからその中学生っぽい子の友人だちはみんな吹き出しました。この小さい出来事がほほえましく思いました。
 そろそろ自転車の返却の時間が近づいてきましたから、私たちは返却場に戻ろうとしました。道案内をする看板が掲げていて、そこに返却場のある公園の出口Aが書いてありますが、その上に向いている矢印の示す方向が理解できなかった私ですが、友人が一目で方向が分かったと言いました。「それはどの方向を指してるの?どうやって地図が読めるの?」と連発的に友人に聞きました。ちょうどその時、私たちの横を通りすぎようとした2名の遊園客のうちの一人は「どうやって地図が読めないの?」と冗談で聞いてきました。今度は私と友人が爆笑しました。
 その一日は楽しかったです。自然と緑に囲まれていたことも、人との温かい触れ合いもとも嬉しかったのです。
 
 

A 回答 (8件)

#3からの続きです。



7、
>友人と簡単にお昼の弁当を済ました後、公園で遊園客に貸出できる自転車を借りることに決めました。
→友人と簡単にお昼の弁当を済ました後、公園で遊園客に【貸し出している】自転車を借りることに決めました。

ここでの「貸出できる」という可能動詞は意味が通じなくなります。
「貸し出している[かしだしている]」とします。

8、
> レンタルできる自転車にはいろいろな種類があって、私だちは二人乗りの自転車にしました。
→ 【貸し出している】自転車にはいろいろな種類があって、私だちは二人乗りの自転車にしました。

レンタルするのは公園側なので、「レンタルできる自転車」という表現は不自然になります。
「[借りられる/借りることができる]自転車」のようにしても良いですが、前言を受けて、「貸し出している自転車」とするのが最も適切でしょう。

9、
>ジャンケンの結果、負けた私が後ろの席に乗りました。自転車乗りの上手な友人のおかけで自転車が無事に出発しました。
→添削無し。

10、
>自転車で進んでみると、先通っていた道がまた別の風貌を見せてくれました。
→自転車で進んでみると、【先ほど】通っていた道がまた別の【顔】を見せてくれました。

a.
「さっき」を「先」と漢字で表現することは殆んどありません。
ただ、これは、どちらかと言えば話し言葉なので、「先ほど」とすると上品な印象も与えることができます。

b.
「風貌」でも悪くはありませんが、ちょっと凝りすぎの印象を与えます。

11、
>木並みや灌木のむらを早いスピードで駆け抜けていくから、先までの風景が抽象画になったかのようで、一面の緑とその中に点在する色とりどりの花という印象でした。
→木並みや【灌木群の間】を【速い】スピードで駆け抜けていく【ので】、【先ほど】までの風景が抽象画になったかのようで、一面の緑とその中に点在する【多様な色彩】という印象でした。

a.
「むら」は「叢」でしょうが、現代では、稲叢・草叢のような複合語として使われることが殆んどのようです。

b.
「早い」ではなく「速い」を使います。

c.
「駆け抜けていくから」の「から」は不自然です。理由は、まず、
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/151934/m1u/% …
の全文をご覧ください。
『「から」は、推量・禁止・命令・質問など、話し手の主観に基づくような場合に用いられる。』
と解説されているように、
「早いスピードで駆け抜けていく」→「風景が抽象画になったかのよう」という因果関係は、「話し手の主観に基づくものではない」からです。

『因果関係で結ばれる二つの事柄が、一般的に言って明らかな事実であるような場合に、その原因・理由・根拠などを表すのに用いる。』
と解説されているように、
「駆け抜けていく【ので】」とする必要があります。

d.
「抽象画になったかのようで」と述べておられますから、
「色とりどりの花」という具象ではなく、「多様な色彩」などという抽象を表現対象にするほうが適切であるように思います。

12、
>涼しい風で身をまとい、私たちは自然の恩恵をしみじみ感じました。
→涼しい風【を】身にまとい、私たちは自然の恩恵をしみじみ感じました。

「まとう」は「巻きつけるように着る」という意味ですから、「風を」とする必要があります。
「涼しい風で身を包み」などであれば可です。

13、
> その風景に浸っていた時に、横から「それは何という車」とだれかに聞かれましたから、このレンタルの自転車の種類が聞かれたと思い、私は即答で「二人乗りの自転車」というタイプですと返答しました。
→  その風景に浸っていた時に、横から「それは何という車」とだれかに聞かれたので、このレンタルの自転車の種類【を】聞かれたと思い、私は即答で【『「二人乗り自転車」というタイプです』】と返答しました。

a.
「動作・作用の対象を表す用法」の「を」を使うのが自然です。

b.
「二人乗り自転車」とするほうが「タイプ」を表現するには適しているでしょう。
また、『「」』という構文が可能です。

14、
>そしたら質問をした一人の中学生ぐらいの子は申し訳なさそうに、「いいや、あのう、そこに止まっている高級車のことを聞いてるのです」。
→【そうしたら】、質問をした一人の中学生ぐらいの子は申し訳なさそうに、「【いや】、あのう、そこに止まっている高級車のことを聞いてるのです」。

a.
「そしたら」は間違いではありませんが、丁寧さに欠ける拙い表現です。

b.
否定の意を相手に伝える場合、「いや、」という冠頭表現が一般的です。
<続く> 

この回答への補足

「一般に、「ので」は、「から」に比べて、条件としての独立性が弱い場合に用いられる」と解説されていますが、「条件としての独立性が弱い」の意味がどうしても理解できませんでしたが、もう少しお聞かせ願えますか?

補足日時:2010/05/08 19:15
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この回答へのお礼

 >「『貸し出している[かしだしている]』とします」
 :振り仮名までおつけくださったお心遣い、本当にありがたく思います。
 私の作文の不適切な表現や矛盾点と丁寧さに欠ける拙い表現を細かくご説明なさって大変勉強になりました。
 「ので」と「から」の誤用は以前からで、よく理解できていないままにいたしておきましたが、今度のご回答で少しその違いはわかったような気がします。本当にありがとうございます。
 ご提示くださった辞書の解説文を拝読いたしましたが、まだよく理解できてない部分がございますが、それについてのご指導がお願いできたらと思います。

お礼日時:2010/05/08 19:54

#4です。



>「一般に、「ので」は、「から」に比べて、条件としての独立性が弱い場合に用いられる」と解説されていますが、
「条件としての独立性が弱い」の意味がどうしても理解できませんでしたが、もう少しお聞かせ願えますか?

〔理由・原因を表す接続助詞「から」との相違について。
「ので」は因果関係が客観的事実に基づいているような場合に用いられるのに対し、
「から」は、推量・禁止・命令・質問など、話し手の主観に基づくような場合に用いられる。
一般に、「ので」は、「から」に比べて、条件としての独立性が弱い場合に用いられる。

という辞書の解説についてですね。
確かに、ややこしい表現だと私も思います。

(ア)今日は魚が安かったから買った。
(イ)今日は魚が安かったので買った。

という2文を比較してみます。
どちらも「魚が安いという理由(で買った)」という意味であることは共通しています。
しかし、『「魚が安い」という条件』に【強くこだわっているのは(ア)のほうだ】、
ということを言っているのでしょう。
(イ)のほうは、強くこだわっているわけではない。つまり、
『「魚が安い→買う、という因果関係」は、明らかに客観的な事実である』という【一般的な理由に基づいて】私は魚を買ったのです。
というニュアンス。
そのことを「条件としての独立性の強弱」として捉えたのでしょう。
  
>「まとめ」の部分は自分で整理いたしますので、どうかお気づかいなく省略なさってください。

まず、最初に全文の流れに乗って、全文を添削し、これをコビペしています。
それから細部の解説に移りますが、解説中に修正することもあります。
全文をコピペした内容も修正するようにしていますが、つい食い違いが生じる場合もありますので、その際はご容赦ください。
個別の文の添削内容だけでなく、全体の流れとして不自然ではないか、について個人的に再確認する意味も「まとめ」にはあります。
お気遣いには及びません。
 
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この回答へのお礼

 早速のご返答、ありがとうございます。
 ご提示なさった例文が大変分かりやすかったです。「ので」と「から」の違いがよく理解できました。
 私の質問文は辞書の解釈内容の一部しかお引きしていないのを気遣って、だれにもわかりやすく補足して下さり、本当にありがとうございました。
 hakobuluがここまでご丁寧に添削の手順を踏んでいらっしゃるのもしらないで、私は余計なことを申し上げて本当に申し訳ございません。ではこれからも「まとめ」つきの形でお願いいたします。
 最後に、いろいろなご指導、本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/05/08 23:16

#6です。


ちょっと追加があります。

「自転車を借りることに決めました」でも間違いではありませんが、ちょっと堅苦しい印象を与えます。
「自転車を借りることにしました」とすると、ずっと自然になります。
ただ、読み直しているうちに気づく程度のことで、大きな間違いということではありません。
  
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この回答へのお礼

度を重ねて丁寧なご指導を賜いなさって、本当にありがとうございました。
自然な言い方をお教えいただき、大変勉強になりました。

お礼日時:2010/05/08 21:41

#5からの続きです。



まず、次の箇所に、追加があります。
13、
> その風景に浸っていた時に、横から「それは何という車」とだれかに聞かれましたから、このレンタルの自転車の種類が聞かれたと思い、私は即答で「二人乗りの自転車」というタイプですと返答しました。

「だれかに聞かれましたから」を
「だれかに聞かれたので」と添削しましたが、解説が抜けていました。
解説内容は、先に述べたのと同じなのでおわかりになると思います。

16、
> そろそろ自転車の返却の時間が近づいてきましたから、私たちは返却場に戻ろうとしました。
→ 【そうこうしているうちに、】自転車の返却の時間が近づいて【きたので】、私たちは返却場に【戻ることに】しました。

「そろそろ」は書き言葉としては不自然なので、「そうこうしているうちに」と添削を追加します。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/111773/m1u/% …

<要注意点>

・名の知らない花に気を取られて立ち留まってゆっくり鑑賞【していたり】
・早いスピードで駆け抜けていく【から】、先までの風景が抽象画になったかのようで
・【先】まで
・涼しい風【で】身をまとい
・「だれかに聞かれました【から】、~~「二人乗りの自転車」というタイプですと返答しました。
・近づいてきました【から】、私たちは返却場に戻ろうとしました。
・道案内をする【看板が掲げていて】

長い文の割りに、「極めて不自然な箇所」は少なかったようです。
その箇所を要注意点として上に抜粋しました。

自然度:80%

<まとめ>

 5月頭の連休中に、友人と二人で世紀公園に行きました。
この公園はとても広い上に緑も豊かで、中を歩いていてとても気持ち良かったです。
公園の中央あたりには大きな湖もあり、人々が楽しそうに舟遊びをしているのを見て、わたしたちまで楽しい気分になりました。
 散歩道を進みながら、名も知らない花に気を取られては立ち留まってゆっくり鑑賞したり、夏草のすがすがしい香りを思いっきり吸い込んでみたりしました。
 歩いているうちにちょっと疲れてきたので、ベンチに掛けました。木の葉の隙間から洩れてきたきらきらの日差しや、ベンチの前を通り過ぎていく人々の穏やかな笑顔にとても心温まる感じがしました。
友人と簡単にお昼の弁当を済ました後、公園で遊園客に貸し出している自転車を借りることに決めました。
 貸し出している自転車にはいろいろな種類があって、私だちは二人乗りの自転車にしました。
ジャンケンの結果、負けた私が後ろの席に乗りました。自転車乗りの上手な友人のおかけで自転車が無事に出発しました。
自転車で進んでみると、先ほど通っていた道がまた別の顔を見せてくれました。
木並みや灌木群の間を速いスピードで駆け抜けていくので、先ほどまでの風景が抽象画になったかのようで、一面の緑とその中に点在する多様な色彩という印象でした。
涼しい風を身にまとい、私たちは自然の恩恵をしみじみ感じました。
 その風景に浸っていた時に、横から「それは何という車」とだれかに聞かれたので、このレンタルの自転車の種類を聞かれたと思い、私は即答で『「二人乗り自転車」というタイプです』と返答しました。
そうしたら、質問をした一人の中学生ぐらいの子は申し訳なさそうに、「いや、あのう、そこに止まっている高級車のことを聞いてるのです」。
思わず私も友人も、それからその中学生らしい子の友人たちもみんな吹き出しました。このちょっとした出来事を私はほほえましく思いました。
 そうこうしているうちに、自転車の返却の時間が近づいてきたので、私たちは返却場に戻ることにしました。
道案内をする看板が掲げられていて、そこに返却場のある公園の出口Aが書いてありますが、上向きの矢印の示す方向が私はよく理解できませんでした。
友人が一目で方向が分かったと言うので、
「それはどの方向を指してるの?どうやって地図が読めるの?」と連発的に友人に聞きました。
ちょうどその時、私たちの横を通りすぎようとした2名の遊園客のうちの一人が、「どうやって地図が読めないの?」と冗談で聞いてきました。
私と友人が今度は爆笑しました。
 楽しい一日でした。自然と緑に囲まれていたことも、人との温かい触れ合いも共に嬉しかったのです。


疑問点はご遠慮なくどうぞ補足なさってください。
可能な範囲でお答えいたします。
ご返事はお急ぎになる必要は全くありません。
自然度という形で点数をつけてしまいましたが、無いほうが良ければ、その旨お知らせください。
また、当方は一素人にすぎませんので、その点あらかじめご了承ください。
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この回答へのお礼

 要注意点を抜粋していただき、本当にありがとうございました。
 自然度に点数をおつけ下さって大変助かります。よろしければ、これからもおつけ下さるようお願いいたします。
 「まとめ」までおつけくださり、申し訳ございません。もう十分ご丁寧に添削なされました。「まとめ」の部分は自分で整理いたしますので、どうかお気づかいなく省略なさってください。
 私の長くて下手な作文に付き合って下さり、本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/05/08 21:26

#4からの続きです。



15、
>思わず私も友人も、それからその中学生っぽい子の友人だちはみんな吹き出しました。この小さい出来事がほほえましく思いました。
→思わず私も友人も、それからその【中学生らしい】子の友人【たち】もみんな吹き出しました。この【ちょっとした】出来事【を】【私は】ほほえましく思いました。

a.
「中学生と推測される」という意味で「らしい」とするのが良いでしょう。

b.
単なるタイプミスと思いますが、「友人たち」とする必要があります。

c.
「小さい出来事」でも構いませんが、「ちょっとした出来事」という定型句をお遣いになれる場面です。

d.
「吹き出しました」→「思いました」という展開が、表現上スムーズにつながっていないので、多少工夫を要します。
敢えて、「私は~思いました」とすることでメリハリが着くでしょう。
添削枠を多少逸脱しますが、個人的には、
「このちょっとした出来事で、私はほのぼのとした気持ちになった」とすると前後がスムーズにつながり、落ち着くように思いました。

16、
> そろそろ自転車の返却の時間が近づいてきましたから、私たちは返却場に戻ろうとしました。
→ そろそろ自転車の返却の時間が近づいて【きたので】、私たちは返却場に【戻ることに】しました。

a.
「自転車の返却の時間が近づいてきた」→「返却場に戻ることにした」という因果関係は、
「因果関係で結ばれる二つの事柄が、一般的に言って明らかな事実であるような場合」である、と言えますから、「ので」とする必要があります。
また、文末で「戻ることにしました」と丁寧表現を使っているので、「きましたので」と丁寧表現をする必要はありません。

b.
「戻る【ことにした】」という定型表現が最適な場面です。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/69898/m1u/%E …(2)の
(サ)(「…ことにする」の形で)「…という方針を決める(決心をする)」の意を表す。
「試してみる?にしました」
です。

17、
>道案内をする看板が掲げていて、そこに返却場のある公園の出口Aが書いてありますが、その上に向いている矢印の示す方向が理解できなかった私ですが、友人が一目で方向が分かったと言いました。
「それはどの方向を指してるの?どうやって地図が読めるの?」と連発的に友人に聞きました。
→道案内をする看板が【掲げられて】いて、そこに返却場のある公園の出口Aが書いてありますが、【上向き】の矢印の示す方向が【私はよく理解できませんでした】。
友人が一目で方向が分かったと【言うので】、
「それはどの方向を指してるの?どうやって地図が読めるの?」と連発的に友人に聞きました。

ここは添削例のように文の内容を組み替えると無理が無くなります。
a.
「掲げられていて」と受身形にする必要があります。

b.
「上向き」という語をお遣いになれます。

18、
>ちょうどその時、私たちの横を通りすぎようとした2名の遊園客のうちの一人は「どうやって地図が読めないの?」と冗談で聞いてきました。
→ちょうどその時、私たちの横を通りすぎようとした2名の遊園客のうちの一人【が】、「どうやって地図が読めないの?」と冗談で聞いてきました。

「遊園客のうちの一人」について語るならば、と主題提起をすると不自然になる場面です。
この文は、「遊園客のうちの一人」に関して何か述べる、という意図ではなく、
「冗談で聞いてきたこと」に焦点があるはずだからです。
聞いてきた人物を特定するために「遊園客のうちの一人が」とすることに(結果として)なります。
「それを聞いて私は泣いた」
「それを聞いて私が泣いた」
このシチュエーションはどのように違うのか、ということと同じです。

19、
>今度は私と友人が爆笑しました。
→【私と友人が今度は】爆笑しました。

もし、「前回は、吹き出した」「今度は、爆笑した」という意図の文であれば、順序を入れ替える必要があります。

20、
> その一日は楽しかったです。
→ 【楽しい一日でした】。

原文のままでも間違いではありませんが、こういったシチュエーションの締めくくりとして、
「楽しい一日でした」という表現が良く使われます。

21、
>自然と緑に囲まれていたことも、人との温かい触れ合いもとも嬉しかったのです。
→自然と緑に囲まれていたことも、人との温かい触れ合いも【共に】嬉しかったのです。

「とも」は、「とても」か「共に」のタイプミスだと思いますが、どちらでも可でしょう。
ここで「のです」という表現をお遣いになったのは、とても自然です。

<続く>  
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この回答へのお礼

 詳しいご説明、ありがとうございます。

>添削枠を多少逸脱しますが、個人的には、
「このちょっとした出来事で、私はほのぼのとした気持ちになった」とすると前後がスムーズにつなが り、落ち着くように思いました。
:ご丁寧にご添削の上に自然な例文までおつけ下さり、本当にありがとうございました。

>単なるタイプミスと思いますが、「友人たち」とする必要があります。
:私の幼い間違いにまでお気を配られて、ありがとうございます。

 また出てきた私の「ので」と「から」との誤用に対し、何度もご説明いただき、本当に申し訳ございませんでした。

 「が」と「は」の違いは以前からよくわからないでおりますが、今度のご説明で少しイメージができまして、本当にありがとうございました。その違いは説明するのに大変なものだと存じております。わからない部分は自分で文法書読むなどして、できるだけ正しく使えるように勉強してみます。

>「とも」は、「とても」か「共に」のタイプミスだと思いますが、どちらでも可でしょう。
:はい。お察しのとおり、「とも」のところは「ともに」と打ちたかったです。ご修正、ありがとうございます。

お礼日時:2010/05/08 20:58

1、


> 5月頭の休暇中に、友人と二人で世紀公園に行きました。
→ 5月頭の【連休】に、友人と二人で世紀公園に行きました。

「休暇中に」でも特に大きな問題はないのですが、「中」を付けずに「連休に」とするともっと良いでしょう。
休暇が単日の場合は「 休日に / お休みに」とします。

2、
>この公園はとても広くて緑豊かで、中を歩いていてとても気持ち良かったです。
→この公園はとても【広い上に】【緑も】豊かで、中を歩いていてとても気持ち良かったです。

a.
間違いとまでは言いませんが、『広く「て」緑豊か「で」』という類似音の連続が好ましくありません。
ご存知かもしれませんが、「上に」は、
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/14345/m1u/%E …(8)の、
(ウ)(「…上(に)」の形で)…に加えて。…であるところにさらに。
です。

b.
「緑豊か」も間違いではありませんが、「緑豊かで」という表現はあまり一般的ではなく、「緑豊かな平原」のような修飾語として使われる場合が多いように思います。

3、
>公園の中央あたりには大きな湖もあって、人々が湖面の上で楽しそうに舟遊びをしているのを見て、わたしたちまで楽しい気分になりました。
→公園の中央あたりには大きな湖も【あり】、人々が【】楽しそうに舟遊びをしているのを見て、わたしたちまで楽しい気分になりました。

a.
「あって」「見て」の語尾重複を避けます。

b.
「大きな湖もあって」「舟遊びをしている」という表現があるので、「湖面の上で」は不要です。

4、
> 散歩道を進みながら、名の知らない花に気を取られて立ち留まってゆっくり鑑賞していたり、夏の草のすがすがしい香りを思いっきり吸い込んでみたりしました。
→ 散歩道を進みながら、名【も】知らない花に気を取られ【ては】立ち留まってゆっくり鑑賞【したり】、【夏草】のすがすがしい香りを思いっきり吸い込んでみたりしました。

a.
「名の知らない」という表現はしません。
「も」を使います。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/191356/m1u/% …[一]の、
(4)極端な事物を提示し、強調する。…さえも。
「聞いたこと?ない話」
「太っ腹の社長?、今度はまいったようだ」
です。

b.
「~しては~する」という表現に最適の場面です。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/133727/m1u/% …の、
(4)繰り返される動作・作用について、前件と後件とを結ぶ。
「寄せ?返す浜の白波」
「ころんでは起き、ころんでは起きて…」
です。

c.
「鑑賞していたり」は「散歩道を進みながら」を受けています。
「散歩道を進む」という継続的動作の中で、「鑑賞する」という瞬間が点在していた。
と捉え、「(散歩道を進みながら)鑑賞したり」とするのが自然です。

d.
「夏草」と熟語をお遣いになるほうが良いでしょう。

5、
> 歩いているうちにちょっと疲れてきましたので、ベンチに掛けました。
→ 歩いているうちにちょっと疲れて【きたので】、ベンチに掛けました。

文末の「掛け【ました】」で十分です。途中にも「です/ます」「でした/ました」という丁寧表現を使うとくどくなります。

6、
>木の葉と葉との隙間から洩れてきたきらきらの日差しやベンチの前を通り過ぎていく人々の穏やかな笑顔はとても心温まる感じがしました。
→【木の葉の隙間】から洩れてきたきらきらの日差しや、ベンチの前を通り過ぎていく人々の穏やかな笑顔【に】とても心温まる感じがしました。

a.
「木の」+「葉と葉との隙間」という構図でしょうが、
「木の葉の」+「隙間」で十分意味は通じます。

間違いではありませんし、「葉と葉」という表現をするほうが良い場合もあります。
そのことを意図されたのであれば、原文のままでも構わないでしょう。
ただし、「隙間」自体が「ものとものとの間」という意味なので、「葉と葉との隙間」は誤用です。
「葉と葉の隙間」または、「葉と葉との間」とする必要があります。

b.
原文のままでも意味は通じますが、やはり不自然さは否めません。
「笑顔にとても心温まる感じがしました」とすると自然になります。
ここの「に」は、
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/146509/m1u/% …[一]の、
(5)動作・作用の起こる原因やきっかけを表す。
「山登り?夢中になる」
「前祝い?酒を飲む」
「恐ろしさ?ふるえる」
です。

《続く》
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この回答へのお礼

 いつもご丁寧に添削していただいて、本当にありがとうございました。
 hakobuluさんのご意見で毎回大変勉強になります。hakobuluさんのご添削なさった内容を拝読したら、自然な文章が気持ちのいい文章だとしみじみ感じました。
 いつも私の言葉の誤用や重複を詳しく説明して下さっている上に、(hakobuluさんのご指導で「上に」の使い方を新しく習得いたしまして、ありがとうございます)ご丁寧に辞書までおつけになって、大変分かりやすかったです。
 長い作文に付き合って下さり、心より感謝しております。

お礼日時:2010/05/08 18:57

No.1の続きです。



> そろそろ自転車の返却の時間が近づいてきましたから、私たちは返却場に戻ろうとしました。道案内をする看板が掲げていて、そこに返却場のある公園の出口Aが書いてありますが、その上に向いている矢印の示す方向が理解できなかった私ですが、友人が一目で方向が分かったと言いました。「それはどの方向を指してるの?どうやって地図が読めるの?」と連発的に友人に聞きました。ちょうどその時、私たちの横を通りすぎようとした2名の遊園客のうちの一人は「どうやって地図が読めないの?」と冗談で聞いてきました。今度は私と友人が爆笑しました。

最初の文は長過ぎます。2つに分けましょう。

道案内をする看板が掲示されていて、そこに返却場のある公園の出口Aが書いてありました。その上に向いている矢印の示す方向が理解できなかった私ですが、友人が一目で方向が分かったと言いました。

ちょっと唐突な文ですね。公園出口Aを示す矢印がどうしてあなたには理解できなかったのかを、読者にも分かるように書くと楽しい文になりますよ。おそらく上に向いている矢印とは、直進を示すものだったと私は推測していますが。


> その一日は楽しかったです。自然と緑に囲まれていたことも、人との温かい触れ合いもとも嬉しかったのです。

結びにしては、ちょっとあっさりし過ぎているようにも思えますが、文としては問題ありません。

日本語、とてもよくなりましよ。さらに勉強を重ねて下さい。

この回答への補足

先ほど投稿した内容はお礼というより、作文の訂正になりました。不適切なまねをいたし、本当にすみませんでした。ご丁寧なご指摘とお教えくださった、たくさんの言い方をしっかり覚えてまいります。本当にありがとうございました。

補足日時:2010/05/08 18:20
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この回答へのお礼

 お励ましのお言葉を下さり、心より感謝しています。日本語の勉強をしっかり重ねてまいりたいと思っております。ご指摘に従い、以下の三箇所を書きなおしてみました。
(1)> 「そろそろ自転車の返却の時間が近づいてきましたから、私たちは返却場に戻ろうとしました。」
  →最初の文は長過ぎます。2つに分けましょう。
:(修正文)自転車の返却の時間が近づいてきたので、私たちは返却場に戻ることにしました。→補足:この修正は#3のお方のご指導の力をお借りしたものです。こういったすっきりした文がわたしにも書けるように努力してまいりたいです。

(2)>「道案内をする看板が掲示されていて、そこに返却場のある公園の出口Aが書いてありました。その上に向いている矢印の示す方向が理解できなかった私ですが、友人が一目で方向が分かったと言いました。」に対する、
「ちょっと唐突な文ですね。公園出口Aを示す矢印がどうしてあなたには理解できなかったのかを、読者にも分かるように書くと楽しい文になりますよ。おそらく上に向いている矢印とは、直進を示すものだったと私は推測していますが。」というご指摘を伺いましたので、少し補足説明いたします。
;看板には方向を示す矢印がいくつかあって、私たちの前の通路も何本かありました。地図を見て自分の位置が地図のどこにあるのかという特定ができなくて、とにかく頭の中が混乱していました。(地図を読むときは、いつもこうなります。これはすべて私の力不足で、地図が明白でないっていうわけではありません。)

(3)> 「その一日は楽しかったです。自然と緑に囲まれていたことも、人との温かい触れ合いもとも嬉しかったのです。」
 →結びにしては、ちょっとあっさりし過ぎているようにも思えますが、文としては問題ありません。
:作文の最後のところを書きなおしてみました:
 楽しい一日でした。緑に囲まれ、すがすがしい空気や夏草の香りで元気をつけられました。それからたぶん一生に一回しか巡えない人々とのふれあいを心温かく感じました。毎日の生活の中で、このようなただすれ違っただけという人々は数知れないほどいますが、みんなとこの地球で一緒に暮しているなあと思いますと、なんだか言いようのない感動に包まれました。

お礼日時:2010/05/08 18:13

とてもいい日本語文です。

オリジナルを出来るだけ生かして、最低限の校正をしてみました。


>楽しい一日
> 5月頭の休暇中に、友人と二人で世紀公園に行きました。
話し言葉では「5月頭」と言いますが、書き言葉では使いません。「5月初め」が適正です。

>この公園はとても広くて緑豊かで、中を歩いていてとても気持ち良かったです。
「とても」が同じ文の中に2回使われていますが、どちらかを削るか、別の表現にしましょう。

>公園の中央あたりには大きな湖もあって、人々が湖面の上で楽しそうに舟遊びをしているのを見て、わたしたちまで楽しい気分になりました。

「湖面の上で」は奇妙な表現です。「湖面で」にしましょう。

> 散歩道を進みながら、名の知らない花に気を取られて立ち留まってゆっくり鑑賞していたり、夏の草のすがすがしい香りを思いっきり吸い込んでみたりしました。

名の知らない花に気を取られて → 名も知らない花に惹(ひ)かれて、がいいです。「気を取られる」とは物事に集中できない状態を言います。

ゆっくり鑑賞していたり → ゆっくり鑑賞したり

> 歩いているうちにちょっと疲れてきましたので、ベンチに掛けました。木の葉と葉との隙間から洩れてきたきらきらの日差しやベンチの前を通り過ぎていく人々の穏やかな笑顔はとても心温まる感じがしました。

これはOKです。

>友人と簡単にお昼の弁当を済ました後、公園で遊園客に貸出できる自転車を借りることに決めました。
 レンタルできる自転車にはいろいろな種類があって、私だちは二人乗りの自転車にしました。ジャンケンの結果、負けた私が後ろの席に乗りました。自転車乗りの上手な友人のおかけで自転車が無事に出発しました。自転車で進んでみると、先通っていた道がまた別の風貌を見せてくれました。木並みや灌木のむらを早いスピードで駆け抜けていくから、先までの風景が抽象画になったかのようで、一面の緑とその中に点在する色とりどりの花という印象でした。涼しい風で身をまとい、私たちは自然の恩恵をしみじみ感じました。

遊園客 → 日本語では使わない表現です。「来園客」がいいでしょう。
先通っていた道がまた別の風貌を見せてくれました。 → 先ほど先通っていた道がまた別の顔(あるいは、様子)を見せてくれました。

「風貌」とは文字通り人間の顔や体の様子です。無生物には使いません。「顔」も普通は無生物の「道」には使いませんが、人間に擬した表現としてならOKです。

> その風景に浸っていた時に、横から「それは何という車」とだれかに聞かれましたから、このレンタルの、私は即答で「二人乗りの自転車」というタイプですと返答しました。そしたら質問をした一人の中学生ぐらいの子は申し訳なさそうに、「いいや、あのう、そこに止まっている高級車のことを聞いてるのです」。思わず私も友人も、それからその中学生っぽい子の友人だちはみんな吹き出しました。この小さい出来事がほほえましく思いました。

「それは何という車」→ 「それは何という車?」あるいは「それは何という車ですか}とはっきり疑問文と分かるようにしましょう。

だれかに聞かれましたから、→ 「聞かれました」と、ここで文を終止形にしましょう。そのほうがメリハリが出ます。

自転車の種類が聞かれたと思い → 自転車の種類を聞かれたと思い

私は即答で「二人乗りの自転車」というタイプですと返答しました。→ 即答も返答も同じ動作です。同じ文で同じ動詞を使うのは避けましょう。

私は「二人乗りの自転車というタイプです」と返答しました。としましょう。
かぎ括弧の位置もこの方がいいですよ。

それからその中学生っぽい子の友人だちはみんな吹き出しました
→ 中学生らしいその子の友人たちは皆吹き出しました。

回答文の字数制限を越えたので、再投稿します。
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この回答へのお礼

早速のご回答、本当にありがとうございました。作文の中の書き言葉と話し言葉の混用、言葉の重複や不自然な表現について、いろいろとご丁寧に聞かせてくださり、大変勉強になりました。

お礼日時:2010/05/08 17:11

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