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腹部の手術時の姿勢が悪く、左足が腓骨神経麻痺になりました。手術直後はふくらはぎが2倍の太さに膨れ上がり、痛みも相当なものでしたが、松葉杖無しでもなんとか歩くことができるようになり退院しました。退院後も痺れは続いていたので整形外科に1週間通いましたが、マッサージ処置では回復に効果がないと思ったので、今は鍼通いに変えました。市販のビタミンB12配合のナボリンSも服用しています。これらのおかげか、症状が変化し、痺れから痛みに変わり、いわゆる好転反応と理解しています。しかし、思っていたより回復速度が緩慢なのと、痛みが慢性的でたまにピクピクと痙攣のような状態になり、夜もよく目が覚めま不快です。このまま、このような治療方針で回復を見込んでよいのか不安と焦りを感じてます。アドバイスなどをお願いいたします。痺れ箇所は主に足の裏外側から小指、くるぶしの内側からかかとにかけてなどです。つま先を上げる動作がふくらはぎの下側が張るため、十分あがらず。ふくらはぎにしこりがあります。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

病院で理学療法士として働いています。


手術中の神経損傷、術後の神経圧迫の方々をみてきました。
手術時の姿勢が悪かったという事で、一時的な圧迫による神経障害なので回復してくると思います。神経の回復は一日一ミリ程度と言われているので、神経の損傷具合によっては回復時間がかかることが予想されます。
痺れの箇所はひこつ神経支配領域なので、回復とともに軽快してくると思います。ひこつ神経麻痺になると、足関節の背屈(つま先を上げる動作)ができなくなり、下垂足になります。
まったく筋が収縮しない状態であれば低周波療法にて筋収縮を促す方法もあります。
しかしm2blitさんの場合は筋収縮があるよなので、自分でつま先を上げるように力を入れる運動(筋力強化)を毎日された方がいいと思います。あと、ビー球を足指でつまんだりタオルをたぐりよせたりする運動もしてみてください。
また、関節自体が硬くならいように足関節のストレッチもしっかり行うようにしてください。膝を伸ばした状態で座り、足の裏にタオルをひっかけて足関節の背屈(つま先が上がる)方向へタオルをひっぱるとふくらはぎがよく伸びます。

症状で少し気になるのが腫脹と慢性的な疼痛が続いているという事です。もしかしたら反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)かもしれません。RSDとは抹消神経支配領域に起こる強い疼痛を主症状として血管運動障害や皮膚の栄養障害などの自律神経障害を伴う症候群のことで、症状として疼痛・腫脹・関節の可動域制限・皮膚の変色、その他骨萎縮が起こる場合があります。よく骨折後の方や脳血管障害の方に見られることがあります。交代浴(温水・冷水を繰り返す)で症状が軽快した方もいらっしゃいましたので一度試してみてはどうでしょう?

RSDに対しては薬物療法もあるので、一度整形外科の先生に相談してみては・・・?
しかしマッサージ処置だけの整形外科はお勧めできませんので、別の病院で・・・

鍼はしたことがないので、何とも言えません・・・

圧迫性の神経障害の方なら数ヶ月かかりますが、よくなる症例を見てきたのであせらず頑張ってみてくださいね。
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この回答へのお礼

大変丁寧なお返事、大変感謝します。おかげで精神的にも安心することができました。整形外科の先生はなかなか詳しいことを話してくれないものですから・・・

手術を行った大学病院の整形外科医からも、回復に半年はかかるが必ず治るので気長に待つようにといわれました。
この手の傷病になったことがないのですが、やはり仕方ないのですね・・・現代の医学でもやはり特効薬はないということを理解しました。

教えていただいた方法など、足のストレッチを毎日やりました。また整体も試し、主に筋肉のはりをとる施術をしてもらいました。
おかげさまで、あれから徐々に回復しつま先の上げ角度に関しては良い方の右足と変わらなくなりました。
まだふくらはぎの痛みが伴うのと。就寝時に痛みで起きることに変わりはないのですが、確実に回復を感じます。

RSDとは、はじめて聞きました。今のところ、少しずつですが徐々に回復傾向にあることと、足の色に異常はなさそうなのでもうしばらく様子をみようと思っています。

お礼が遅くなり失礼しました。
重ね重ね、大変ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/07 22:10

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