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参議院選挙について

私、今年で26歳になりました、一社会人です。
参議院の選挙のニュースを最近見かけますが、ふと、同僚とこんな話になりました。
「参議院選挙ということは、自民党とか、今の与党の党内での議員選出になるんだよね」
「え、違いますよ。参議院にも与党も野党も、関係なくいますよ」
「あれ、そうだっけ。。。」
「例えば衆議院が提案したら、参議院がそれを仮にNOといって、その議題を吟味してゆくのと一緒で、与党が提案したら、野党がそれをNoといってーーーー。ではなかったかな。つまり、与党は衆議院、野党は参議院では?」
「あれ、私も分からなくなりました。」

このような会話です。
どなたか、分かりやすく教えて頂けませんでしょうか。

よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

まず、法律というのは、どういう形で出来るのか、から整理します。



法律案が提出されると、衆議院で、この案を法律にして良いか、というのを議論します。
そして、議論を経て、法律にするのかどうか、という決をさります。
ここで、賛成が半数以上になると「可決」となります。
すると、今度は、参議院で再び、この案を法律にして良いか、と議論をし、その後に決をとります。こちらでも、賛成が半数以上となると「可決」です。
衆議院と参議院、両方で「可決」されると、その法律案は法律になります(ちなみに、先に参議院でも良い) つまり、2回、議論を行い、多数決を取る、というわけです。

与党と野党、というのは、現在の内閣に協力している党であるかどうか、です。
現在の管内閣は、民主党と国民新党が協力して作った内閣です。ですので、この2つの政党が「与党」となり、その他の政党の自民党や公明党、共産党などは「野党」となります。
先にも書いたように、法律案を法律にするためには、衆議院と参議院、両方で可決しなければならないので、各党とも、両方に議員を持っています。


なぜ、衆議院と参議院、2つあるのか、と言うと、違う時期に選挙を行うことで、複数の時期の国民の声を政治に反映すること。そして、別の選挙方法をとることで、様々な意見が政治に反映されるようにすること。
と言った理由が挙げられます。
衆議院議員の任期は4年間。そして、場合によっては総理大臣が任期の最中に解散を命じて、それよりも早く選挙が行われることもあります。一方、参議院議員の任期は6年で、解散させられることはありません。また、参議院議員選挙は、半分ずつ、3年ごとに行います。つまり、衆議院と参議院、国会には3つの時期の選挙で選ばれた議員が居るわけです。こうすることで、一時期のブームなどで当選した議員が任期まで、全く国民の声が届かなくなる、というのを防いでいるわけです。
また、選挙のルールによって、どういう政党が有利なのか? などは変わってきます。そのため、こちらも、衆議院と参議院で別のルールにしているのです。

なお、衆議院の方が、任期が短いため、国民の声がより反映されやすい、という風に考えられており、絶対に決めなければならない予算など、いくつかの事項については、衆議院の決議に優越健が認められています。これを「衆議院の優越」と呼びます。
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この回答へのお礼

ご連絡が遅くなりまして、申し訳ありません。
参考になせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/06 18:55

与党・・・政権に与る党



つまり、首相初め大臣を内閣に送り込んでいる政党
(民主党、国民新党)
または、そういう党と協力して首相指名で協力したり、政策協定結んでいる党
(新党大地、新党日本他)

野党・・・政権争いで破れ在野から政権批判し、政権獲得を目指している党
(自民党、公明党、共産党、他)
社民党は、最近、与党から野党に転じた。

※日本では、議会制民主義で、国会で首相指名するので
衆議院の多数党・・・与党だが、外国では
議会では少数党でも大統領首相獲得し、与党となることもある。
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