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イラクのフセイン、北朝鮮、キューバのカストロ
など独裁政治をしている人たちはかなり国際社会
から非難されているようですが、独裁政治はいけない
ことなのでしょうか?
今回のイラクでもフセイン政権なき後はなぜか
民主政治になるようです。別にフセインの後釜の
人を決めてもいいのではないかと思います。
過去の歴史を振り返ってもローマ時代などは独裁政治の
方が繁栄していた時代もあります。

なぜ独裁政治より民主政治のほうがいいことなのか
教えてください。
(素人ですので比較の仕方・言葉遣いがおかしい点
 などはご容赦を)

A 回答 (13件中1~10件)

 ご要望に応じて、再び♯3です。



》なぜ独裁政治より民主政治のほうがいいことなのか教えてください。

 あなたの質問は、これが前提になっていますが、私はそうは思わない。すなわち、独裁政治より民主政治のほうがいいとは限らない。case-by-caseです。

》過去の歴史を振り返ってもローマ時代などは独裁政治の方が繁栄していた時代もあります。

 国が繁栄すれば、良い政治体制なのですか? 何をもって「良い」と判断するか。これは哲学です。根本です。とても重要です。

> 政治体制の違いは、外見上の結果だけで判断してはならないと思います。

 私が最初の発言でこのように言ったのは、ここにあります。すなわち、物質的繁栄だけが良い悪いの基準にはならないということです。

 さらに、私自身は民主国家に住むことを望みますが、世界中のすべての国が民主国家になることを私は望みません。
 なぜなら、国民が民主国家の一員になるためには条件があるからです。民主国家の国民は、一人一人が為政者です。そして為政者になるためには資格が必要です。少なくともその国民の大半がこの資格を持っていなければなりません。そうでない国は民主国家になるべきではありません。そのような国の国民は疲弊し、また諸外国に害悪を及ぼします。

 たとえば、サウジアラビアは王国です。独裁国家です。けれども、この国はこれで安定しています。国民は概ね幸せです。周辺国も幸せです。さらに他にも名目上も事実上も独裁国家はあります。これらの国はこれでよいのです。

 それで、あなたは何も知らない。
 キューバも北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)もイラクも、すべて共和国、民主国家です。もちろん名目上の民主国家です。彼らは言うでしょう。「我が国は共和国、民主国家です」と。名目上の民主国家で困るのは、事実上の為政者が、命令はするけれども責任をとらないことです。

 ですから、問題はここにあります。国民がその資格がないのに制度だけを持っているところです。彼らは民主主義が何たるかを知りません(日本国民にも多いですが)。にもかかわらず、名目上の民主国家を形成しています。

 こういう国は、一度「開発独裁国家」にするべきでしょう。ペルーなどがよい例です。国民の大半がその資格を得るまでは独裁で政治を行うのです。そして、国民が自ら民主化を要求した時点で改めて民主国家に移行するのです。ただし、独裁者となった者の舵取りはとても難しいでしょう。

 フィリピンやインドネシアがよい例です。これらの国は独裁が向いています。けれども、国土が多くの島々で構成されているので、統一政治が行えません。かといって、秩序ある自治(民主政治)も進みません。

 現在、イラクに深く関与しているののはアメリカ合衆国です。合衆国は民主国家です。民主国家が関与するのに独裁体制を進めるわけにはいきません。向き不向きは別として、イラクにもアフガニスタンにも名目上の民主体制が敷かれるのではないかと思います。
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この回答へのお礼

再びの回答ありがとうございました。

>こういう国は、一度「開発独裁国家」にするべきでしょう。

 そうなんですよ。やっぱりイラクやアフガンでは
 こういう選択肢も入れて考えるべきだと思うんで
 すがね~。

お礼日時:2003/07/29 16:05

独裁政治の特性は指導者の個人的な見識に依存する部分が最大となるため、その判断が一般に見て公正かつ妥当なものなのかというところが考慮に入らないことが欠点でもあります。

例えば、マザーテレサのような、奉仕の視点に立った人が政治を行った場合、福祉的な要素では素晴らしい国家が気付かれるかもしれませんが、一方で国際競争力という観点からはどうでしょうか。民主主義では多くの人々の意見、例えば世論やマスメディアの力が決定に力を与えます。常に多数派の意見が正しいと考えることは剣呑ですが、政治をマクロ的に考えるとこちらの方がよりよい意思決定を促す可能性が高いのではないでしょうか。しかし、民主主義においてもきちんとしたリーダーシップを政治家に求める必要があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
しかしながら、世論やマスメディアや必ずしも
正しいわけではありませんからね~。
一般人が百人集まって物事を決めるよりも、頭いい人が
1人で決めたほうがいい場合も多いのではないでしょうか?

お礼日時:2003/07/29 16:23

>質問:独裁政治は絶対にいけないことなのか?


……
……→「絶対に」って事はないですかね。独裁は手段であり、思想ではないですから、良い政治を行なえば問題ないように思われます。なにが良い政治かという事に関しては、私には分かりません。(笑)ま~こんな私をはじめ、余程の人物でない限り 独裁政治を行なう資格はないということでしょうか。

これで質問に答えたような気はするのですが、本文をよく読むと……

>なぜ独裁政治より民主政治のほうがいいことなのか
  教えてください。
……
……→あわわ、コッチが本当の質問ですかな!? う~む、これはむずかしい。いくら民主政治が優れているとは言え、いままで平和にやってきた他国の王様(←※フィクションです。実在の国とは関係ありません。)をトヤカク言う権利はない気はしますからね~。これに対する答えも、「そんな事ァない」になります。明らかなのは、民主政治を一回経験してしまった国は、もう独裁政治には戻れないということではないでしょうか。

>今回のイラクでもフセイン政権なき後はなぜか
  民主政治になるようです。別にフセインの後釜の
  人を決めてもいいのではないかと思います。
……
……→同感です。ですが、これができるくらいならアメリカとイラクの戦争は起きていません。新しい指導者は民主主義の衣をまとい、アメリカさんのご機嫌取って飯を食ってくのでしょう。その実、民主主義の衣は『裸の王様』と反対で、天狗の隠れ蓑だったのです。ああ民衆は怒りのやり場を、いったいどこへ持ってけば良いのでしょう?民主主義、万歳!!!

……政治って、簡単に答えがでるもんじゃぁないですね。
しばらく回答は控えて、考えてみようかな。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
混乱させてしまって申し訳ないです。

お礼日時:2003/07/29 16:19

 人それぞれ、何が幸せであるかは違ってきますよね。


 家族が平和で食べていければいいと思う人と、お金がどんどん入ってくるのが幸せだとか、貧乏でも仕事をしなくてすむ方がいいとか、いろいろな思惑がありますよね。

 いろいろな意見があって、その意見の多い方、弱者救済などのことを配慮していけるのが民主政治ではないかと思います(少し表現はおかしいかもです)。国民の意見を聞いてというところですね。

 一方の独裁政治は、ひとりの人の思いですよね、人のことを聞かないから独裁なのですから。
 そうなるとその人にとっての幸せが国民が思う、あるいは望ましい(それもむつかしいですけど)べき姿なのかということですね。それに独裁になれば、最終的にはその独裁者だけの幸せがあれば良いということにもなってきます。

 ただ、民主政治と言っても多くの意見が採用されるとなると、果たしてそれが正解なのか、先にいって国に国民のためになるのかはわからない部分もあります。多数決の方向に動いていくからです。
 ですからあるときには独裁でもいい、それが私利私欲でなく、国、国民のためであればとは思います。

 しかしながら日本の政治家を見ていると利権とか、アメリカの言いなりとかで、本当に国のこと、国民のことを考えているのか疑問ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>人のことを聞かないから独裁なのですから。

 しかし、人のことを聞く場合もあるかと思いますが。
 

お礼日時:2003/07/29 16:18

簡単なことです。


人間は神ではありません。
独裁者が間違いを犯した場合、歯止めがききません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>独裁者が間違いを犯した場合、歯止めがききません。

 逆に言えば良いことをしようとした時に邪魔する
 輩がいないということだと思います。
 なので一概に悪いとは思えないのですが、、。

お礼日時:2003/07/29 16:15

 独裁政治…いけないです。

危険です。もし不適格な人間が独裁者となって国を統治した場合、思想・宗教弾圧や経済・政治失策によって大量の犠牲者が出ることでしょう。もしそうなった場合、内戦を起こすかクーデター以外に打倒する道がないので、結果として多くの血が流れます。
 ちなみに、イラクのバース党は民族主義政党なのでフセインの頭をすげ替えるだけでは問題解決はしません。イラクに限定するなら、独裁制対民主制という構図で考えるよりも、宗教国家化対民主国家という構図で考えた方が意味があります。
 ベストな政治体制は、その時代時代に一番有能な人物が政治家となって国を統治することだと思います。そのためには、特定の一族が政治家の席を独占することや政治家の世襲制を容認しないことが肝心です。
 大体…tyoukaifusuma2さんは自分が独裁的な地位に就いたとして、私欲を捨てて国民のために仕事をすることが出来ますか?賄賂をはじめとして、独裁者の下には色々な誘惑が押し寄せてきますよ。清廉潔白な紳士ですら、強力な権力を手にすれば誘惑に負けて堕落し、物欲に溺れてしまうものです。最高権力者のポストは、そうした事を防ぐためにも常に代わったほうがいいのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>もし不適格な人間が独裁者となって国を統治した場合、

 確かにその点は独裁政治の悪い部分ですが、
 逆に良い部分もあります。決断が早く物事に素早く
 対応できるなど。 そういうところをどのように
 差し引きして、民主主義に軍配が上がっているので
 しょうかね~?

お礼日時:2003/07/29 16:13

独裁が必要な場合もあります。

特に国難に直面したようなときに民主政治というのはなかなか方針が示せないものです。

また多数の民族問題や宗教問題を抱えている場合など国内政治が不安定な場合などには向いているシステムです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

>国内政治が不安定な場合などには向いているシステムです。

 まさにイラクやアフガンにうってつけ?

お礼日時:2003/07/29 10:27

独裁政治の欠点として、国民の自由な行動・意見表明が制限されてしまうということがあります。


特に、独裁者の政策に反する行動をとったり、意見を表明した場合には、拘束されたり、殺害されたりすることもあります。

国家というものが、国民の暴力を収奪し集中して管理(しようと)する存在である以上、国家権力を一手に握る独裁者がその暴力を恣意的に行使することは、ある意味、当然のことです。

独裁者の政策がうまくいき、国民の多くが富んでいる、あるいは富む期待を持っている間は、独裁政治は多くの人に歓迎されることになります。
しかし、経済の周期的変化や、あるいは国際社会からの疎外により、国民に窮乏を強いることになると、独裁政治は単なる恐怖政治と化します。

「国家」という暴力の装置を誰がコントロールするのか。
その点を忘れてしまうと、ドイツ・ワイマール共和国の轍を踏んでしまうことになりかねません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

>しかし、経済の周期的変化や、あるいは国際社会からの疎外により、国民に窮乏を強いることになると、独裁政治は単なる恐怖政治と化します。

 このあたりが独裁政治が悪いのか、独裁者が悪いのか
 わたしの中ではまだ微妙です。

お礼日時:2003/07/29 10:25

♯3です。



》無くても良い生活、社会の繁栄があるのなら別に無くてもよくならないのでしょうか。やはり不可欠でしょうか?

 失礼ながら、あなたのような考えの方は民主国家には向きません。どちらかというと、独裁国家、あるいは封建国家に向いています。

 「政治は御上のすること。我々が口出しすることではない」。江戸時代以来、日本国民は政治とは無縁でした。その結果、明治維新後の富国強兵政策により、戦争に突き進み、その挙げ句に国民は多大の犠牲を強いられたのです。あなたのようなお人好しは、徴兵されて戦場で死ぬでしょう。
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この回答へのお礼

誤解があったらお詫び致しますが、わたしの
質問の内容は民主主義と独裁政治では、
なぜ民主主義のほうが優れているか?です。

別にわたしが独裁政治を好きというわけでは
ありません。ただ単に理論上民主主義が独裁政治
より優れている理由を知りたいのです。
そしたらなぜアフガンやイラクでいつも独裁政治
の後に民主主義にするのか納得できるからです。

あなたの回答の意味を理解したつもりですが、
わたしにはそれだけでは説明が足りないようです。
よかったいま一度補足願います。

お礼日時:2003/07/15 13:01

No.1の補足ですが、独裁制は独裁者が有能である限り、


実に有益な制度です。

近世以後において独裁者の代表はヒトラーかと思いますが、
よくも悪くも彼が実に有能な政治家であったことは肯定せざる
をえません。
マルセイユ体制化で破綻寸前のドイツ経済を立て直したの
は、ヒトラーの手腕あってこそです。

参考:『ヒットラーを称えていました。』
 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=310655

やはり欠点は、独裁者が暴走した時の歯止めが効かないこと
でしょうか。
有能な独裁者が政治をすれば、経済が活性化します。
政治的自由よりもまずは目の前のパンを求めてしまうことを
有権者が選んでしまうこともあるということですね。


ただ民主政治の欠点は、衆愚政治に陥りやすいことで、
特にポピュリスト(大衆迎合主義)の政治家が陥りやすい
罠です。
民意を汲んだからといって、それが必ずしも正しいわけでは
ないのは、先のヒトラーの例を挙げても明白です。
|ヒトラーは合法的な選挙活動で実権を握り、当時最も
|民主的な憲法と言われたワイマール憲法下で独裁権を
|握りました。

私的にはアメリカの大統領のように、有権者が議会を通じずに
選んだ指導者が、一定期間権力を行使できるシステムがよい
かと思います。
選ばれた期間でよい政治を行えば再選されますし、無能な
指導者であったり誤った政策を遂行していれば、次の選挙
で落選するというシステムです。

そういう制度であれば政策の遂行も効率的に行えますし、
誤った政治をしても後で有権者が審判することが可能となります。

参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=310655
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど大統領制ですか!
独裁政治と民主主義のいいとこどりのような
かんじですね。

お礼日時:2003/07/15 12:50

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