No.4ベストアンサー
- 回答日時:
宇宙の果てからの輻射(ビッグバン当時の爆発)は、観測されています。
天体は、遠いものほど光の波長が伸びる(=遠ざかる)ドップラー効果が
観察されており、比較的近くの、距離の分かる天体から、その膨張速度が
推定され、今度はドップラー効果から距離が推定されるようになりました。
そして、その膨張を逆転すると137億年前に1点に集中することが分かりました。
遠くの姿は、昔の姿です。
137億光年かなたに、ビッグバン当時の爆発の輻射が、(その光速に近い
後退速度によって2.7Kに間延びして)発見されたのです。
その「自分を中心とした半径137億光年の球面」は、ビッグバン開始時の
点であり、「ここ」も含まれているのです。
その爆発によって噴き出した宇宙の一番「端っこ」はあなたのいる所であり、
また、その137億光年向こうに立って見ると、あなたの立っている所が、
137億年前の姿=「爆発の輻射」の壁の一部に見えるのです。
「こっち側」は、時間的に収束していますが、「むこう側」は、空間的に収束し、
両端で点に収束していて、そんな葉っぱのような形を張り合わせて地球儀を
作るように、この宇宙も球の表面(ただし四次元空間における三次元球面)
のように果てはないのです。
本来、ビッグバンの慣性で膨張しているのであれば、重力によって
減速して、その「宇宙寿命光年先のビッグバン当時の輻射」は、
晴れ上がってもいいのですが、ずっと見えている不思議に対して、
「加速している」とか「ビッグバン初期に超光速で飛散した」とか、
諸説が唱えられています。
しかし量子論的に考えると、認識によって宇宙が生じる=自己
(現在/感受/光速)から過去(記憶/時間/超光速)と
未来(予測/空間/光速下)が対発生していると考えれば、
その基底としての時空が広がる(時間経過=空間膨張)のは
当然のことです。
我々は「過去は既に終わっている」「未来はまだ来ていない」ので、
「存在するのは現在」と考えますが、真の『現在』とは、認識体の
感受表面での量子相互作用(光速)のみであり、その経験
(過去=超光速)による予測(未来=光速下)として時空的
広がりは発生しているのです。
全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限に
つめこむと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。
この「絶対無=不確定性無限」において、その無限のゼリーの
中に、仮想的な認識体の断面を切ると、その認識体にとって、
相補的不確定性を伴う存在による宇宙が見えます。
しかしその「存在」は、認識される階層的現象の表面的に生じる
もの(自我仮説に対する相補)で、根源的に絶対化しようとすると、
元の無限不確定性に発散します。
実は、相対性理論にしても、量子論にしても、認識体との相対に
よってしか存在は無い、という帰結を潜在的に持っています。
客観的時空や絶対的存在というのはない、というものです。
認識性を除外した存在は、無=無限不確定性になります。
その無限の闇に、認識体の仮定断面の運動(プランク定数hの
収束の時系列化)を想定すれば、相対的に無の風は光になり、
認識体はその光の向うに、自我仮説の補完としての時空仮説
=宇宙を認識します。
即ち、「何か有るんじゃないの?」という疑問(自我仮説)の相補として
生じた時空仮説に対して、「本当はないんだけどね」という無の射影として、
存在は生じていると言えます。
無いとは分からない事が有なのです。
だから「その外」や「その前」は、何もなくて当然です(元々無いのだから)。
No.6
- 回答日時:
宇宙の理論的な大きさはビッグバンで宇宙が誕生後約137億光年ですから、宇宙の半径は約137億光年になります。
これはハブル・スペース・テレスコープが宇宙の遠い古い星を観測などして発見しました。
ところが、1998年頃に、オーストラリア国立大学のブライアン・シュミットが代表する宇宙科学者たちのグループと欧米のカリフォルニア州立大学バークリーのソール・パールミュタ-の率いる二つの対抗するグループが論文をほぼ同時に発表して、宇宙が周辺に近づくほど加速度的に拡大していると言うs新事実を、別々に確認しました。そしてその確認結果はほぼ一致していました。
彼らは、地球から70-100億光年離れた銀河のなかでIa型超新星の、赤方偏移(ドプラー効果)を地上天文台やハブルから観測して多くの資料をつくりました。そしてそれらの記録を調査した結果、それらの超新星が光速の3倍以上で遠ざかっていることを二組が別々に確認しました。
従って、現在の実際の宇宙の大きさは約465億光年から470億光年であることが計算されました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%B3%E6%B8%AC% …
上記のサイトでは現在の実際の宇宙の大きさは半径が約465億光年になっています。
http://www.astro.ucla.edu/~wright/cosmology_faq. …
上記のカリフォルニア州立大学ロサンゼルスのサイトでは、現在の実際の宇宙の大きさは
半径が約470億光年になっています。
これ等の超高速の、動きは宇宙内に約74%を占めるダーク・エネルギーの反重力による働きであると言われています。
それにより、我々の宇宙の終末は遠い将来に拡張消散するといわれています。
No.5
- 回答日時:
解明されていません
150億光年先(観測者によって様々)の天体は光速度で遠ざかっています
人類はそこから先を知る手段を持っていないのです
その先は想像するだけです
だから人によって意見が異なるのです
マッハはあるのかないのか分からないことについて議論しても意味がないと書いています
No.3
- 回答日時:
宇宙の広さに限りはあるとされておりますが、その広さは今なお膨張し続けています。
ただし、宇宙をただひたすら真っ直ぐに宇宙船で進んだとしても永遠に宇宙が続くのか、それとも宇宙の果てにたどり着くのか、はたまたスタート地点に戻ってしまうのかはまだ解明されていません。
宇宙が膨張するスピードは光の速さくらいあったと思うのでスペースシャトル程度じゃ追いつけないということでしょう。
No.1
- 回答日時:
完全には解明されては居ないが。
ただ我々が観測出来る範囲での観測結果である程度は出てきて居る。さらに観測など行っているので、まだ未確定としておく方が良いだろう。お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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