【コナン30周年】嘘でしょ!?と思った○○周年を教えて【ハルヒ20周年】

 現在の地球の位置は何処に?

 よく望遠鏡が良くなり約130億年光年離れた天体の光を捕らえたと耳にします。
 これは130億年前に発せられた光が130億年かけて今地球に届いた事だと思いますが、
 それでは、その130億年前の天体の位置と現在の地球の距離も130億光年相当の距離なのでしょうか?
 そうしますと約138億年前?に起きたビックバンにより現れた物質は光速で遠ざかって行って後に
その物質により、我々の太陽系もできたのでしょうか。 
 光速で動くには無限大のエネルギーが必要で、あり得ないと思いますし、実際にもそうではないと思います。
 どのように理解したら良いのか平易な言葉で説明していただける方はおられないでしょうか。
 回答をお待ちしています。

A 回答 (5件)

1.130億光年離れた天体から発せられた光は130億年かけて地球にとどいたわけではありません。


  光年というのは、「年」という時間の単位が入っていますが純粋に距離の単位です。
  宇宙の年齢は137億年と見積もられていますが、観測可能な距離は470光年です。
  矛盾しているようですが、宇宙が膨張しているのでこんなことになっています。
  130億光年離れた天体からの光は、時間でいえば40億年程度前に発せられた光でしょう。

2.インフレーションは光速より速く空間が膨張したものです。
  アインシュタインが光より速く移動するものがないとしていますが、
物質の移動と空間の膨張は違います。
  宇宙の始まりは、虚数時間から実時間に転じた時に素粒子よりはるかに小さいサイズでした。
  それが宇宙創成の10のマイナス44乗秒後に始まって、10のマイナス33乗秒後に終了した
インフレーションで、1cmくらいの大きさになりビッグバンが始まりました。
  その時点では、まだ物質はありませんでした。
  約30万年後に水素とヘリウムという物質が誕生します。
  われわれの太陽系はそのときの物質でできた第一世代の星ではありません。
  通常の恒星内で行われる核融合では鉄までしか元素は作られません。
  鉄は核力がもっとも強く安定した物質で、核融合の燃料にならないのです。
  ところが、われわれの星にはもっと重い元素が存在します。
  鉄より重い元素は、われわれより前の世代の星が超新星爆発することによってできたものです。
  現在、第一世代の恒星は発見されていませんが、極端に金属元素が少ない低金属星が見つかっています。
  こういう星が宇宙初期の星だと思われています。

3.インフレーションは空間が膨張することで、物質が移動することではないので、
  無限のエネルギーを要することにはなりません。
  とはいえ、われわれの知らない巨大なエネルギーがあるらしいようです。
  宇宙でわれわれが観測できるのは宇宙の5%程度の物質で、
  見えないダークマターと呼ばれるものが23%、
  そして、ダークエネルギーが72%を占めていると考えられています。
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この回答へのお礼

Kunfuさん 詳しい説明有り難うございました。
何となく少し分かったような気がします。
宇宙は私が考えておりましたような単純な線形な空間ではないのですね。
もっと勉強して、再度質問をさせて頂きます。
有り難うございました。

お礼日時:2010/07/31 18:09

>光速で動くには無限大のエネルギーが必要で、あり得ないと思いますし、



というのがまず違っており、「光速に到達できない静止質量を持つ素粒子」
が生まれたのは、ビッグバン以降の話であり、ビッグバン当初は輻射(=光)
なので、逆に光速でしか膨張できなかったのです。
それは推測ではなく、今も観測できます=137億光年彼方は137億年前の姿
=光速に近い速度で遠ざかっているためドップラー効果で絶対温度3度に
低下した輻射が、宇宙の全方向に観察されています。

その「自分を中心とした半径137億光年の球面」は、ビッグバン開始時の
点であり、「ここ」も含まれているのです。
その爆発によって噴き出した宇宙の一番「端っこ」はあなたのいる所であり、
その137億光年向こうに立って見ると、あなたの立っている所が、137億年前
の姿=「爆発の輻射」の壁の一部に見えるのです。

「こっち側」は、時間的に収束していますが、「むこう側」は、空間的に
収束し、両端で点に収束していて、そんな葉っぱのような形を張り合わせて
地球儀を作るように、この宇宙も球の表面(ただし四次元空間における
三次元球面)のように果てはないのです。

本来、ビッグバンの慣性で膨張しているのであれば、重力によって
減速して、その「宇宙寿命光年先のビッグバン当時の輻射」は、
晴れ上がってもいいのですが、ずっと見えている不思議に対して、
「加速している」とか「ビッグバン初期に超光速で飛散した」とか、
諸説が唱えられています。
しかし量子論的に考えると、認識によって宇宙が生じる=自己
(現在/感受/光速)から過去(記憶/時間/超光速)と
未来(予測/空間/光速下)が対発生していると考えれば、
その基底としての時空が広がる(時間経過=空間膨張)のは
当然のことです。

我々は「過去は既に終わっている」「未来はまだ来ていない」ので、
「存在するのは現在」と考えますが、真の『現在』とは、認識体の
感受表面での量子相互作用(光速)のみであり、その経験
(過去=超光速)による予測(未来=光速下)として時空的
広がりは発生しているのです。

全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、無限に
つめこむと存在確率の山が平らになって、無と等しくなります。
この「絶対無=不確定性無限」において、その無限のゼリーの
中に、仮想的な認識体の断面を切ると、その認識体にとって、
相補的不確定性を伴う存在による宇宙が見えます。
しかしその「存在」は、認識される階層的現象の表面的に生じる
もの(自我仮説に対する相補)で、根源的に絶対化しようとすると、
元の無限不確定性に発散します。

実は、相対性理論にしても、量子論にしても、認識体との相対に
よってしか存在は無い、という帰結を潜在的に持っています。
客観的時空や絶対的存在というのはない、というものです。
認識性を除外した存在は、無=無限不確定性になります。
その無限の闇に、認識体の仮定断面の運動(プランク定数hの
収束の時系列化)を想定すれば、相対的に無の風は光になり、
認識体はその光の向うに、自我仮説の補完としての時空仮説
=宇宙を認識します。

即ち、「何か有るんじゃないの?」という疑問(自我仮説)の相補として
生じた時空仮説に対して、「本当はないんだけどね」という無の射影として、
存在は生じていると言えます。
無いとは分からない事が有なのです。
だから「その外」や「その前」は、何もなくて当然です(元々無いのだから)。
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http://www.nao.ac.jp/study/uchuzu/rule.html
にアニメつきで解説されています。
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この回答へのお礼

nananotanuさん 詳しい説明有り難うございました。一度読んでも理解できませんので何度も読んで後日また質問をさせて下さい。よろしくお願いします。

お礼日時:2010/07/29 17:09

地球から光速度で遠ざかっているのではなく両方の相対速度が光速度だと言うことです


両方が光速度の半分で互いに反対方向に進めばどうでしょうか?
お互いの相手が光速度で遠ざかっているように見えるでしょう
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この回答へのお礼

debukuroさん 早速回答有り難うございました。

お礼日時:2010/07/29 17:01
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この回答へのお礼

DIooggooIDそん ありがとうございました。参考URLを見ましたが私の能力ではよく理解できませんでした。

お礼日時:2010/07/29 17:05

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