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日本語の「津波(tunami)」が、英語をはじめ国際的な言葉となった経緯を知りたい」。

A 回答 (3件)

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この回答へのお礼

有り難うございました。下調べ不足のようでした。

お礼日時:2010/08/02 17:53

 うろ覚えで申し訳ありませんが、昔、津波に関する何かの本で読んだ記憶があります。


 津波の「津」とは港のことです。
 沖合いにおける津波の波長は普通の波と比べて非常に長く、km単位で計れるほどもあります。
 そのかわりに波高は低く、数cmから数十cmしかありません。
 波の進む速度は、水面から海底までの深さによって変わり、深い所では速く、浅い所では遅くなりますので、波が海岸に近づくと前後に圧縮されて波長が短くなります。
 波長が短くなっても波の持っている運動量は変わりませんので、波は前後に薄くなる代わりに、高く盛り上がります。
 元々は波高が低いと言っても、波長が非常に長いため、波を形作っている水の質量は膨大なものとなり、それが速い速度(時速1000kmに達する事もあります)で突き進んでいるのですから、その運動量はとんでもない値となり、海岸沿いに被害をもたらします。
 一方、洋上の船から見ると、波高が低い上に、海面の高さもゆっくりとしか変わらないので、津波が通過しても、そのことに気付くことはまずありません。
 その船が母港に戻ってみると、港が波にさらわれているのを目にします。
 港特有の波という事から、港(津)の波=津波と名付けられたと言われています。
 英語にも昔から「a seismic sea wave(地震による海の波)」という様な、津波を指す言葉は存在した様です。
 しかし、津波が起きる原因としては、地震を伴う海底地形の変動が最も多いものの、他にも海底火山の爆発や、大規模な土砂崩れなどもあります。
(水中での核爆発や、洋上への巨大隕石の落下なども考えられます)
 原因が地震とは限らないため、英語に元からある「a seismic sea wave(地震による海の波)」という言葉は、あまり適切とは言えません。
 そこで、現象面を上手く捉えた言葉として、「津波」が使われる様になったそうです。


 それから、過去にも類似の質問が投稿されています。

【過去の質問】
 津波について
  http://okwave.jp/qa/q1166313.html
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1946年のアリューシャン地震によりハワイ諸島が津波に襲われ甚大な被害が出ました。


この時被害が最も大きかったと云われるヒロ市には日系人が多く住み着いており、「津波」という言葉を多用した為に新聞記事に「TSUNAMI」が何度も掲載され、アメリカ本土にも徐々に浸透していきました。
そもそも英語で津波をシンプルに表現する言葉が無かった(seismic sea waveと呼称)こと、その後の津波警報施設にTSUNAMIが使われたことなどもあって、1968年に正式な学術用語として提案され、まずは英語圏の学会で広く認知されて行きます。
あとは実際に津波が起こる度に少しずつ世界中で使われる様になって行き、現在に至るというわけです。
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