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NHKの龍馬伝では、例えば龍馬は「西郷さん」 「高杉さん」と、さん付けで呼んでます。方や桂さんや千葉道場の先生は「坂本君」と君付けでよんでいます。時代劇では「様、殿、氏(うじ)」が定番です。江戸時代末に本当に「さん、君」が使われてたのか、ドラマの中だけなのか、どうなんでしょうか?

A 回答 (3件)

 今年6月に出た本で、


大野敏明著 『歴史ドラマの大ウソ』 産経新聞出版
 という本を読み始めたところです。

 第三章 ホームドラマになった「江戸」  の所にちょうど、
< 「さん」「君」は幕末から >  という項目がありました。
 一般藩士らが同格の相手を呼ぶ時は、名字に「氏(うじ)」を付けて呼んで、現代のように同僚同士が苗字をそのまま呼び捨てにして呼び合うことは考えられなかった。
 「さん」や「君」は幕末にはやり出した。

 と書いてあります。他にも、同格の老中同士が呼ぶ時、格上の大老を呼ぶ時など載ってます。
 実は武家の女性に苗字は無かった、とかおもしろそうなのも載ってます。
 < 武士は泣かない笑わない > は、最近の時代劇で武士がやたら泣いてて何かヘンだなと思ってたのでやっぱりねという感じです。
 著者のひいおじいさんが旗本だったと聞いたことがあるので、時代劇の中のヘンなことに気付いちゃうんでしょう。
 
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幕末当時、尊皇攘夷の志士の間で自分を僕といい、相手を「君」づけで呼ぶのが流行ってました。


松下村塾で、吉田松陰が自分のことを「僕」と言い、生徒を等しく「・・・君」と呼んだことが広まったそうです。

・宮さん宮さん(詞 品川弥二郎、作曲 大村益次郎)
宮さん宮さん お馬の前に
ひらひらするのは何じゃいな
トコトンヤレトンヤレナ
あれは朝敵征伐せよとの
錦の御旗じゃ知らないか
トコトンヤレトンヤレナ

宮さんは東征大総督 有栖川宮熾仁親王殿下
のこと
京都弁では、皇族も、さんづけ、天皇陛下も 天皇さん\(^^;)..
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弥次さんとか喜多さんというのもありますから、時代的に「さん」はあっても不思議ではありません。


ただ、武士、それも地方出身の人たちが「さん」で呼んだかどうか分りかねます。
方言などもいろいろあるでしょうから、やはりドラマだと完璧に作るわけにはいかないでしょう。
洋画のように字幕スーパーが必要になります。
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