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国立大学法人職員の守秘義務、秘密保持義務に関して

学生の私が大学の教務課の前を歩いていると、教務課の職員が学部の教員に「先生ぇ、部活の大会でテスト(期末試験)を受けられないという学生がいるのですが、これどう思います?」とニヤニヤ笑いながら話しかけていました。
この職員の行為は国立大学法人法の第十八条(役員及び職員の秘密保持義務)に反しないのでしょうか?
(その教員の担当の講義なのかどうかはわかりませんが、私には常識が無い(?)学生を笑いものにしているように見えました。)

A 回答 (3件)

地方国立大教員です。



事務職員が、教員に

>「先生ぇ、部活の大会でテスト(期末試験)を受けられないという学生がいるのですが、これどう思います?」

と話している、ということは、その事務職員が、教員に対して、別途試験を実施するのか確認しているように思えます。

 あるいは、その学生の担当教員が(勝手に)別途試験をしてしまい、事務職員が、教務の責任者である教員に、その単位を認定して良いか確認している、とも考えられます。

 いずれにせよ、事務職員が、その学生の個人情報をおもしろ半分にその教員に漏らしている状況とは思えません。

 事務職員には、試験実施や単位認定の権限はありません。期末試験を受けられない学生に対してどのような対処をするかは、教員側の判断です。ですから、試験実施・単位認定の際に疑義があれば、事務職員は、教員に確認するのは普通です。
 もちろん、このような学生への対処法が明文化されていれば、事務職員は淡々とそのルールに従うだけですが。
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この場合は,学生の個人名をあげて「成績が何点」といいふらしたわけでもなく,この教員はたぶん学科長や教務委員などの役目(学生の申請に対して可否をいう権限がある)にあって教務課職員から業務上の相談をされたものと解されますから,なにも問題ありません。

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条文をただ単に解釈すれば違反でしょう。


しかし法律を出す以前の職員のモラルの問題でしょう。
またその時の状況もわからないし。
学生から見てニヤニヤ笑いながらといっても、儀礼的な微笑みだったかもしれません。

特定の学生の名前も出していないのでしょう。 「大坪先生、あの前田という学生が
テストを受けれないのです」とみんなに聞こえるように話していれば問題にもなるでしょうが・。

許されてはいけない問題ですが、職員だって人間です。
まして噂話などは、日本人は大好きな国民です。
特定できる名前を出さずに、「~のような学生がいます」くらいでは、
別に目くじらをたてる必要もありません。日常茶飯事のことでしょう。

ましてその学生が理由書かなにかをつけて、強行に教務課に交渉にきていると仮定したならば、
そのゼミを担当する教授に相談する事務方の気持ちもわからないことではありません。
学生の本分は授業・勉強なのにサークルとどっちが大切なんだ? まさしく本末転等の話ですから。

また公務員だって医師だって、家に帰って「こういう患者がいる、こういう馬鹿な市民がいる」と
家族に話している場合などは普通に考えられます。 
そこまで法律を言い出したら日常生活が窮屈になるばかりです。
ネロ皇帝ではあるまいし、日本から公務員がいなくなるでしょう。

日本の諸々の法律には犯罪防止の目的で、いろんな刑事罰をさだめているものがありますが、
ほとんど刑罰が適用されたことのない法律は多いものです。

それでもあなたが気になるのなら、学校側に内部告発すればよろしいのでは?
それで学校側も場合によっては考えてくれるでしょう。
ただ今回の事例はそんな内容でもないと思いますが。

世間一般的な話をしますが、日常生活に不平や不満を抱えている人は多いですが、
中にはすぐに法律違反だ、法律違反だと法律を盾にとり、弁護士を呼ぶぞ、訴えてやると
テレビ番組に感化されすぎの人もみかけます。

じゃあ刑事訴訟法で訴えたら?民事訴訟法で訴えたら? 
本当にしんどい思いをするのはあなたですよといつも心の中で思います。

法律闘争に持ち込んだら、法律論等で諸々の考え方(例えば処分権主義や弁論主義など)が
たちはだかってきます。

たくさんの証拠書類を集めたり、何回も弁護士と打ち合わせをしたりと、その労苦は本人の
想像以上のものがあります。
刑事訴訟に訴えるといっても、裁判所も問題にもしないような事例も多いですし。

また弁護士に何十万円のムダな着手金を払い、裁判所に何度何度も足を運んだあげく、
「はい和解です」といって、さらに百万円以上の請求書が送られてくるといった
事例を数多く見ています。まったく馬鹿な話そのものです。

相隣関係さえ無難にこなしていたり、毎日の生活にちょっとした話し合いや心くばりが
あるだけで回避できるようなくだらない内容が多すぎます(訴える側についてですが)。

まあ、そういう人たちがいるから弁護士は生活していけるのですけどね。

人間関係が疎遠になり、世代間で感覚や常識に差が生じている時代です。
自分達の世代だけの考え方がすべてではありません。
ご両親といろんな話をしたら面白いと思いますよ。

私も両親とよく話をしますが、小中高でもクラス替えがあるたびに、
1ヶ月以内に同級生名簿が全員に回され、そこには住所・生年月日・電話番号でなく
親の職業・親の勤務先・親の役職まで記載されていたそうです。
今の大学生にとっては信じられない話です。

そんな世代に育った大学教授や事務主任と、あなたがた大学生は感覚も違います。
同窓会名簿ときくと大学生は嫌悪感すら覚えるでしょう。

ゼミを休むときでも、教授に平気でメールで済ますという学生も多いですが、
大学教授の学生時代には携帯電話などなかった時代です。
そのへんの心証の良し悪しも含めて、自分の感覚でしか物事を判断できない人が
多くなってきているのも事実です。

ここの「教えてグー」でも返事さえ返さない質問者はおおいですからね。
回答に腹を立てる人もいれば、もともと返事さえする気もない人、
まあ、いろんな人がいます。

もっともっといろんな視野から物を見ることや、どれが重要で、どれが取るに足らない問題なのか
を見極める力も必要だと思います。

関係ないことも書きましたが、結論は最初にかいたとおりです。
厳密にいえば法律違反を問われますが、それから先は、じゃあ何よ?という事例です。
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