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A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
何故、歴史的仮名遣いと現代仮名遣いに区別されるのかがわかりません。
日本語はその時代によって変化する言語です。誰かが法力を「ほうりき」と間違って発音されたのが、伝わっていくうちに誰もがそう発音するようになって変化したのだと思います。
私は頬を「ほう」とは読まず「ほほ」と読みます。(私はこっちが普通だと思います)
それに比べて「屠る」とい言う言葉は普段あまり使われていない言葉です。(国語辞典を見て初めて意味を知りました)だから今でもそのままの読みで残っているのだと思います。
投稿が二重になってしまったらご容赦下さい。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
上の方ではそのように説明していないので、誤解させてしまったのなら申し訳ないのですが、そもそもは古語辞典を読んで浮かんだ疑問なのでございます。
日本語を通時的に観察する際、歴史的仮名遣と現代仮名遣いの比較は大事な事だと考えております。
というのは、我々は現代仮名遣いで書きますし、その現代仮名遣いは歴史的仮名遣の特徴を大分受け継いでいるからです。(つい60年ほど前までは歴史的仮名遣しか使われていなかったわけですし)
普段使わない言葉だからか?とも考えましたけれど、歴史小説ならそれなりに見かける表現ですし、「はふ」や「ほふ」を「ほー」と読むようになるのはほぼ例外が無い減少です。
「屠る」の同様に日常用語っぽくない「慧眼」「款状」「浜木綿」といった語は「くゑいがん」「くゎんじゃう」「はまゆふ」と書きますが、現代かなづかいなら「けいがん」「かんじょう」「はまゆう」としか書きません。かつ、Wikipedia「」にも書かれていたことですが、「屠る」は「祝る」(ほふる)と同語源の語で、「祝る」は現代かなづかいだと「ほうる」と書くようです。
「祝る」なんかよりも「屠る」の方が目にしそうなものです。
また、あまり使わない語ということであっても、文字にするときは普段の読み方を元に慣習的な綴りで書きますし、音声にするときは普段の書き方を元に慣習的な音素で読むわけですから、そういう「普段通り」にならないということは、「普段通り」でない原因があるのではないかという考えが浮かぶわけです。
おっしゃるとおり、その言葉は移り変わるものですから、「屠る」の読み方だって変化して然るべきなんじゃなかろうかと思うんです。
(古代日本語だとハ行はみんなpの音で読んでいたらしいですしね)
それに、私はこの「屠る」以外にそのような例外を知りません。
例外というにしても、あまりにも例外すぎるので、気になって気になって仕方がないんです。
「そういう風になっているから」だと学問じゃないと申しますか、全然納得できないんです。
納得できなくて困ったからこそ、ここで質問申し上げたのでございます。
あと細かいところでございますが、
> でも、私は「頬」を(ほう)とは読まず(ほほ)と読みます。
複合語だと「ほほ」ではなく「ほお」で読む方が圧倒的に多くなるのではないかと思います。
「頬ずり」「頬張る」は「ほほずり」「ほほばる」ではなく「ほおづえ」「ほおばる」ばかりだと思います。
なので、構成素としての「頬」は「ほほ」よりも「ほお」の方が優勢だと思います。
しかしこれは「ほほ」という読みが改められるべきとか、そのような読み方を貶めるものではありません。
自然にそう読んでいる様であれば、私はそういう綺麗な音は残った方がかっこいいと思います、個人的には。
No.2
- 回答日時:
何故、歴史的仮名遣いと現代仮名遣いに分けようとするのですか?
法力(ほふりき→ほうりき)、頬(ほほ→ほう)は使っている内にわかり易く変化していった例です。誰かが「法」を「ほふ」ではなく「ほう」と読んだのが人伝いに伝わり現代の読みになったのだと思います。でも、私は「頬」を(ほう)とは読まず(ほほ)と読みます。
日本語は時代に応じて変化する言葉です。但し、「屠る」の様に普段からあまり使われていない言葉(国語辞典で初めて意味を知った)は、そのまま変化しないで残っているのだと思いますよ。
尚、国語はあまり得意な方ではありませんので、他の例を出せなくてすいません。
No.1
- 回答日時:
んー、「ほうりき」は読み「う」→「ふ」と表記し、
同じく「ほお」は読み「お」→「ほ」と表記する、という事
ですから・・・
もともと読みそれ自体が「ふ」なものを、わざわざ「う」と
表記する理由が無いからではないかと。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
> もともと読みそれ自体が「ふ」なものを
ここがよく分かりません。
私の疑問は、歴史的仮名遣の表記からすると今の読み方は「hôru」となる筈なのに、何故「屠る」が「hofuru」としか読まれないのか、ということです。
現代かなづかいは現代の発音を元に設定されている一方、歴史的仮名遣は語源を元に設計されています。
そうすると、「hofuru」と読むのは、字面を元にその場で音を復元する歴史的仮名遣の表記形式に反するのでは?
何でそのような食い違いが生じるのか?
音ではなく綴りだけを見た人は皆「hôru」と読むのが自然だから「hofuru」と「hôru」が共存しておかしくない筈なのに、何故「hofuru」しか残っていないのか?
こういう事が疑問に浮かんでおり、ここ半年ほどずっと頭から離れないんです。
ちなみに同じ語源の単語「放る」(はふる)は「hôru」と読まれています。
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