dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

朝三暮四

お馬鹿な質問で申し訳ないのですが、
朝三暮四という言葉でわからないことがあります。

もちろん意味は分かるのですが、
その由来となった故事の意味がわかりません。
広辞苑(第五版)で調べると、

「手飼の猿にトチの実を与えるのに、
朝に三つ暮に四つとしたところ猿たちは少ないと怒り、
朝に四つ暮に三つとしたら大いに喜んだ」

とあります。
猿はなぜ怒り、なぜ喜んだのでしょうか?

A 回答 (6件)

 これは「荘子」「列子」の寓話ですね。



 本来の数は一緒なのに最初に多くしたから沢山貰える気分になったという解釈です。

 目の前の利益にとらわれて結果が同じになることに気がつかないようにするという、言葉巧みにだます手口のことですね。

 詐欺グループなどでも最初は配当金をしっかり払い、後に口実を作って払わなくなる事などにみられますね。最初に引きつけるきっかけが大きければ大きいほど後の事には目が行き届かないという事ですかね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>最初に引きつけるきっかけが大きければ大きいほど後の事には目が行き届かない

ということなんですね、よくわかりました。

私だったらむしろ、減ったら怒りますけどね。

回答ありがとうございました!!

お礼日時:2010/11/04 20:39

私は、高校の時に習いましたが、#5さんの引用先と解釈は同じですが、これは、政治の手法のひとつだと聞いています。

経済の問題ではないと思います。

問題は現代中国がどのように考えているかというと、これが、共産主義前の封建主義の政治だったという批判の対象にあるということです。しかし。今は、民衆の不満の対象を、日本に向けるとかすれば、それも、朝三暮四の手法かもしれません。

どんぐり(または、栃の実)が少なくなったので、朝3つを渡し、夕に4つ渡すと言ったら、文句をいうので、朝に4つ渡し夕に3つ渡すと言ったら文句がなくなったわけですが、なぜ喜んだかというと、単に目先の量が増えると思ったからに過ぎません。ただし、実際に、与えられるのかわかりません。

しかし、政治手法として、こういう手法も時には功を奏するとも言えるでしょう。民衆は衆愚なのかもしれませんが、国民に期待させるということで、民衆の不満をコントロールするなら、それも良いのかもしれません。

ただ、日本の場合は、あまりに不況が長すぎて、民衆は何もかもが信じられなくなっているような気がします。「子供手当」、「高等学校の授業料無料化」、「高速道路の一部無償化」、といわゆるバラマキ政治で国民の不満を抑えられると踏んだ政治家もいるようですが、結局はそれも腰砕けになって、中途半端になっているのだから、どうしようもありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

色々な考え方があって、とても勉強になります。

中国の政策はまさに朝三暮四なんでしょうね。
そして日本の政策も目前の利益で紛らわそうとしたのでしょうが、
故事成語のようには上手くいかないということですね。

回答ありがとうございました!!

お礼日時:2010/11/06 00:47

下のURLの故事を読めばおわかりになると思います。


毛の三本足りない猿が単純に三つが四つに増えて喜んだのを嗤っているのです。
単細胞の猿は足し算ができません。

いま、我々が借金をして(国債)おいしものを食べ、孫の世代にそのツケを残そうとしています。
単細胞の猿よりまだアホかもしれません。

「朝三暮四」
http://www2.odn.ne.jp/kotowaza/sub09-1-2-tyousan …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

目先の利益にとらわれるとは、
まさにそのことですね。
国のお金の使い方には本当に困ってしまいますが、
それをそれとなく受け流してしまうのもまた私たちですね。
40年後が怖いです…。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/05 11:57

新会社の社員が、年俸700万円の契約で就職しましたが、



社長が1月に100万円、12月に600万円支払いといいました。

 そうすると新会社の社員が少ないと怒りました。

それではと社長が1月に600万円、12月に100万円支払うと言いました。

 そうすると新会社の社員が大いに喜びました。



新会社の社員はなぜ怒り、なぜ喜んだのでしょうか?

私には、この猿どもがお馬鹿さんであるとは到底思えません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

とても分かりやすい例えでした!!
確かにそれなら喜びます。

回答ありがとうございました!!

お礼日時:2010/11/04 20:59

資本主義社会が熟成したのはここ100年くらいのことであり、


中国は長く共産社会であったので経済についてよくわかっていない
のです。猿の方がずっと賢いと言えます。

通常は朝に3個のところを朝に4個貰うと1個余ります。
これを投資に回すのです。
10匹の猿が株式会社を作り、栃の実10個を資本金にします。
これを10日で1割で別の猿に貸し出せば10日後には11個に
なります。これを1年間繰り返すと資本金が栃の実300個になります。
2年間では90000個です。
これで別の猿を雇い、荒れ地を開墾してプランテーション農業を
始めれば栃の実はもっと増えていきます。

ですから、猿たちが喜ぶのは当然のことなのです。
これを笑う中国人が経済に無知なのであり、真に恥ずべき事なのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

経済は苦手なので詳しいことはよく分かりませんが;
理論的にはそうなりますね。
昔の故事ですが、今にも通ずるということでしょうか?

ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/04 20:44

 目先のことにとらわれて、朝に三個か四個か。



夕には四個、三個を貰うことができるのだから。

結局同じだということを理解できない愚か者を中程度に比喩したものです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

中程度でなく、だいぶ愚か者ですけどね(笑)

ありがとうございました!!

お礼日時:2010/11/04 20:40

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!