No.2ベストアンサー
- 回答日時:
増築の際に既存に柱を固定すれば丈夫とお考えですか?
その考え方は危険です。
増築の形状や現在の住まいの状態に合わせて構造的に分離するか堅結するか選択するべきです。
それに同じ梁の荷重をともにその柱と負担するとき以外、ボルトなどで堅結することは不要です。
おそらくですが今回の工事でそのような方法は不要でしょう。
返って基礎の違いや荷重の違いを2本の材も違うであろう柱で取り持とうとすることに無理があります。
柱を自立させ下の方に荷重を流す基礎をしっかり作ることが大事です。
楽しみは良いですが危険なこともありますので一度は建築の無料相談等を受けることをお勧めします。
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。やはり柱どうしの接合に重点を置く必要はないことがよくわかりました。
建築の無料相談というのがあるのは知りませんでした。図面など細部まで決定してから役所の建築指導課などで指示を受けようとは考えていますが、ある程度詳細が決まった時点で相談してみようと思います。
(ご回答頂いたのが近い時間で重なっており同じ補足入力するのは失礼かと思いますので、先に質問頂いた方の欄に、柱の施工後の接合について質問させていただきましたのでよろしくお願い致します。)
No.3
- 回答日時:
建築指導課では法的な扱いや手続きは教えてくれますが工法は建築士など専門家と相談してくださいと指導するのが普通です。
役所で法律相談のように建築相談を月1や週1で企画しているところもありますしお近くの設計事務所でも初回無料等ということで相談は受けてくれる場合はあります。地元の建築士会に無料相談をしている建築士を紹介してほしいと聞いてもいいでしょう。二つのそれぞれ耐力壁で安定した建物を接合すると考えるので基礎近くではお互いの動きがほぼ同じでも上部に行くほど動きが違うと考えます。内部仕上げを安定させるための接合でありますが、雨じまいや外壁はゆとりを持たせた板金や防水紙で十分雨じまいして多少の動きが違っても雨漏りしないように作るべきとなります。構造材は離し、下地を安定させる意味でのつなぎとして構造材のつなぎを施工します。仕上げは一体に作ります。
ということで金物による堅結ということは理論上は不要です。動きがあっても追従できると考えれば帯金物(一文字?)で十分と私は考えます。ただし、増築部分も既存部分もそれぞれに耐力壁で安定しなければいけません。その検討は必ずしましょう。そのうえで本来は二つの建物の距離の離れがどれくらいで相当であると考えます。
って書くとそんな理論ばっちゃって・・・と思われるかも知れませんが、考え方の基本があれば絶対やらねばいけないことはご理解いただけるかなあって思い書きました。安全に行えるよう、ぜひ専門家の指示を仰いでくださいね。
No.1
- 回答日時:
工法の如何に関わらず新築部の荷重はその基礎から自身の柱をもって支えるのが妥当な事です。
どうしてもズレを嫌うため、場合によっては水平方向に貫通させた孔にボルトを通して行うことも一つの方法ですが、
他には、長いコ字形の金具を用い周りから大きな木ねじで止めるとか。
接合状態にする場合、地震時の影響や解体時の便宜の事も考えて下さい。
一般的に独立した十分な柱で施工できる場合、旧の柱に補強的に貼り付けた柱になる状態でなければ
お薦めしませんが、しかしながら、密着状態に独立して建築することは、また逆に接続造作に空隙を生む原因でもあります。
よってその辺の施工的構造・技術を選択されておやりください。
また、余談ではありますが、柱ではなく梁の場合は確実に分離を防ぐため、一文字あるいはL字形の金具によりしっかりと止めてください。
この回答への補足
ご返事ありがとうございます。わかりやすい説明に感謝申し上げます。
布基礎の施工上、既存の柱から20cm以上離した位置に増築部の柱を設置する方が容易ですので、その方向で考えてみます。
☆ 増築部の柱は独立した十分な状態で施工致しますが、既存の柱から20cm程度離れた位置に増築部の柱を施工する場合、その20cm程度空いた部分は、通常の施工の様に構造用合板や野地板などで外壁と内壁下地材を施工すれば良いということですね。
☆ また、既存建物と増築部梁の接合部には仕口ができない状態ですが、使用する接合金具は梁上下にL字各1、側面一文字各1計4つ程度で良いでしょうか。既存壁を抜かない柱については上下にL字各1、計2つの程度で良いものなのでしょうか。
ご返事よろしくお願い致します。
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