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患者は76歳女。15年程前に脳出血(既往)、一昨年脳梗塞で植物状態となり、現在静脈点滴のみで栄養を摂取しているのですが、血管が脆くなってしまったようで中心静脈栄養に切り替えようと3日前太股からカテーテルを入れようと試みたところ失敗、3日経った今日、カットダウン方式を試みたものの血栓があって入れることが出来ないと言われ経管に切り替えたいと言われてしまいました。経管は以前体験済みで、寝たきり3か月後に嘔吐してしまい印象がよくありません。また、誤嚥性肺炎が危惧されるので踏み切れずにいます。患者はベッドを起こすと咽る傾向にあり、経管時、ベッドを起こすのも安心できません。主治医は整形外科ベースで内科も診ているという環境下です。血栓を溶かす方法がないそうで、鎖骨からカテーテルを入れる方法もあるが、気胸などの合併症もあるので勧められないと言われてしまいました。カテーテルは院内に一人しかいない外科医に依頼したそうですが、外科医の腕も関係するのではないか?と思ってしまいます。血栓がある場合、中心静脈カテーテルというものは入れられないものですか?血管が脆くなった場合、経管や胃ろうに切り替えるしか方法はないのでしょうか?

A 回答 (1件)

カットダウンをする静脈は足首近くの細い血管などを使うので、血栓があって入っていかない事もあります。

が、すべての大きな静脈が血栓で満たされているという事はありえなにので、場所を選べばカテを入れられます。ただ、原則としてはエコーガイド下で穿刺すべきです。
ただ、そこまでする必要があるのかが、問題です。通常は、急性期の疾患に罹患して改善するのに時間がかかるので中心静脈栄養を行って改善するまでとりあえずの栄養管理という意味で行います。
植物状態で中心静脈栄養を行ってもすぐ発熱しますし、改善の見込みがないのですから、医療費の無駄遣いという気がします。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。
大体わかりました。
確かに、中心静脈を行っていた時は発熱が続きました。主治医は熱の原因を特定できないまま日にちだけが過ぎて行き、その間患者は苦しみ続けていましたが、カテを抜いたら嘘のように穏やかになり、現在は静脈点滴で過ごしています。
ただ、改善の見込みがない=医療費の無駄遣いという発想を持つ医療従事者は非常に残念でなりません。
確かにそうなのかもしれませんが、その発想は医者ではなく経営者です。患者をお金で見ているようでガッカリです。医者には少なからず志を持って頂きたいと切望します。そしてそれが出来ない医療従事者は経営側や医療の現場ではない方面でご活躍頂きたいと思います。関わる患者さんが可哀そうでなりません。
家族としては無駄遣いと言われようが、ただでさえ病で苦しんでいる患者を少しでも苦しまない方法で過ごさせてやろうと願い祈り、素人なりに判断材料も少ない中、こういったサイトを活用し広く知恵をお借りしたり力を貸してもらいながら模索し、最悪の選択をしないよう出来る限りを尽くそうと心がけています。我が国が抱える医療問題は多少知ってはいますが、コストカットだけが医療費を改善させる方法でしょうか?また、現在の医療業界がこのような事態を迎えているのは患者が無駄遣いをしているせいなのでしょうか?
ひょっとするとコストカットにばかり目を向けた安直な発想が一因かもしれません。長くなりましたが、ここで医療問題を議論したい訳ではなく、私が問うているのはカテーテルが難しい場合経管等に切り替える方法しかないのかどうか?であり、方法論を尋ねています。お金がかかるので無駄だという、お金ありきの発想ではなく、それしか方法がないのかどうかを聞きたかったので、回答の前半部分は参考になりましたが、回答はズレているように感じました。

お礼日時:2011/01/12 21:52

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