重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

電子書籍の厳選無料作品が豊富!

sin36°を説くときに
a=36°として
sin(3a)=3sin(a)-4sin(a)×sin(a)×sin(a)
という式が回答の中に出てきたのですが
この等式はなぜ成り立つのかが分かりません
誰か教えてください。

A 回答 (3件)

3倍角の公式です。



加法定理から
sin(2a+a)=sin2a・cosa+sina・cos2a
sin2a=2sinacosa
cos2a=cos^2a-sin^2a=1-2sin^2a(二倍角)
これを上の式に代入して
sin3a=2sinacos^2a+sina(1-2sin^2a)・・・・cos^2a=1-sin^2aなので
=2sina(1-sin^2a)+sina(1-2sin^2a)
=3sina-4sin^3a


cos3aも念のために

cos(2a+a)=cos2a・cosa-sin2a・sina
cos2a=1-2sin^2a=1-2(1-cos^2a)=2cos^2a-1
sin2a=2sinacosaを上に代入して
=(2cos^2a-1)・cosa-2sina・cosa・sina
=2cos^3a-cosa-2・cosa・sin^2a
sin^2a=1-cos^2aだから
=2cos^3a-cosa-2・cosa(1-cos^2a)
=2cos^3a-cosa-2cosa+2cos^3a
=4cos^3a-3cosa
    • good
    • 0
この回答へのお礼

非常によく分かりました
ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/25 07:13

sin3a=3sina-4sina×sina×sina



はいわば公式です。
覚えましょう。

といっても、原理を理解していないと納得できないと思うので、一応解説しておきます。

※数IIの加法定理を学習していることを前提に解説します。

まず、
sin3a=sin(a+2a)

加法定理より、
sin(a+2a)= sina・cos2a+cosa・sin2a・・・(1)

ここで、2倍角の公式より、
cos2a=1-2(sin^2 a) ←「sin二乗a」のことです。
sin2a=2sinacosa

なので、(1)式に代入すると、
sin(a+2a)=sina(1-2sin^2 a)+cosa(2sinacosa)
sin3a=sina-2sin^3 a+2sinacos^2 a

さらに、2倍角の公式より
sin3a=sina-2sin^3 a+2sina(1-2sin^2 a)
sin3a=3sina-4sin^3 a

よって、質問者さんが書いていた式になりますね。

この公式は一般に「3倍角の公式」と呼ばれています。
sin3aだけでなく、cos3a、tan3aも、同様に3a=a+2aにして、加法定理でうまく式変形すれば、上のような式が求められます。

もしこの途中で使った「2倍角の公式」や「半角の公式」、「加法定理」を覚えていないのなら、もう一度教科書をしっかり復習しましょう。また、発展としてとりあげられている「和積・積和の公式」も覚えておくと便利な場合があります。

インターネットでも「 」の語句を検索すれば、導き方も出ていると思いますので、参考にしてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

非常によく分かりました
ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/25 07:12
    • good
    • 0
この回答へのお礼

よく分かりました
ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/25 07:13

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!