極形式で表した複素数 z = r exp( iθ )
極形式で表した複素関数 f(z) = R(r,θ) exp( iΘ(r,θ) )
において
{ f(z) - f(z0) } / ( z - z0 ) ・・・*
の極限(z→z0)を ( r 一定)と( θ 一定)でそれぞれ調べることにより、極形式におけるコーシー・リーマンの関係式が
r ・∂R/∂r = R・∂Θ/∂θ
∂R/∂θ = - rR・∂Θ/∂r
を示せ。という問題なのですが、*の式に極形式のf(z), f(z0), z, z0をそれぞれ代入して
r 一定のときは
[ R(r0,θ0+h) exp{iΘ(r0,θ0+h)} - R(r0,θ0) exp{iΘ(r0,θ0)} ] / {r0 exp(iθ0) (exp(ih)-1)} ・・・(1)
となり、θ一定のときは
[ R(r0+k,θ0) exp{iΘ(r0+k,θ0)} - R(r0,θ0) exp{iΘ(r0,θ0)} ] / (k exp(iθ0)) ・・・(2)
となることは代入だけなのでわかるのですが、これらの式で h , k を0にする極限をとったとき、
(1)→ { (1/ir0) ∂R(r0,θ0) / ∂θ + (1/r0) R(r0,θ0) ∂Θ(r0,θ0) / ∂θ }exp(iΘ(r0,θ0) exp(-iθ)
(2)→ {∂R(r0,θ0) / ∂r + iR(r0,θ0) ∂Θ(r0,θ0) / ∂r }exp(iΘ(r0,θ0)) exp(-iθ)
となるところがわかりません。これが示せれば後は両者の実数部と虚数部が等しくなることから極形式のコーシー・リーマンの関係式が導けるのですが。
No.3
- 回答日時:
#2に書いた事を使えば、(2)式が
∂f/∂r exp(-iθ_0)になって、これにf=Rexp(iΘ)を代入すれば
#1に書いた形になるのですが、この過程のどの部分が分からないのでしょう?
それとも#1に書いた形の後の変形が分からないという事?
この回答への補足
回答ありがとうございます。
段階的に説明されたらわかりました。
「極限をとる」というところからRとΘの偏微分を出していかなければならない、
という点にとらわれすぎていて混乱してしまっていたみたいです。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 物理学 量子力学 球面調和関数 導出 方位角成分 微分方程式の解 2 2022/07/02 13:40
- 数学 離散フーリエ逆変換が周波数分割数をNにできる理由について 4 2022/09/18 12:56
- 数学 フーリエ級数係数 2 2023/06/04 14:29
- 工学 制御工学の問題について 1 2022/11/01 23:45
- 工学 制御工学の問題について 1 2022/11/01 09:12
- 物理学 この波動関数の複素共役はなんですか? 2 2022/08/17 00:32
- 物理学 電磁気学の問題について教えて欲しいです. 1 2023/05/05 17:01
- 物理学 しかし、ハイゼンベルクの式はフーリエ級数にはなっていない qn(t)=ΣQ(n;m)exp{iω(n 1 2022/05/03 09:31
- 物理学 二重障壁の計算 1 2023/03/05 16:49
- 数学 参考文献の探し方(数学) 1 2022/07/19 01:09
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
dx/dy や∂x/∂y の読み方について
-
物理 E; Pの保存に関して。 微...
-
波束の規格化 (量子力学)
-
仮想仕事の原理の逆?(グリー...
-
分極の大きさPの求め方
-
マイヤーの公式
-
ブラックの関係式
-
微分って何に使えますか?
-
2s軌道の極大値についてまた...
-
Thomas-Reiche-Kuhnの総和則の証明
-
熱力学について
-
2階線形常微分方程式(非斉次...
-
空気抵抗がかかるときの落下運動
-
レイノルズの基礎方程式 (3...
-
偏微分について(熱力学)
-
勾配の向き 物理で勾配について...
-
熱力学 理想気体について
-
温位の鉛直分布の式の導出について
-
波動方程式について。 微分可能...
-
2階定数係数同次微分方程式につ...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報