プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私は今までずっと某M生命保険に入ってましたが、
1年チョット前、ライフアカウント型保険を勧められて切り替えました。
しかし、最近になって「契約者が損をする様にパワーアップされたライフアカウント型保険」
という内容の記事を見つけました。
そしてネットで調べてみたところ…

【利点】
大きな保障が必要な時期には定期保険でこれをまかない、同時に一生涯の保障の準備も行うという点では定期付終身保険と同様であるが、比較すると、やはり積立金部分による運用の柔軟性が利点として挙げられる。

【問題点】
前述のように、積立金を切り崩すことによって定期保険を厚くすることができるが、一部で主契約を更新型商品とするような設計がなされることがあり、問題視されている。すなわち、更新型商品は更新のたびに保険料負担が大きく増大するが、その増大分を積立金の切り崩しによってまかなう設計にすることによって、保障は変わらないのに積立金は減ってゆくという状態になり、最終的に終身保険や年金に移行するための原資がなくなってしまうような事態に陥る。

というような事を書いてありましたが、私には何の事やらよく分かりません。(+_+)
一応、保険の契約の時も色々説明は受けたものの素人の私には
裏にある「盲点」なども全然分かりません。

もっと分かりやすく「池上クン」のような解説で
どなたか分かりやすくご説明して頂けると有難いのですが…
余りご回答が長文にならない方が助かります。
いかがでしょうか??
(゜ -゜ )?

A 回答 (3件)

この場合のアカウントとは、ずばり、貯蓄の意味で使われています。


つまり、貯蓄型保険ということです。

従来の終身の死亡保険は、貯蓄部分と保障部分が組み合わされて
いたので、支払った保険料のうちの、どこまでが貯蓄で、
どこからが保障なのか、不明確でした。
そこで、それを明確に分けた物です。

なので、主契約のアカウント部分につける特約の保障は、
すべて掛け捨てとなります。
貯蓄部分=アカウント部分になります。

さて、ここで問題になるのは、最後の最後の部分で、
アカウント部分を終身の死亡保険に移行させることです。
このとき、アカウント部分に十分な蓄えがないと、
終身保険に移行できません。

ここで、架空の保険を考えます。
主契約のアカウント部分は、月に1万円。
特約保障の保険料が月に1万円だとしましょう。
合計保険料は2万円です。
10年後、アカウント部分には、120万円が貯蓄されています。
1万円×12ヶ月×10年=120万円。

10年後。
特約保険料が1万円のアップの2万円となり、
合計保険料が3万円になりました。
しかし、支払いが厳しいので、いままで通りの2万円にしたいとします。
このとき、アカウント部分のきりくずしができます。
120万円あるので、これで、1万円の保険料アップをカバーできます。
見かけ上の保険料は、2万円です。
1万円はアカウントのきりくずしでカバーします。

その10年後、さらに特約保険料が上がって、3万円になります。
アカウント部分と含めると4万円になります。
でも、2万円しか払えません。
そこで、アカウント部分のゼロにします。
(実際には、ゼロに設定できません)
そうすると、合計で3万円になります。
この10年間にためたアカウント部分120万円を特約保険料に振ると
いままでどおり、合計2万円で良いことになります。

さて、さらに10年後……
特約保険料が4万円になります。
しかし、今度は、前の10年のアカウント部分の保険料がゼロなので、
アカウント部分の貯蓄がゼロです。
4万円もの保険料が払えないので、解約。

気が付いたら、30年間貯めた360万円を掛け捨て保険に回して、
結局は、終身の保障が何も残らなかった……

これが落とし穴です。

つまり、アカウント部分は、貯蓄なので、自由に使えるのですが、
使ってはいけないお金なのです。
さらに問題なのは、アカウント型保険の設計の多くが、
アカウント部分の保険料が月1000円程度で、役に立たない金額に
なっていることが大きな問題です。
なので、20年後、30年後ではなく、10年後の初回更新時に
早くもアカウントが足りなくて、保険料が大幅にアップするという
問題が生じてしまいます。

ご参考になれば、幸いです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。m(_ _)m

ご説明も分かりやすかったでした。
確かにご回答を踏まえた上で私の契約内容を見ると
仰る「落とし穴」というのも見えてきました。
1度理解したら何の事は無い事でしたが、
保険の仕組みの理解が苦手な私の様な人にとって
説明やパンフレット、契約内容を自分で見て確認しても
中々、落とし穴に気付かず理解が及ばない限りですね…。(^_^;)

分かりやすいご説明有難うございました。(^_^)/

お礼日時:2011/03/25 10:16

アカウント型の目的は


生命保険料控除を最大限に活用して資金運用をする
点にあります。
途中の保障は単品の保険を買って組み立てるのですが、単品だから高い。
途中の保障をぎりぎり迄カットするならば意味があります。
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A.主契約=アカウント(貯蓄)。

主契約なのに保険ではないので死亡しても積み立てた分しか遺族に支払われません。
B.特約=10年定期、いわゆるカケステ。10年間何もなければただの無駄遣い(保険とはそういうものだと割り切れていればOKですが)、定期だから更新毎(10年毎)に保険料が上がります。50歳前後になると保険料が高すぎて払えなくなってくる人が多くなりアカウントを取り崩して次の保険料の下取りに使う。
やがて満了日がくるとアカウントを使ってしまったから何も残らない。

ということはアカウントの保険料が最初から0円だとしたら支払っている保険料はぜーんぶカケステで、更新時の上がっていく保険料をそのまま受け入れるしかないということです。

(1)今の保険金(死亡保障額)と保険期間は誰が決めましたか?保険金が○○○千万で足りるのかどうかシミュレーションしていますか?
(2)医療保障を決めるにあたり公的制度である「高額療養費制度」の説明は受けましたか?
(3)セールスが勝手に決めたものに署名・捺印していませんか?
一番の問題はそこにあります。この保険が良い悪いではなく、きちんと話し合って決めたかどうかということです。(私はアカウト型保険は至上最悪の保険と思っていますがあくまでも個人的な主観ですので)

この保険を販売しているセールスに、10年毎保険料が上がることを問うと、その時にまた見直せば良いという無責任な言葉が返ってきます。
10年後、確実に健康上問題ないということを誰が保障してくれますか?
貴方の10年後なんて担当者には興味ないでしょう。今の契約だけしか頭にないですから。
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