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“悲しみ” と “哀しみ” の違いはなんなのでしょうか?

どなたか回答よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

白川静「字統」より


「悲 声符は非。[説文]に『痛むなり』とあって悲痛の意。」
「哀 衣の襟もとに、死者の招魂のために、祝詞を収める器である『さい(漢字が出ません。哀の口の部分です。)』を加えて、魂よばいをする形。」
とあるので、「悲」は広くかなしみ一般、「哀」は死者に対する哀告の儀礼、というのが元々の漢字の意味であるようです。

白川静「字訓」より
「『かなし』という感情は繊細なものであるから、これに当る適当な漢字がなく、愛・哀・悲などが用いられる。」
「悲は非声。非には否定の意がある。すなわち国語の『かね(思うことのかなわぬ意)』にあたる。心のうちにもどかしく、思うにまかせぬことを嘆く意があり、これも『かなし』の語義に近い。」
「哀は死者を哀しむ意。」
とあります。

すかし、近現代の日本人はそこまで知って使い分けているのではなく、なんとなくフィーリングで使っているのだろうと思います。
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この回答へのお礼

難しいですね、
でもなんとなくのフィーリングでいいんだなあと分かりました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/28 20:39

そうですね。


"悲しみ”は体も心もずたずたに傷つくような事とかとても辛い思いをする。
そう云うことに直面して感情を揺さぶられる嘆き、悲嘆にくれる思いで、

“哀しみ”はじわじわと湧きあがてくるような長くつづく物悲しい感情
とか痛ましく思う感情悲しみよりもう少し静かな気持ち
哀切きわまりない笛の音

これは私の語感です。
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この回答へのお礼

なるほど、
言われてみれば たしかにそんな感じがします。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/28 16:22

「悲しい」は心が痛むことで「哀しい」は切ないという意味だそうです。


ただ、感情を表す言葉は説明が難しいので個人のフィーリング(文字・言葉から受ける印象)が真の解答かもしれません。
例えば、『「嬉しい」という感情を説明せよ』という問題があったときに完璧な解答はないと思います。「こういうときに感じる感情」というだけであって感情自体の説明にはなりません。「嬉しい」という気持ちは読み手が「嬉しい」を体験しないと理解ができないと思います。それと同じだと思います。
わかりにくい回答ですいませんでした。
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この回答へのお礼

そうですか、
つまりこの2つの境界は曖昧なんですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/28 16:21

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