西日本と東日本の被曝の差はどっちが上？

現在、福島原発で東日本が主に被曝しているそうですが
中国からの放射性物質を豊富に含んだ黄砂の影響は西日本が中心だと聞きました。
中国の黄砂は60年以上前からあるものだとも聞きました。
健康に影響するほど西日本が被曝しているのか知らないのですが、
今のところ、東日本と西日本ではどちらが被曝量が上なんでしょうか？

No.2 ベストアンサー 回答者： narigon 回答日時： 2011/04/02 23:08

＞ところで、ベクレルってなんですか？

東北電力のURLのパクリですが
「放射線による人体への影響度合いが「シーベルト（Sv)」、放射性物質の放射能の量が「ベクレル（Bq)」です。」

放射線にもいろいろ種類があり、その種類によって人体への影響が異なります。
それで、シーベルトは放射線の種類やその元となる物質（放射性ヨウ素やセシウム）に関係なく、一律で人体への影響度合いがわかります。
なので基準になる1ミリシーベルトとかよく聞くと思います。

次にベクレルって言うのは1秒間に崩壊して放射線を発する原子核の数です。
つまり水道水の基準である1kgあたり300ベクレルの放射性ヨウ素ってのは、水1kgに1秒間に300個壊れて放射能を出すヨウ素が入っているってことです。
分かりづらいかもしれませんが、放射性ヨウ素などは放射性セシウムと比べて半減期（崩壊して量が半分になる時間）が短いため、同じ量が入っていても高いベクレルになります。

ベクレルってのはそのものがどれくらい入っていると言うことを表していますが、その核種によって出る放射線が違うので人体への影響（シーベルト）はベクレル＝シーベルトではありません。

まぁ細かい事はおいといても、シーベルトもベクレルも多いほうが放射線が多いって事です（ざっくりしすぎですが）。

＞韓国のほうが東日本より被曝していないと言うことですか？
そりゃそうでしょう。東日本は人体に影響が無いレベルとはいえ、通常よりも高いですからね。


＞黄砂には放射性物質以外にも何かついているのでしょうか？
そもそも細かい砂の粒子自体も影響しますし、その粒子に付着したさまざまな物質や、黄砂と一緒に飛来する化学物質が影響すると言われています。アレルギーが酷くなったり、呼吸器系に影響がでたり。
私は黄砂が飛来するとアレルギーがひどくなります。

＞日本人の肺がんの多さには黄砂の影響はあるんでしょうか？
影響が全くないって事はないと思いますが、常時飛んでくるわけでもありませんし関係無いと思います。
もし関係があるなら明らかに東に行くほど肺がんが少なくなるでしょうけど（黄砂は西日本や日本海側のほうが多いので）、そんなデータは無いと思います。

参考URL：http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/shiry …

この回答へのお礼

ありがとうございました！！
すごく勉強になりました！！
今まで、シーベルトとベクレルが全然同じだと思って怖がっていましたけど、違うんですね。
西から黄砂、東からは放射能で怖くてたまらなかったですが、ちょっと落ち着けました。
でもさっき会見で、あ、これはまたきちんと聞きます。
本当にありがとうございました！！

お礼日時：2011/04/05 18:22

No.1 回答者： narigon 回答日時： 2011/03/31 14:31

無駄に不安を煽るような記載はしないと良い方が思いますよ。

中国の黄砂についてですが、韓国における放射性セシウムの最大測定値が「1平方メートルあたり252ミリベクレル」で、東京の最大値は「1平方メートルあたり340ベクレル」。

昨日の東京の放射性セシウムは「1平方メートルあたり21ベクレル」です。

ミリは1/1000なので、どう考えても東日本です。まぁ東京でも21ベクレル/m2程度では問題ないと言われてますが。

どっちも問題無いでしょう。

黄砂は放射性物質だけじゃありませんけどね。

この回答へのお礼

ありがとうございました。
ところで、ベクレルってなんですか？
最近のテレビでシーベルトからベクレルに変わったようなんですが、違いがあるんですか？
韓国のほうが東日本より被曝していないと言うことですか？
黄砂には放射性物質以外にも何かついているのでしょうか？
日本人の肺がんの多さには黄砂の影響はあるんでしょうか？

お礼日時：2011/04/02 10:48