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今日取り組んだ進研ゼミの問題で、次のものがありました。

彼は、40歳を過ぎても、相変わらず良い選手である。

He remains a good pitcher, even though he is over 40 years old.

この文に出てくる remain「依然として・・・である」 についてお聞きしたいのですが、

remainは自動詞ですよね?

だとすると、私は前置詞が必要だと思ったのですが、
この文型の場合なぜ前置詞は置かなくても良いのでしょうか・・・。

何卒、お力添えいただければ幸いです。

A 回答 (4件)

基本的に、前の回答者さんたちのおっしゃるように、補語(C)だから、です。



教科書や参考書に載っている感じで、OとCの区別をしておくと、

・S+V+C 型では、当然、前置詞なし、S=C、Cは名詞or形容詞
・S+V+O 型、または、自動詞+前置詞で他動詞的に働くS+V+前+O 型(例えば、look at ~)では、S≠Oで、Oは名詞

例文は、S+V+C 型なので、he = a good pitcher、ですが、
S+V+O 型の文、He loves me. なら、he ≠ me、
S+V+前+O 型の文、He looked at me. でも、he ≠ me という感じ、
もし、どうしても、S = O にしたいなら、上の2つ例文だと、
O を himself のように、再帰代名詞にしないといけません。

他の文型は、おおまかに言えば、
S+V 型は、Sは(どんなふうに、どこで、いつ)Vする。
S+V+O 型は、Sは、OをVする。
S+V+O1+O2 型は、Sは、O1にO2をVする(してやる)
S+V+O+C 型は、Sは、OをC(の状態)にVする。
のような標準訳があったりしますが
(細かいところは一つ一つ学ぶ必要があるにせよ)、
S+V+C 型は、こういう具合に一言ではまとめにくく、
覚えにくいところがあるので、
次のようにまとめると、覚えやすいかもしれません。

(1) S = C パターン、Cである
be : SV「いる・ある」、SVO×、名詞可(Cに名詞を入れていい、形容詞はどの動詞もOK)

(2) S ≡ C パターン、ずっとCである、Cであり続ける
keep : SV「保つ」SVO「ずっと持っている」、名詞不可
remain : SV「ずっといる」、SVO×、名詞可
* ほかに、stay,stand なども、SVCになり得るが、Cは名詞不可、かつ、形容詞も何でも
* 来られる訳ではない、以降、* で表した動詞はすべてそのタイプ
* 意味は、上の動詞を見ても解るように、SVやSVOの意味をひきずっている

(3) S ⇒ C パターン、Cになる
become : SV×、SVO×(Oが似合うという使い方もあるがちょいと特殊)、名詞可
get : SV「到達する」SV「入手する」、名詞不可
grow : SV「育つ」SVO「育てる」、名詞不可、(育って)Cになる、なので、小さくなるには使われない、
turn : SV「回る」SVO「回す」、名詞不可、(クルリと回って)Cになる、なので、一気に変わるときに。
* ほかに、go,come なども、go,comeは、今いるところ、または、気持ちの中心があるところから、
* 離れる・近づくという意味なので、goは悪くなるとき、comeはよくなるときの専用の用法、

(4) S ≒ C (through ?) パターン、?を通すと、Cのようだ
look : SV「見る」、SVO×、?=視覚、Cのように見える、名詞可?(実際には、likeをつけることが多い)
sound : SV「音がする」、SVO×、?=聴覚、Cのように聞こえる、名詞可?(同上)
taste : SV「味がする」、SVO「味わう」、?=味覚、Cのような味がする、名詞不可(like+名詞は来られる)
smell : SV「(悪い)匂いがする」SVO「嗅ぐ」、?=嗅覚、Cのような匂いがする、名詞不可(like+名詞は来られる)
feel : SV「感じる」、SVO「触る」、?=触覚、Cのような手触りがする、名詞不可(like+名詞は来られる)
feel : SV「感じる」、SVO「触る」、?=感覚、(人が自分が)Cだと感じる、名詞不可
seem : SV×、SVO×、?=判断?、Cのようだ、名詞可
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この回答へのお礼

文型について長文で分かりやすくご回答いただき有難うございました!
助かりました(*^^*)

お礼日時:2011/04/05 19:28

【5文型】


第1文型:完全自動詞   SV
第2文型:不完全自動詞  SVC
第3文型:完全他動詞   SVO
第4文型:授与動詞     SVOO
第5文型:不完全他動詞  SVOC

自動詞or他動詞…目的語(O)をとるか否か
完全or不完全…補語(C)をとるか否か

第4文型は第3文型の一部ですが、少々特殊なので別の文型として扱っています。

今回のremainは不完全自動詞です。目的語(~を/に)はとりませんが、補語(「依然として…である」の「…」部に相当します)が必要です。

補語には、名詞(代名詞を含みます)又は形容詞のいずれかしか来ませんので、前置詞は不要です。ちなみに今回の補語はpitcher(a good pitcherでも可)です。

更に1つ、余計かも知れませんが付け加えて置きます。

質問者様は「remainは自動詞」と仰られましたが、正確には「この場合のremainは自動詞」とすべきです。勿論、remainに他動詞の用法はありませんので、誤りと断定することは出来ませんが…。

例えばmakeは、

第1文型:I made for home.
 (私は家路を急ぎました。)
第2文型:I made marry.
 (私は陽気に振舞いました。)
第3文型:I made a doll.
 (私は人形を作りました。)
第4文型:I made my daughter a doll.
 (私は娘に人形を作ってやりました。)
第5文型:I made the doll ragged.
 (私はその人形をぼろぼろにしました。)

と、その時によって、自動詞or他動詞、完全or不完全が変わってしまいますので、その点は御注意下さい。

乱文失礼致しました。
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この回答へのお礼

長文でご回答いただき本当に有難うございました!
助かりました(*^^*)

お礼日時:2011/04/05 19:26

自動詞はその後ろに目的語を取る時は、質問者さんのおっしゃるように前置詞が必要ですが、



He remains a good pitcher.

の a good pitcher は「補語」で、主語の He を説明しているからです。

He is a good pitcher.「彼はよい投手である」

でもよく似た意味ですが、remain を使うことで、「相変わらず~のままである」と言う意味が強まります。
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この回答へのお礼

分かりやすくご回答いただき有難うございます!
助かります(*^^*)

お礼日時:2011/04/05 19:25

あなたの書いているとおりa good pitcher がC(補語)だからです。


補語には名詞か形容詞が入ります。そしてS=Cの関係が成り立ちます。
前置詞を入れると補語ではなくなるので、S=Cの関係が成り立たず、文の意味がおかしくなります。
例えばbecomeも同じタイプの動詞と言えます。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました!
助かります(*^^*)

お礼日時:2011/04/05 19:23

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