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先日、英語の発想法に関する書籍を読みましたが、そのなかで
「英語には、日本でいう『兄弟』『姉妹』のように上下をつける考え方がまったくないに等しい~(中略)~だから『お兄ちゃん』『お姉ちゃん』などと呼びかけることはなく、ファーストネームで呼び合う」という説明がありました。

なるほどそうなのかと思いましたが、
でも英語圏の人々の意識のなかで兄弟にまったく序列はないのでしょうか?

たとえばイギリスの王位継承権は長男と次男では長男が優先するようです。
それほど大げさなことでなくても、たとえば、家族経営をしているような企業で誰に経営を譲るかといえば、やはり長男が優先するような気がします。

実際のところ、英語圏の人々の兄弟の序列についての意識はどうなっているのでしょうか。
上が女の子で下が男の子といった場合はどうでしょう。
アメリカとイギリスでも違いがあるのでしょうか。

どなたか詳しい方、ぜひ教えてください。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

#2にいただいた補足を拝見しました。



ドラマに関しては、全体を見てみないと何とも言えませんよね。ただ、申しましたように、常に自分よりも2歳だか5歳だか大きい人であった兄を見て育ったわけですから、なんとなく頼もしさとか年齢差を感じていたとしても全く不思議ではありません。また、ドラマでありがちなのは、「ちゃらんぽらんな次男とは違って、兄には妻と子供がいて」という設定なので、そういうコントラストの中で頼りにされたのかもしれません。

セリフとしても、原語ではファーストネームで呼びながら、文脈で立場の差をにおわせていたのかもしれないし、あるいは、ここぞとばかりに「big bro(兄貴)」みたいな表現を使って“いつにない序列感”を出したのかもしれません。題名がわかれば、もう少し調べられるのですが。

>ところで話は変わりますが、私は長男で弟が一人おりますが、もし弟が突然私のファーストネームを呼び捨てにしてきたら相当困惑してしまいます。やはり日本的な序列意識に染まっているのでしょうね。(笑)

呼び方に関しては慣れなのではないでしょうかしらね。日本でも年齢が近かったりすると、ファーストネームで呼び合って育つ兄弟がいますよね。60を過ぎている叔母姉妹も、いまだに互いをニックネームで呼び合っています。
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first in, first out 的なbirth order 順列の関係です。


male/female いわゆるsexual order はかなり
固有の文化的背景があります。

この回答への補足

答えをお寄せいただいて本当にありがとうございます。
ちょっと抽象的でよくわからないのですが、
生まれた順番による「順列」の意識はあるということでしょうか。
ただそれはたんなる「順列」で、儒教的日本的な「長幼の序」というような価値の軽重の意味合いはないと・・・。そんな理解でよろしいでしょうか。
だとすれば、兄弟の間は基本的に平等な関係であったとしても、王位とか家督とかを継承するときに年長者が優先されることに違和感を感じることはないかもしれませんね。そういうことなら何となくわかるような気がします。
一方女の兄弟の場合は、社会の男女関係の概念が入り込むので、男同士の兄弟ほど単純ではないと・・・。そういうことでしょうか。
どうもありがとうございます。

補足日時:2011/05/31 22:41
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日本でも序列の意識がない家庭はたくさんあります。

私の実家なんてその典型ですね。特に首都圏あたりだと、長男だからあとを継ぐとか、長女だから婿をもらうという価値観については、知ってはいても、現世には存在しないものと思って育つ場合が少なくありません。くどいようですが、私がそうです。

確かに、年が大きいと子守り役を押し付けられがちとか、末っ子だとかわいがられたり、いじめられたりといったことは、人間ですからありますし、三姉妹の真ん中として育ったノーラ・エフロン監督などは、映画『電話で抱きしめて』を通じて「being in the middle(真ん中にいること)」を表したかったと語っていますが、どこかに王位継承者などがいれば「あんたんちは大変だね」という感じで“その家がそうだ”という感覚でとらえるものではないかと思います。長男だからこう、三女だからこう、という考え方は、一般庶民のあいだではありませんね。

ちなみに、先輩後輩という概念も基本的にありません。

この回答への補足

答えをお寄せいただいて本当にありがとうございます。
王位継承だの会社の経営権の継承などというのは、特殊な環境の人たちの話で一般庶民には関係ないということですね。なるほど。
ではもう少し質問させてください。
しばらくまえのことですが、アメリカで制作されたテレビドラマで、年老いた母親を2人兄弟のどちらが面倒を見るかというシチュエーションがありました。
その時弟のほうが「兄さん頼むよ」的なセリフを言っていたのが記憶に残っています。
私が見たのは日本語の吹き替えなので、日本人に受け入れられやすいセリフに変えた部分があるのかもしれません。
それでもなんとなく人情の機微として、アメリカ人にも「兄さんのほうが年上なんだから何とか頼むよ」というような意識を感じたのですがどうでしょうか。そういう立場の違いの認識というものも、ある意味で序列意識の一種ということはできないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

ところで話は変わりますが、私は長男で弟が一人おりますが、もし弟が突然私のファーストネームを呼び捨てにしてきたら相当困惑してしまいます。やはり日本的な序列意識に染まっているのでしょうね。(笑)

補足日時:2011/05/31 22:10
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 ちょうど漢字では「叔父」と「伯父」の区別があるが、日本ではどちらも「おじ」と言います。

しかし、特定のおじが親より年上か下かは、我々知っています。同様に「いとこ」と「きょうだい」の区別をしない言葉もあります。

 こういう区別は親族呼称だけではありません。色で言うと、空が「あおい」木の葉も「あおい」だから、日本人は green と blue の見分けが出来ないのか、と聞いてきたイギリス人がいました。

 単なる語彙構造の違いだと思います。

 

この回答への補足

早速答えをお寄せいただいて本当にありがとうございます。
なるほど。
英語に兄、弟を一語で表す言葉がなくてもそれは語彙構造の問題で、意識下では兄、弟の違いを認識しているということでしょうか。
どうもありがとうございます。

補足日時:2011/05/31 21:48
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