今年はじめたいことは?

図のように互いに直角に交わるなめらかな斜面(水平と作る角=α,π/2-α)の上に,長さ2aの一様な棒ABがかけてある.棒が水平とθの角度でつりあっている状態について以下の問いに答えよ.
(1)斜面の交わる点Oから測った棒ABの重心Gの高さzをa,α,θを用いて表せ.
(2)仮想仕事の原理により,つり合いの状態にあるときのθとαの関係を示せ.
(3)このつり合いが,安定化か不安定化かを調べよ.

この問題で(1)はasinθ+2acos(α+θ)cosαと求まりました.この答えはあっているでしょうか?
また(2)を解くために仮想仕事の原理を利用しろと書いてありますが,ここでは保存力しか働いていないのでポテンシャルエネルギーについて考えました.δU=0となればよいのですから,(1)の答えが0になればいいということですよね?
θからδθだけ変位させたとすれば,asinδθ+2acos(α+δθ)cosα=aδθ+2acosα-2asinαδθ=0となります.
ここで2acosαの項にδθがかかっていないため,この方程式が解けません.もしかかっていれば,題意のようにθとαだけの関係を示せるのですが….

私の解き方が違うのでしょうか?
またもしよろしければ(3)の示し方も教えていただけると嬉しいです.よろしくお願いします

「解析力学の問題です」の質問画像

A 回答 (2件)

(1)


∠AOB = π/2より点OはABを直径とする円周上の点である.
したがって
GO = a.
そうすると△AGOは
GA = GO = a
の二等辺三角形であるからOGが水平面となす角は
2α + θ.

∴z = OG sin(2α + θ) = a sin(2α + θ).

# 添付図参照.

(2)
棒に働いている力は重力と,斜面からの反力.
このうち,拘束力でないのは重力のみ.したがって仮想仕事は
δW = Z δz = -m g a cos(2α + θ) δθ.

仮想仕事の原理より
δW -m g a cos(2α + θ) δθ = 0.
∴2α + θ = π/2.

(3)
δU = -δW = m g a cos(2α + θ) δθ

dU/dθ = m g a cos(2α + θ)

# 今の場合,1変数なので,偏微分記号ではなく,常微分の記号を使いました.

d^2 U/dθ^2 = -m g a sin(2α + θ).

d^2 U/dθ^2|_{2α+θ=π/2} = -m g a < 0.

つりあいの位置でd^2 U/dθ^2 < 0であるということは,つりあいの位置でポテンシャルUが極大であるということであり,このつりあいは不安定である.

...だと思います.計算間違ってたらすみません.
「解析力学の問題です」の回答画像1
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この回答へのお礼

詳しく説明をしていただきありがとうございました

お礼日時:2011/06/15 21:14

>asinθ+2acos(α+θ)cosα


これは asinθ+2acos(α+θ)sinα の間違いではないでしょうか。
加法定理を使うと #1の方の asin(θ+2α) と同じであることが分かります。
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この回答へのお礼

おっしゃる通りですね、ありがとうございました

お礼日時:2011/06/15 21:14

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