No.1
- 回答日時:
文法的には
all of the 名詞,
many of the 名詞
some of the 名詞
most of the 名詞
None of 可算, None of 不可算
のようですが、
実際には、
None of the water
というのもネット上で使われているのも見ます。
No.2
- 回答日時:
質問の趣旨は、none of, all of の後にwater(あるいはsugar, milk etc.)のような物質名詞がくるとき、theをつけるべきかどうかということでしょうか。
結論から言えばtheは必要です。
たとえば
None of the water is fit to drink.
(その水はどれも飲むのには適しない)
All of the water has evaporated.
(その水はすべて蒸発してしまった)
というふうに使います。
None of water is...
All of water has... とは言いません。
ただし、none of.., all of.., という表現は本来複数形の名詞や代名詞の前で使われるものですから、物質名詞の前では、no water, all the water, all water といった表現のほうが普通だと思います。
No.3
- 回答日時:
>the が必要なのでしょうか?
どの文章の中で使われるかでtheが適切かがわかります。none/all ofのあとだと必ずtheを付けるというときっとこんな文見つけましたよ、って厄介のことになります。すべての名詞にtheは付けられますが、どの場合に付けるかは文脈次第です。
the waterは単なるH2Oとは違うものと思われるかも知れません。飲料水なのか、海、川、湖の水なのか、工場用水なのか、その他の水なのか、ある場面で使われる水を指していると考えるはずです。「水を一杯ください」は辞書でも、"Give me a glass of water."で、"Give me a glass of the water."とtheは書いていませんが、theだと水道水、ボトル水など特定の水なのでしょう。どの水でも言い訳でないと言っているように聞こえているのかも知れません。theがないとふつうは飲める水なら何でもいいって言うことだと思います。
theが付くと、書き手(話し手)と読み手(聞き手)がわかっている場合を想定していると考え方があります。そう考えると、何の前後関係もなしに、theと言われると相手がわからない場合が出てくる可能性があります。
結論は、どちらも使えると言うことです。内容次第って言うことですね。
theを付けてみて、そのtheが相手にわかるか考えたらどうでしょうか。一般的には、文章のはじめの名詞にはtheは付きにくいですが、意識の問題でもありますので、規則化すると例外はあります。
重要な文であれば、複数のネイティブにチェックされてはどうでしょうか。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
#2です。
十分な根拠に基づいて回答したつもりですが、意見の異なる方もいらっしゃるようなので、少し補足したいと思います。
1.
質問文から明らかなように、ここで問題になっているのは、
「none of あるいは all ofの後に water という名詞がくるときに 、the をつけるべきか、必要ないのか」ということです。私の回答も、それに限定してお答えしたつもりです。
none of も all ofもないときに、water に the をつけるかどうかという問題は、今回の質問とは関係がありません。
2.
質問のような状況では、water という語にtheをつけるべきかどうかは、waterという語の意味によって決まるのではなく、none of 、all ofというフレーズの文法的性格によって決定されます。
none of、all of の後に来る複数名詞、単数名詞にはthe、またはその代わりになる限定詞(this、these、my、your etc.)をつける必要があります。
これは、私だけの意見ではありません。
たとえばall ofに関して言えば、
『日本人学習者のための米語正誤チェック辞典』、『英米語用法辞典』、『ロイヤル英文法』、『あなたの英語診断辞書』等々(これらの著者の中には2人のネイティブが含まれています)多くの文法書が、all of の後に複数名詞/単数名詞が来る場合はtheまたは他の限定詞をつけることが必要であると述べています。
またnone ofについては、文法書の記述は少ないものの、ジーニアス、レクシス、ウィズダム、フェイバリット、新英和中辞典など、多くの辞書が、none of の後に来る単数(複数)名詞には、必ず the、this(these)、所有格などがつくと述べるか、そのことを明示しています。
これに対して、たとえばall of books、none of waterのような、冠詞をつけない形が可能であると述べたり、そうした例文を挙げたりしている辞書、文法書は(外国の出版社のものも含めて)、私の知るかぎり一つもありません。(「誤りである」とはっきり述べている例はいくつもあります。)
3.
一方、たとえばall of books、all of water、none of water といった無冠詞のフレーズをweb上で検索してみると、かなり多数の使用例があることが分かります。しかし、「web上で使用例が見つかる」ことは、それが「誤りでない」証拠にはなりません。
たとえば、he am や we has という言い方を検索すると、もっと多数の使用例が見つかります。しかしだからといって、「he is も he amもどちらも使える」「we have もwe hasもどちらも使える」などといえば、物笑いの種になるだけです。
アメリカでは Common Errors in English という、「よくある誤り」を集めた本やウェブサイトがあり、「よくある」けれども「誤りである」表現などは少しも珍しくないのです。
日本語でも、たとえば「紛争」を「粉争」、「訪問」を「訪門」、「指摘」を「指敵」と書いたりする人はweb上にもたくさんいますが、「粉争」や「訪門」や「指敵」が誤りであることに変わりはありません。
もちろん、文法書が「誤用」とする表現でも、何割もの人々が正しいと信じて使うことになれば、それは慣用表現として認められるでしょう。しかし、「慣用表現」として認められるためには、それは、標準的な用法と比較して無視できない頻度で使われていなければなりません。
いま意味の似ている all of water、all of the water、all the water、all water という4つの表現をとって、(名詞が続くような不適切な文脈を避けるために)これらの表現が主語となる「・・・is・・」という形のweb上の頻度を比較すると、
「all of water is・・・」・・・・・・・・21 件
「all of the water is・・・」・・・1770件
「all the water is・・・」・・・・・8160件
「all water is・・・」・・・・・・・・9310件
となります。
これはただの一例にすぎず、くわしい分析は省きますが、こうした事実から見ても、all of water 等の表現が、文法に合わないだけでなく、慣用にも合致しないただの誤用であることは明らかです。
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