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教えてください。
時々合掌という言葉で〆られている手紙(文章)を見るのですがこの場合の合掌の意味が知りたいのとどんな時に使えばいいのでしようか?

A 回答 (2件)

私も「合掌」で締めくくっています。


仏教学を学んでいたのですが、大学の先生や先輩、お寺出身の同級生など、「合掌」を使う方が多くいました。

「合掌」は「拝むこと」です。
「九拝」という締めの言葉がありますが、それとほぼ同意と言っていいんじゃないかと思います。

「読んでくださってありがとう」というよりは、「私はあなたのことを尊敬しています」「いつもあなたのことを拝んでいます」の意味合いではないか、と。

仏教で言うところの、誰もが持っている「仏性」を拝んでいるという意味合いを含むので、仏を拝む→合掌という言葉になっているのではないかと思います。

ちなみに辞書にあるかな、と思って『広辞苑』を見ましたら、きちんと“手紙の末尾に使う語”である旨の説明がありました。

がっ‐しょう【合掌】‥シヤウ
1.両方の手のひらを顔や胸の前で合わせて仏を拝むこと。インドでの古くからの礼法の一つで、南アジア諸国では挨拶にもこの礼法を用いる。
△僧などの手紙の末尾に「敬具」の代わりにも使う。

きゅう‐はい【九拝】キウ‥
1.中国、周代に定めた9種の礼拝法、すなわち、稽首・頓首・空首・振動・吉拝・凶拝・奇拝・褒拝・粛拝。
2.天皇への拝賀・奏慶などの時、諸臣が立って左・右・左、すわって左・右・左、ひざまずいて2度、立って1度拝すること。
3.幾度も礼拝して深い敬意を表すこと。「三拝―」
4.手紙の末尾に記して敬意を表す語。

この回答への補足

ありがとうございます。参考になりました。いやぁ日本語って改めて奥が深いですね。

補足日時:2011/07/18 12:06
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仏教徒はあいさつのときに合掌します。


日本人はあまりしませんが、お坊さんは必ず合掌しますし、一般の人でもお坊さんに対しては合掌する人はいますね。

あいさつ以外だと頼みごとをするときに合掌しますが、これは神仏に願い事をするときに合掌するのが転化した行為だと思います。

と、いうわけで文末の合掌は「読んでいただいてありがとうございます」の意味だと思ってください。
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