電子書籍の厳選無料作品が豊富!

3年前父親が肺がんを患い 手術をして退院出来るまでになっていたのですが
今度は呼吸不全と診断され入院しました。
喉を切開し呼吸器を付けられて過ごしていました。
そうしていると今度は数ヶ月前に口の中にガンが出来てしまい 放射線治療をして
幸いにも殆ど無くなったと診断をいただきました。
そして 今 喉(リンパ)のあたりにまたガンが出来てしまったのですが
先生がもう放射線治療は出来ないと言われました。
よく分からないのですが、この前放射線治療をしたばかりなので
ガンの周りの異常の無い細胞まで殺してしまうからとの事

納得いかないのですが 続けての放射線治療は出来ないのでしょうか?
もしそうならどんな理由があるのでしょうか?

A 回答 (2件)

放射線治療による副作用は、当てられた皮膚の灼熱感や発赤、胃・消化管粘膜炎による嘔気や嘔吐などがあります。



続けて行うことによって、食事がとりにくくなったり、肺炎を引き起こす恐れがあるので、続けてはできません。私は、何度かそういう症状のある患者さんを看てきました。

トピ主さんのお父様は肺がん及び呼吸不全を患われていらっしゃいます。さらに気管切開をし、呼吸器をつけておられるのであれば、呼吸器をつけている部位に副作用が及ぶ恐れがあります。

というわけで、なおさら医師は放射線っ治療は避けると思われます。

ここでの回答は、推定に過ぎないので、主治医に確認されることが大事です。主治医を信頼して、思ったことの疑問はその都度解決していく様にお願いします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お二人の方から回答頂き、とても丁寧な回答にこちらも納得がいきました。
父の事はとても悔しく もっと長生きさせてやりたかったですが残念です。

お二人ともベストアンサーにしたかったのですが、回答順とさせて頂きました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/21 18:35

放射線治療ではがん細胞,正常細胞を問わず,照射した範囲のすべての細胞にダメージを与えていきます。


正常細胞ではそのダメージを蓄積しながらも修復していくことができますが,がん細胞はその修復ができず,死んでいきます。
これが放射線治療の原理です。

ただし,正常細胞は修復能力があるのですが,それにも限界があります。
一定の線量をこえると修復ができなくなり,正常細胞も死んでいきます。
そうなると皮膚に穴があき,そしてのどの粘膜に穴があき,その穴をふさごうと手術しても傷口がふさがらない状況になり,手の施しようがなくなり,感染などを併発して命取りとなってしまいます。

口腔癌の治療では,その正常組織の耐用線量近くまで放射線を照射していることと思います。
そして,がんの目に見えない浸潤や転移の予防として,がん以外の部分も広く照射していると思います。
今回出てきた癌に対して,放射線治療を施すとなると,正常組織が耐用線量を超えてしまい,正常組織が死んでいくことになるという意図の説明だと思います。
続けて治療できないのではなく,同じ場所に正常組織の耐用線量を超える追加の治療は出来ないということです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お二人の方から回答頂き、とても丁寧な回答にこちらも納得がいきました。
父の事はとても悔しく もっと長生きさせてやりたかったですが残念です。

お二人ともベストアンサーにしたかったのですが、回答順とさせて頂きました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/21 18:35

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!