プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

家庭菜園初心者です。
去年からかぶの栽培を始めました。
去年は葉っぱは多少虫食いになったものの、
実(根)の方は立派なものが出来て害虫の被害もありませんでした。

が、今年は収穫してみたら全体的に去年より実がだいぶ小さく、
実の部分までかなり害虫にやられてしまっていました。(4mmくらいの真っ白い幼虫が付いてました)
葉っぱの方も去年よりも虫食いがひどいです。
なので8割くらいはもう食べれそうにない感じです…泣

去年はこんな虫はつかなかったのに…
一体何が原因なのでしょうか?
因みに植えたのは前回と同じ場所で少し野菜用の土を足した程度です。

また土の中にいる害虫(何の虫なんでしょう?)がいる場合は
どんな対策をすればよいのでしょうか?


来年また作る際の参考にしたいので、
よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

被害の様子から考えるとキスジノミハムシだと思います。



キスジノミハムシの成虫は葉を、幼虫は根を食害します。
土の中に住み着いてしまうタイプですから連作が強く影響します。

幼虫は白く小さいのですが、クワガタの幼虫タイプですので、
見かけたものはタネバエの幼虫だったかもしれません。

対応ですが、地植えの場合は土の量が多すぎますので、
手作業、あるいは熱湯で殺すなどの手は難しいです。
石灰窒素と言う肥料を混和する事でも効果がありますが、
リン酸やカリウム肥料を別に用意しなければなりませんし、
根菜類には窒素肥料が多いと悪影響になりますので、土作りが難しくなります。

農薬をご使用になられるなら、ダイアジノン粒剤5、フォース粒剤が良いと思います。

ダイアジノン粒剤5
http://www.nichino.co.jp/products/regist_info/10 …
カブの場合は土にまくだけで効果があります。

フォース粒剤
http://www.syngenta.co.jp/cp/seihin/sachu/forceg …
種まきの前に土に混和します。

この虫はアブラナ科作物に寄生しますので、来年は他の科の作物を栽培なさると良いでしょうね。
根菜類なら、ニンジン(セリ科)、ゴボウ(キク科)、ジャガイモ(ナス科)、
サツマイモ(ヒルガオ科)などが連作になりません。
葉菜類であれば、ホウレンソウ(アカザ科)やリーフレタス(キク科)などと輪作すると、
お味噌汁やサラダの具材を生産し続けられますね。

そして次に栽培なさる際には防虫ネットで侵入を防いでおけば、
ある程度の連作も可能ですし、農薬を使用しなくても済みます。

キスジノミハムシについてはこちらをご覧ください。
http://www.syngenta.co.jp/cp/support/gaichu/gaic …

アブラナ科以外なら普通に栽培できますので、ぜひ秋作も楽しんでください。
例えば、フダンソウ(アカザ科)→タマネギ(ネギ科)かサヤエンドウ(マメ科)
→サツマイモやオクラ(アオイ科)やその他の夏野菜を栽培しておけば、
再来年にはカブに復活してもらっても大丈夫だと思いますよ。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます!

葉っぱの部分の被害はキスジノミハムシだったんでしょうかね。
タネバエの幼虫の写真を見てみましたが
根についていた虫は確かにこれとそっくりでした。

やはり防虫ネットはした方がいいんですね。
なんとなく面倒くさくて使っていなかったのですが^^;
農薬はあまり使用したくないので、次は試してみたいと思います。

かぶが終わったらまた秋まき野菜をいろいろやってみようと思います!
ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/28 16:09

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