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文中の2番目に置かれた定動詞と最も密接な関係をもっている要素が文末に置かれる、というドイツ語の語順の大原則に関してですが、
英語、フランス語、のあとにドイツ語を学び始めた私としては、わざわざ読みにくく、話しにくくしているようににしか思えません。どういう感覚、必要性があってこんなことをしているのでしょうか?
これからのドイツ語勉強の指針になるような、アドバイスをいただけましたら幸いです。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

英語は緊密なつながりを持つものを近くに置きたがるのに対しドイツ語はいろいろな面で「枠」を作りやすいということです。



助動詞構文、完了形、受動態、分離動詞がその最たるものです。

Ich kann fließend Deutsch sprechen.
Ich habe ihm gesehen.
Das Buch wird von jedermann gelesen.
Ich rufe nie an.

定動詞と文末の不定形、分詞、副詞など(分離動詞の前綴り)という密接な関係のものが離れた位置にあってその他の要素を挟み込んでいます。

これら以外でも

Ich gehe heute in die Schule. 私は今日学校へ行く

heute の位置はかなり妙な印象を受けますが、「今日行く」と「学校へ行く」を比べると後者の方が密接なつながりを持っています。「今日」というのは単なる時の規定に過ぎませんが「学校へ行く=登校する」とは自分の身分とも言える表現です。

Ich komme eilich nach Hause. 私は急いで帰宅する

安易に日本語との比較はできませんが、「帰宅」と訳せるように nach Hause の方が動詞と結びつきが強いと言えます。

Mein Lehrer lobt mich immer sehr. 先生は私をいつも大変ほめる

これはちょっと難しい例ですが「ほめる」につく副詞規定では「いつもほめる」より「大変ほめる」の方が緊密と考えれます。これも「べた褒め」や「激賞」とは言うものの「常賞」とは言わないことに似ています。安易な比較は危険ですが考え方の似ている面は確かにあります。


以上の例文は副文になると定動詞が文末に移動し、もっとも緊密なもの同士が隣り合うことに注意してください。ドイツ語は本質的に SOV 型言語と言われますがこういう点も関係しています。
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ドイツ語の文章の配語は確かに英語から考えると、途惑うと思いますが、逆に考えると、即ちドイツ語から考えると、英語は


変な語順でしょうね。違いますか? 私から見れば、英語の方が理屈に合わないことが多すぎると感じますが。
英語は歴史的に見ると、4世紀ごろまでは、現在のドイツ語の当時の姿とかなり似た言葉だったようですね。 ドイツ語の仲間から見れば、英語の方が変な方向へ変わってしまったようです。 何故、どんな分けで現在のような言葉になったのかは、言語学者の仕事でしょうね。 それを先に考えていたら、ドイツ語の勉強になりませんよ。 初歩段階では、理屈ぬきに丸暗記です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!手頃な本で英語の歴史をたどってみます。

お礼日時:2011/08/19 13:24

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