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当方の知識は日商2級レベルで社会人、30代です。
仕事の都合で2級程度の知識を求められたので勉強し始めた簿記なのですが思ったより面白く、1級まで目指したくなり、その先の税理士にも興味が向いてきました。

そこで今悩んでいるのが、あくまで日商1級か、1級より税理士の勉強をするか、どちらにしようかということです。

ただ現時点では税理士受験する資格はないのですが、受験資格となる科目を卒業した大学で追加履修して半年程通えば単位が取れることが分かりました。
ですので、日商1級に拘らなくても追加履修した方が税理士への一歩は早いような気がします。
ですが、幾つかこちらの過去の質問を見てみると日商1級の勉強も税理士受験にはとても役立つような回答もありました。

ネックなのが年齢で、すでに30代なのでスタートがかなり遅いのは重々承知してます。
その為どうしても税理士になりたい、というわけではないのですがそのくらいのレベルの勉強をして色んな知識を身に付けたいと思ってます。
その中で税理士になれたらもちろん万々歳ですが、かなり努力しないとなれないことも分かってます。
あくまでも経理業務に携わる仕事をこれからもしていくので役立つ知識が欲しい、というのが大きいです。

ビジネス会計、FP、社労士など他にも色んな資格があると思うのですが、簿記は簿記を勉強している時に一気にやった方が良いと聞きました。
今2級までの知識ですが勉強真っ只中なので、このまま手を止めずに1級まで目指すのが一番いいのかとは思ってますが、同じ道を歩んだ方などアドバイス等頂けたら嬉しいです。

30代から税理士目指すのは無理とか、そういうご意見はご遠慮ください。

A 回答 (4件)

すみませんが、


> 同じ道を歩んだ方
ではなく、むしろ逆の道を歩んだ者です。
当方、税理士事務所で働きながら税理士を目指したが挫折し、今は企業で経理を含む総務統括部長をしています。

さて、簿記1級か税理士か迷われているという事はある程度調べられていると思いますので、周知の事もあると思いますが、基本的なところから回答していきます。

まず、税理士試験は会計科目と税法科目に分かれます。
このうち会計科目には簿記論と財務諸表論があり(よく「簿財」と一括りにします)、特に簿記論はその名のとおり簿記は非常に共通するところがあります。
難易度で言うと、簿記論より簿記1級の方が難しいという人の方が多いような気がします。

他方、税法科目は税法9科目があり、その中から3科目合格する必要があります。
この税法9科目は簿記とはあまり関係なかったり、まったく関係なかったりします。
その多少は税法にもよりますが、多かれ少なかれ税法理論を暗記する必要があります。
この暗記は簿記とは異質なものです。

つまり、簿記のプロフェッショナルとして狭く深く勉強するのであれば簿記1級、簿記に留まらず税法も勉強するのであれば税理士試験を選択すればいいと思います。

もし、経理のプロフェッショナルを目指し税理士は簿記の延長に過ぎない、というようでしたら、簿記1級→消費税→法人税(+どこかで簿財)と勉強すると、企業会計のほとんどを網羅できると思います。そして、そこまで合格できれば、税理士まではあと税法一科目です。(「言うは易し」で申し訳ありません)

最後に、企業経理のプロフェッショナルを目指すのであれば、CFOという資格もあることを書き添えておきます。
どの資格を勉強するかの一つの基準は「独立できるか」だと思います。
独立できる仕事であれば、事務所を構えるほど本格的な独立をしなくても、副職として知り合いを助けたり、→簿財小遣い稼ぎ程度に仕事をしたりも出来ます。

いずれを目指すにしても頑張ってください。
努力をする事に遅すぎるとか、無駄とか言う事はないと思います。
心より応援します。
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この回答へのお礼

為になるご意見ありがとうございました。

日商1級取れたら簿財へ、という流れの方が多いみたいですね。
そして簿財は何とか合格出来ても残りの税法科目で挫折する、とか。
暗記も国家資格となれば量が半端ないと思うので相当大変だと察します。記憶力は30代以降年々落ちるとも聞きますし、私自身も既にこの時点で体感してますので今後目指す場合にはかなり苦労しそうな気がします。


>簿記1級→消費税→法人税(+どこかで簿財)と勉強すると、企業会計のほとんどを網羅できると思います。そして、そこまで合格できれば、税理士まではあと税法一科目です。

この流れがとても惹かれました。
この先今務めている会社の経理をまとめる人材になっていきたいと思っているので、まずは簿記ですが税法も学びたいとは思っています。
例え合格出来なくても職歴には書けませんが年齢的に転職は考えてないので、学んだことを仕事で活かしたい、という方が私にとっては大事ですね。


そしてCFOという資格、全く知りませんでした。
教えて頂きありがとうございます。

>どの資格を勉強するかの一つの基準は「独立できるか」だと思います。
独立までは全然考えていなかったのですが、今後今の勤め先がどうなるかなんてこのご時世分かりませんし、もし放り出されても生きていける資格があればそれに越したことはないですよね。
今の仕事に役立つか、が私の基準でしたがそういう視点でも考えてみようと思います。

>努力をする事に遅すぎるとか、無駄とか言う事はないと思います。
ありがとうございます。
20代はろくに何もせずただ時間を過ごしてしまったので今になって思えばそれを後悔したり、今更資格とか遅いんじゃないかと心のどこかで思いながら勉強していたので非常に嬉しかったです。

お礼日時:2011/10/06 09:36

結論から言うと日商簿記一級を目指したほうがいいじゃないでしょうか。

たしかに簿記二級レベルの問題を解いていると楽しくてもっと上を目指してみようかと考える人は多いと思います。
しかし税理士は国家資格です。科目合格制度がありますが、選択必修科目の法人税法、所得税法は一つの国家資格のようにえぐい科目です。質問者様が簿記論、財務諸表論に合格できたとしても税法に受からなければ税理士にはなれません。科目合格は転職などには使えますが、そこまでです。

ならば簿記一級を目指したほうがいいという結論です。
しかし簿記一級も税理士の簿記論、財務諸表論レベルの難易度です。
簡単にはとれませんよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
他の方のご意見にもありましたように、まずは日商1級へ進みたいと思います。
どうしても税理士に、とまで考えていませんし転職予定もないので1級を目指し、合格出来たらその先も頑張りたいです。

もちろん1級も相当勉強しないといけないのは承知しております。
大変そうだからやる前から諦めるのではなく、挑戦してみてどうしても無理だったら諦める、じゃないと自分自身納得出来ませんので。

お礼日時:2011/10/06 09:59

私は高卒後に専門学校へ進学し、税理士試験の受験経験のあるものです。



私の場合には、受験資格のために日商簿記1級や全経簿記上級を取得することが必須でした。
ただ、実際に税理士試験の簿記論や財務諸表論などの受験や学習を行った経験から言えば、日商簿記1級程度の知識は必要だと思います。もちろん、受験資格を簿記検定以外で用意し、日商2級程度の知識からの学習でも可能かもしれません。しかし、多少試験範囲は異なりますが、通過点的な要素もあると思います。

私は、税理士受験をあなたぐらいの年で挫折しましたが、日商簿記1級などの受験経験や税理士試験の受験経験は、事務職や経営職などであれば役に立つと思います。

冷たい言い方かもしれませんが、簿記論や財務諸表論を合格できれば、簿記検定以上の評価が得られることでしょう。しかし、日商簿記1級を取得せずに税理士試験を目指し、科目合格に至らなければ、日商2級として評価されることになります。受験経験や学習経験だけでは他人には見えませんからね。あなた自身が他人に評価されない立場などであれば、検定試験なんてものはあってなくても関係ありませんがね。

ですので、最近の日商簿記検定は知りませんが、私の受験当時と難易度が変わらなければ、数ヶ月から半年程度の学習を集中的に行えば、日商1級は合格できると思います。事実、私の受験当時では、高校の授業が終わる2月程度から進学予定の専門学校の授業を受け、6月や7月の日商1級や全経上級を私の専門学校では受験していましたからね。そして、私は日商1級は不合格でしたが全経上級は合格できましたね。

ちなみに私は税理士事務所での補助者として、実務でいろいろな会社の決算や申告書類の作成を行いました。入社して半年程度でですね。他の学習方法だった人などは、なかなか決算などを行うほどまでには時間がかかったようですね。現在は、片手まで経営コンサルタントとして財務などを把握したコンサルなどを行ったり、別業種の会社を起業し、社内の事務作業のすべてを一切専門家(税理士・会計士・司法書士・社労士など)へ依頼せずにこなせています。
独立を目指す気持ちが少ないのであれば、段階的な学習と資格取得が良いと思います。
10年などかけてでも税理士として独立をしたいのであれば、他にも方法はあると思いますよ。

会計専門職大学院経由での公認会計士の取得を目指し公認会計士資格を取得してしまえば、無試験で税理士登録も出来ますからね。そして税理士では行えない、商業登記の一部や社会保険業務なども会計士の資格で行えますからね。
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この回答へのお礼

参考になるご意見ありがとうございました。

自分自身でも調べたりはしましたが、やはり簿財を受けるにしても日商1級の勉強知識があればそれに越したことはないようですね。
税理士が目標なら日商2級⇒簿財がいい、という意見もあるようですが、私は何が何でも税理士に、というわけではないので日商1級へ進みたいと思います。

>日商簿記1級を取得せずに税理士試験を目指し、科目合格に至らなければ、日商2級として評価されることになります。
合格するに越したことはないのですが年齢的に転職は考えておらず、履歴書を書く機会はこの先余程の事が無い限りはないと思います。
ですので仮に日商1級や簿財がなかなか合格出来ず落ち続けてもそれ相応の勉強はしていて、それが今の仕事に役立つのであればいいという気持ちがあるので今の会社で実績として自分の実力が評価され、それがお給料などに反映されればと思ってます。

もちろんやるからには合格したいし、半端な気持ちで日商1級や税理士受験を考えていたつもりはないです。
下のお礼と重複しますがこのご時世今後どうなるか分かりませんし、知識も然ることながら履歴書に書いて評価される資格は欲しいと思ってます。

私も最終的には専門家に頼らず自分で今の会社の経理をまとめられるようになれたらいいなと思います。
それにはこれから更に努力が必要ですが頑張りたいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/06 09:54

私は2級から1級をとって、その後で税理士の簿記論に挑戦というコースでした。


2級合格の後かなりまじめに勉強して半年後の試験で1級に通りました。

必ずしも税理士が目標でなくて、経理の一般知識というのならば1級のほうが向いています。
原価計算は製造業は関係ないのですが、会計学はすべての会社の経理の基本概念です。これを勉強するのは大学以外では1級試験しか機会がありません。
私は複数の会社で経理をしましたが、ベテラン経理といっている人でも会計学を体系的に学んだ人は少ないですね。何かといえば会計士や税理に問い合わせするしかないという人が普通です。
そういう意味で会計学はあらゆる経理の判断の基礎ですから、この知識があるとないとでは、経理マンとしての値打ちが違います。

「あくまでも経理業務に携わる仕事をこれからもしていくので役立つ知識が欲しい、というのが大きいです。」というのならばまず1級をお勧めします。

税理士試験は1級をとればそのまま受験資格ですが、そうでなくても経理を一定年数以上経験すれば会社の証明で受験資格が出ます。その方法を選ぶのも現実的です。

職歴 右欄の事務又は業務に3年以上従事した者  
     法人又は事業を営む個人の会計に関する事務

税理士試験は中途半端な覚悟ではお勧めしません。
大体1科目合格するのに最低500時間、現実は700-1000時間の勉強が必要です。
ということは3000時間以上の勉強時間を覚悟しないと合格はできません。
毎日2時間で1500日ですね。これを休まずする覚悟があれば合格はできるかもしれません。あくまで「できるかも」で実際はできない人のほうが多いのが実情です。
この辺を良くお考えになって、そこまで行くかどうかを決められたら良いと思います。中途半端はしないほうがましです。

実際私の場合は1級合格後5年間かかりましたが、その間は自由時間は全部勉強で、家族旅行やレジャーは全部なしでした。
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この回答へのお礼

とても参考になる回答ありがとうございました。

>経理マンとしての値打ちが違います。
すごく響きました。
というのも、20代も別の会社で経理事務はしていましたがその時は簿記を全く知らず前任者に教わったことをそのままやってただけでした。分からなければ本社の経理担当に電話して聞いていただけで貸方・借方すら分かってない状態で総勘定元帳など作っていたので、簿記を勉強してみてあの時やっていた作業が何だったのかとか分かったりもしました。

ですのでこの先もっといろいろなことを学んで自己レベルを上げ、外部(会計士など)に頼らず自分の力で少しでも多くの仕事が出来るようになれば、と思ってます。


税理士受験についてもありがとうございました。
職歴資格も見たつもりでしたが見逃していたようです。
履修追加して大学通うより職歴の方が私には現実的ですね。

税理士になるのが如何に大変かは調べたりして前々から熟知していましたが、改めて聞くと本当に努力しないとなれないものなのだと痛感してます。
知人で40歳前半で税理士になった方がいます。
そういう話を聞くとまだ遅くないかもしれない、と思ったりもしますがまずは目的に添った勉強をしたいと思うので1級に向かって頑張ってみようと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/06 09:09

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