意識不明の重体

私の親戚が昨日交通事故に遭い、車の下敷きになって病院に運ばれ、意識不明の重体でICUに入っています。普通なら即死状態だったそうです。ここ2日がヤマだと言われました。13歳で体が小さめなのでとても心配です。2日間がヤマだと言われて、助かるケースはあるのでしょうか？意識が戻っても意識障害の可能性があると言われました。意識障害とは何でしょうか？今までのように普通に生活することは確実にムリなのでしょうか？とても心配です。質問責めですみません。どうか回答よろしくお願いします。

No.1 回答者： fuken 回答日時： 2011/10/22 10:42

前回は４０ｍほどからの落下

今回　心筋梗塞・・・退院したばかりです。

２度確実に死に近い所まで行った経験からすると　ここまでのケースだから死ぬ・・死なないと言うことはありません。

簡単な言葉を選ぶなら　運命なのです。　目覚まし時計のアラームのように　セットされてるのが個人の死なのだと感じています。

若いから・・体力が有ったから・・処置が早かった　とか色々後付けは出来ますが。

障害が残るのも程度ものでしょう。　事故に対する恐怖も後遺症になるかもしれません。


１３歳という若さに期待するしかないと思います。　何にしても　「確実に無理」と言う状況は　本人の意思次第だと思うのです。

完璧に元に戻そうと焦る事なく　気長に対応してあげてください。
極端な話し　本人が居ない所での話も　会話の中の所作に出るかもしれません。周りが気をつけましょう。

この回答へのお礼

ありがとうございます。さっき、名前を呼んだら「ああうぅ」と返してくれ、手もぎゅっとしてくれたそうです。本当によかったです。奇跡を信じます。ありがとうございました。

お礼日時：2011/10/22 11:06

No.2 回答者： bladder77 回答日時： 2011/10/23 07:29

ご心配なことと存じます。

意識不明（意識障害）を容易に説明することは中々難しいのですが、ご質問者様の場合は、患者様が交通事故に遭遇されたと言うことですから頭部の外傷によって頭蓋内に、出血或いは挫傷、又は硬膜内・外出血等を追われたのだと推測します。この事を意識障害の原因としてお答えしてみたいと存じます。

意識障害を考えるとき明らかにしておかなければならないのは意識とは何かと言うことです。

(1)　意識とはその瞬間に於ける精神生活の全体である。
(2)　自己と環境について理解できていること
(3)　生体がその環境に気付いている状態であること
(4)　あらゆる精神的・感覚的機能が統合されながら活動している状態
(5)　周囲の環境を認識していると同時に自発的にこれに反応すること。　と定義される。
　脳神経外科学ー（太田ら）

もう一つ、意識について考えるとき、覚醒（意識清明を意味するものでなく目覚めていること）と意識内容分けて考えることとなっています。この意識内容についてはどの程度の内容が理解されていれば清明と言えるのかはかなりの範囲で条件があり難しいのです。

意識はその瞬間に自分の氏名・年齢が言えて、そこは何処で、周囲にどのような人が居て、等がきちんと解れば意識内容は正常と考えて支障ないと考えています。

これらのことが、どの瞬間でも把握できない状態、（軽度・高度の別はあっても）意識障害が存在すると言えると思います。

余談ですが、頭部外傷由来の意識障害は端的に言って脳のテント切痕ヘルニアによって引き起こされます。一つの例を上げておきます。患者様がこれに相当するかどうかは解りませんのであらかじめお断りしておきます。
脳の障害によって頭蓋内の圧力が上昇してその圧力は逃げ場を失い下方に圧が加わるようになります。
間脳ー中脳ー橋の順に意識障害は悪化を辿りまして、間脳期の意識障害は可逆的であり、中脳期は通常非可逆的、橋期は非可逆的と言われています。

ご心配なことですが、現在懸命に治療なさっておられますし、私も経験がありますが、かなりの程度まで社会生活が可能となった例もあります。希望を持って医師らの懸命の治療を期待し回復されることを願ってやみません。

どうぞお大事に

この回答へのお礼

丁寧に細かく教えて頂いてありがとうございます。今はとにかくその子を信じてみます。昨日名前を呼びかけたらまだ目は開いてないけど「ああうぅ」と言い手を握り返してくれたそうです。元気になってくれれば本当に嬉しいです。回答ありがとうございました。

お礼日時：2011/10/23 08:01

No.3 回答者： bladder77 回答日時： 2011/10/23 09:14

ANo2です。

反応があるようですね。開眼の有無は覚醒にとって余り重要ではありません。覚醒していても目が開かないときや瞼が腫れていて開けにくい場合は目を閉じていますので。握り返す反応があることは、まだまだ危険な時期であることは否めませんが、良い兆候と思えます。

早い回復をお祈りします。