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生物はATP(アデノシン三リン酸)をADP(アデノシン二リン酸)に加水分解することによってエネルギーを得ていると教わりました。ATPは三つのリン酸が負の電荷を持っているため高エネルギー体で、それを分解するために多くのエネルギーを得られるんですよね。つまり、ATPってとても不安定なんですよね?自然な状態でのATPの寿命(化学的に安定でいられる期間)ってどの程度なんでしょうか?

A 回答 (1件)

大学か高校かわかりませんが,高校生として答えます。



高いエネルギーを持った物質もエネルギーが低い物質に変化する際には,外部からエネルギーが加えられないと反応は進みません。これを活性化エネルギーといいます。

酵素であるATPaseは,この活性化エネルギーを小さくすることで,分解や合成をしています。ATPは,酵素がなければかなり安定した物質です。安定しているからこそ,生体は重要な機能を持たせたのだと思います。

本題に入りますが,自然な状態とはどんな状態なのでしょう。体内の話でしょうか。体外の話でしょうか。

体内でしたら,何もしなくとも筋肉中等のATPは室温でも3~4日は充分持ちます。冷蔵庫に入れればさらに持ちます。

体外に純粋な型で取りだし,冷暗所に保管したらどれほど持つのか知りませんが,かなりの長期間持つはずです。さらにナトリウムを付けたATP二ナトリウムは,薬として売られています。極めて安定した物質です。
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この回答へのお礼

返信が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
貴重なご意見ありがとうございました。具体的な数字や薬の例など非常に分かりやすかったです。ありがとうございました。

お礼日時:2003/11/30 23:27

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