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今回歯槽膿漏の治療を受け、入れ歯を作り直すことになり、歯科医師から材質をどれにするか聞かれ、判断に迷っています。

医師は、保険の歯にするか、それとも保険外のニッケルクロム床またはチタン床などにするか、と提案されました。

どれが私にとって最適なのか分からなかったので、それぞれの利害得失を尋ねたところ、材料が高価になるほど軽くて装着感がよくなる、あとは個人の好みとどれくらいお金をかけられるかによって決めて下さい、とのことでした。

私は現在74歳で、これまで上前歯7本と下前歯10本が残っており、上下とも保険の義歯を入れていました。
今回の治療で、上歯3本と下歯1本を抜いたために、上下とも義歯の作り変えが必要になりました。

自分の年齢から考えると、従来どおり保険適用の歯でよいのではないかと思いますが、4本残っている上前歯を、保険外の軽量の義歯を入れることによって長持ちさせることが期待できればそれもあり、と迷っています。

来週金曜日に、どれにするか決めなくてはなりません。今、義歯をお使いの方、どうか体験談をお聞かせ下さい。

A 回答 (3件)

年齢は関係ありません。


皆さん年齢を基準に選ぼうとしますけど、全く関係ないですよ。
寝たきりだとか余命宣告されているなら別ですが、ちゃんとした義歯を使えば長生きだって出来るんですから。

歯周病の治療は終わっているのでしょうか?
歯はぐらつきがなく、骨もしっかり残っていますか?
それであれば金属床でも好いでしょうが、もし歯を支える骨が充分でない、歯周病の再発の可能性がまだ高いなどがあるなら、私は保険義歯をお勧めします。というか現段階で自費の義歯はお勧めしません。
歯は抜いたばかりなんですよね。半年以上は経っていないんですよね。

歯を抜いた後、傷が治るにしたがって骨が丸みを帯びていき、歯肉(顎の土手)が下がって行きます。
なので傷が治る前に金属床で義歯を作ると必ず隙間が生じます。
せっかく高額で作ってすぐに隙間が開いたのでは、また作り変えなかればなりません。
であれば、抜いた直後は保険義歯で作り、顎が安定する半年以降に再び考えればいいのです。
それに金属床では修理や裏打ちが困難になりやすいのですが、プラスチックの保険であれば簡単に修理や調整が出来ます。

それに下はまだ9本残っているとしても、上は現在残っているのは前歯4本だけですよね。
前歯はさほど維持力が高くない上に左右両側対称であればいいですが、片側に偏っていれば非常に不安定になります。
さらに歯周病で抜いたというのであると、顎はドンドン低くなってしまい顎の維持力も下がります。
もし金属床で顎の部分とバネが一体である場合は、義歯の負担を前歯で支えるので支える歯の寿命を短くしてしまう可能性もあります。

もちろん実際に確認しなければ断定的なことは申し上げられませんが、質問内容から判断する限りにおいては、まずは保険で作り、半年ほど経ってから再考するというのが最も適切だと考えます。

迷ったときは保険で・・・
奥歯が無いと物が噛めないばかりではなく、歯が無いと頬の内側が膨らんできて、いざ義歯を入れたときに頬を噛みやすくなってしまいます。
それを防ぐためにはできるだけ早く義歯を入れる必要があります。
しかし、傷は治りきっていない、更にどうしようか迷ってしまう。
迷ったまま高額な自費をいれれば、必ず後悔が大きくなります。
であれば保険義歯を入れ、どうもしっくりこない、重い、などの問題点が出た時点で自費に替えれば納得しやすいし、頬を噛むなどの問題もおきにくくなるのではありませんか?

但し現行の法律で、保険義歯では割れにくくする方策が取れないのが現状です。
ですから使い方にも多少の注意が必要である事を予めご承知おきください。
また、相手の先生を存じないので一般論で申し上げますが、歯医者の中には保険治療を手抜きするものは非常に多く居ます。
保険治療が劣悪な方法なのではなく、手抜きで保険治療を悪くしているのです。保険治療の欠点ばかりを説明するとか、あまりにも自費を強く勧める場合は気をつけましょう。

さらに、そこの歯医者で取り扱って居なければ別に行かねばなりませんが
前歯で支える義歯では金属のバネを使わないものがあります。
これも自費診療になりますし、前歯の方向によっては虫歯で無い前歯でも冠をかぶせるなどの処置が必要になる場合も有りますが、金属が見えない分見た目がスッキリして綺麗です。
私はむしろこちらを検討に値すると思います。
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この回答へのお礼

期限を明日に控えて背中を押して下さりありがとうございました。

前のお二方のアドバイスも大変有難く拝聴させていただきましたが、あなた様からの抜歯後半年くらいは義歯でしのいだ方が良い、と言うアドバイスが決定的な判断のよりどころになりました。

明日は、虚心坦懐に、歯科医師に保険の義歯を入れてもらうようにお願いすることにします。

お礼日時:2011/12/01 19:50

歯科衛生士をしています。



先回答の歯科技工士さんに賛成です。

ご自身の予算をご考慮いただき、決定されると良いと思います。
設計上のことは、そこの歯科医院さんで技工士さんと
直接相談することが可能でしたら、それも良いかと思います。
迷っておられて相談ご希望でしたら決定は延ばして
ご予約の時はただ相談をもっとしたいとのことを
お伝えくだされば、きっとそのようにしてくれると思いますよ~。

歯科衛生士の側からですと、
歯磨きに関して良い管理がなされていない方がおられますが
そのような場合、せっかく高額の義歯を入れても
また早い段階で歯を抜かなくてはならない状況になって
義歯の作りかえや、適合が悪くなってしまったなど
もったいないな~、と思うことがあります。

質問者様の、お口の中は実際診ておりませんので
わかりませんけれども、もしご自身で歯磨きに自信がないなーという
ことがおありでしたら、歯科医院の衛生士にご相談ください。
保険でも、自費でもせっかく作り直すのでしたら
またすぐ作り替えないようなお口の状況で、いらしてほしいと思います。

ご参考までに・・・
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この回答へのお礼

またまたご専門の方からのご回答ありがとうございました。

お二方からのアドバイスをもとにして、先ずは、上下とも保険の義歯を作ってもらおう、と心が傾きつつあります。

その上で、ハメ具合の良し悪しや、歯磨きの熟練などを見極めてから、自費の義歯に作り直すかどうか、判断しようと考え始めました。

お礼日時:2011/11/29 20:39

歯科技工士をしています。


高額な自費の義歯は使い勝手が良いようですが
まれに、作った直後から合わなくて困っている人もいます。
そんな人は作った歯科医院とうまくいかなくなって
違う歯科医院に行って、保険の義歯を作り直す人が多いです。

私はまだ義歯を使っていませんが、
両親が部分床義歯なので保険外の義歯を作りました。
あとでまた抜歯をする事になっても
その部分に人工歯を足せる構造にしてもらっておけば
作り替えをせずに修理だけで、長期にわたって使える場合があります。
上下に金属床をいれるとかなりの金額になってしまうと思いますので
来週の金曜日までに決心がつかない時は
予約を取り直してもらって決定を先延ばしにしたり
歯科医院に行って、もう一度説明を聞いても良いと思います。

チタン床は軽量ですが、軽量である事と残っている歯の負担が軽くなるという事は
あまり関係ないと思います。
残っている歯に負担がかかるのは
咬んだ時の力が、針金のような物がかかっている歯を動かそうとする力にかわるからです。
保険外の義歯でも、義歯の設計が良くないと、残っている歯に負担をかけることにもなる事があります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。

専門の方からお話を伺えて、とても喜んでいます。

実は、「高価な義歯にすればそれなりの良さがある」、また「残っている自分の歯への負担が軽くなる」と言うお答えを期待していたために、意外な感じがしました。

30万円以上もかけてそれぐらいだったら、保険の義歯の方がマシかなあと相変わらず判断に迷っています。

お礼日時:2011/11/27 16:02

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