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私は関西学院大学に在学中の大学3年です。8月の税理士試験において簿記論及び財務諸表論に合格することが出来ました。現在は来 年の試験に向け法人税と消費税を学んでいます。

そこで質問ですが、このまま税理士試験に専念し、早いうちに5科目を揃えるべきか、それとも、就職活動をすべきかでとても迷っています。
世間は就活シーズンで、その流れに任せて私自身も業界研究、エントリー等を行っているという状況です。

個人的には一般企業(金融や製造業、コンサル等に興味があります。バラバラですが・・・。)に就職して、働きながら数年後に5科目合格をすれば良いかという考えに傾きつつあるのですが・・・。
正直言って、税理士になりたいとは思いつつも、この就職氷河期時代に新卒を捨ててまで勉強に専念するほどの勇気がありません。

また、税理士業界は飽和状態であるという情報や、近年の会計事務所等における採用では3科目以上の合格者を対象としていること等もそういう考えに拍車をかけています。 

しかしながら、就職活動において科目合格というのが一般企業にどれだけ評価してもらえるのかについて も疑問です。 質問が多くて申し訳ないのですが、あまり猶予もないため、真剣に悩んでおります。是非とも人生の先輩方にアドバイスを頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

社会人1年目は、仕事の上で覚えることが山ほどあって、ここから3年くらいはしっかりやっておかないと将来に不安を残すことになります。

会社というところは、会社の仕事に専念することを求めますから、はっきり言って資格勉強どころではないと思います。就職するなら、そういうところへ入社するのだと思ったほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
働きながら資格を取ることは、口で言う以上に何倍も大変なことですよね。

ちょっと考えが甘かったかもしれません。

中途半端が一番ダメだと思うので、今は就活に真剣に取り組みたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/15 00:49

税理士、会計業界に詳しいものです。


実務でこの業界の方々とも関わってたので、噂の類じゃなくかなり詳しいと思います。

【結論】
就職活動をして民間企業に就職して下さい。なるべく大企業を狙う事。
理由は民間企業で研修と実務を受けられるからです。
ぜんぜん税理士になるのはオススメだけど、それもまずは民間で最低2年は経験してからなった
方がいいですね。
あるいはその資格をレバレッジにして生かすことです。
・勝間和代(会計士)、岩瀬 大輔(弁護士)なんかはそうですね。
経歴はウィキでも見て下さい。
税理士資格が生かせる、評価されるような銀行やコンサル、あるいは残業の少ないと
言われるメーカーなど。
コンサルなどは会計士や弁護士の在学中合格者を積極採用しています。
将来的に独立する危険があっても、優秀な若い人が欲しいので採用するのです。
税理士の科目合格者も似た並びになる事ができるでしょう。
あなたの未来はある程度見えるからこそ、通常の学生以上に頑張って下さい。
そこの就職活動は王道で。
シュウカツ本を読んで10社、20社とどんどん受けてってください。
年内で締まるところも多いので、今すぐどんどんエントリーしてくこと。
※と言うかマスコミや外資の一部は既に締まったはずです。今すぐ動け。

資格は科目合格も書いておけば十分にアピールになると思う。
ただ「A社は書く、B社は書かない」のような工夫が必要です。
職種や業種や感覚で決めればいいです。

「ここが正念場」です。
あるいは時間を稼げて、資格も狙える会計大学院行くのも手です。
ただしその場合は「ダメだった時」の事を考えると怖いですね。
日本では「会計大学院を出て資格がダメだから民間に」と言うのはかなり難しいと思われます。

【理由】
税理士等の先生の問題点は何より「単価が下がっている=収入が下がっている」事です。
具体的には言えませんが、ピーク時の50%近く下がっていて、さらに下がる可能性が高いです。
理由は顧客の中小企業の調子が良くないこと、税理士数が増えていること、業界再編(小泉さんの改革)
によります。
ただそれを感じ取っても動けない、本当に「死に体」の先生が多数いるのも事実です。
難関資格だったはずなのに「漢検」のような状態になりつつある。
色々とやればまだまだ可能性もあるのだけど「そんな事もやったこともないし、今さら・・・」
と言う感じです。

で、何が問題かと言うと「税務業務」以外がすべて独学でかなりボロボロだと言うことです。
挨拶や電話対応がファミレスの高校生バイト以下なんてのはザラです。
固定費などの概念も薄く(今まで倒産や赤字経営になった事がまずないので節約の概念が無い)、
毎月、意味もなく往復1万円かけて顧客訪問したりします。
しかも少人数でやってる所が多く、そういうミスを指摘してくれる人がいない。
また一応は「先生」なので周囲の人が言ってもなかなか聞かない。
多いパターンは奥さんや税理士志望の弟子が、事務作業などをやってるのですが、
プロ感覚とは程遠く、すごく甘えが有りますね。
全体の7割ぐらいがこういう所ですが、今後10年で一切、淘汰されるでしょう。
要するに潰れるか、売り上げが年200万以下の「パートのおばちゃんレベル」になりますね。
それは確実です。

大学を出て企業勤めすることなく研修や実務もなく税理士になったか、
税務署で役人をやってから独立した人が多いので、まあ酷いです。
そもそも難関資格取得者はそういう「民間企業での実務」を嫌ってなる人が多いので、
苦手なまま年を取りやすいですね。

問題は以前はそれでも仕事として通ってしまった事です。
それに対応出来ない難関資格取得者の先生が大半かな、と言う感じですね。
飲食店店主のように日銭を追いかけるほどじゃなくてもいいから、
民間ビジネスマンが持ってる程度のビジネス感覚、経営者感覚は絶対に必要になります。
それを知るには新卒で企業に行くのが最も効率が良いのです。
研修もあるし、その際に、将来ビジネス上で生かせる相手もたくさん見つかったりしますよね。

結局のところ、評価は税理士になる、民間に行くに関係なく、
税理士資格の有る無しではなく、あなた自身ですよ。
勉強ばかりしてたからその辺は弱いんだ、と言うのは言い訳です。
(難関資格漬け、バイト漬け、部活漬けでもきちんと評価されている学生はたくさんいるんだから)

少なくとも5月のGWまでは体が空くでしょう?
それまでにガンガン動いて内定を取りましょう。
考えたり悩む時間は既に1分もないですよ。


ちなみ個人的感想としては、現状は確かに暗いし酷いですけど、本来は沈むべき船(これは自治体や公務員や医院もそう)が多々、未だに存在してるのだから、資本主義の原理原則に則れば本来の形に戻るだけじゃないかな、と思います。
だからこそ能力や努力を繰り返せる若い税理士は独立でもどこかに所属するのでも重宝されるし、大金を稼ぐことも十分に可能だと感じました。
だから、なるメリットは十分にあると感じました。
仕事自体が無くなることは絶対にないし、仮に受からなくともそこでの勉強や努力は必ず生きます。

収入に関しては税理士は現状で平均700万円ぐらい、将来的には500万円以下に下がるでしょう。
もしかしたら3,400万円ぐらいになるかもしれない。
会計士も似たようなものです。
都市銀行に勤めれば35歳で1000万円超えるのはほぼ確実ですから、「銀行員になった方が得やん」
ってのはどう考えても事実でしょうね。
一方で民間のビジネスマンと違い、自分らしさを残せるところ、定年がないところ、給料の天井がないところ、しがらみが無いところ(でも絶対ある。人間だからね)は魅力です。
つまるところ経営者感覚、ビジネス感覚を持ってやる気と努力がある者だけが目指せばいいんです。


あなた自身のことを言えば、そんなに詳しく知りませんが、3回生で2科目受かってるのは十分に優秀だと思うし、2回生か3回生の春からけっこう長期間、勉強したんじゃないでしょうか。それ自体が凄い、企業に評価されるべき事ですよ。
また将来を悩んでる、考えていること自体も当たり前の事です。
受かる落ちる別にして、努力してムダなることなんて絶対に無いんだから、
就職活動も資格勉強も全力でやりなさい。
どっちにしろ、4回生の夏休み以降は数ヶ月間、ものすごくヒマになります。
遊びも好きな勉強もその時にやればいい。
将来が未定ならそれも出来ないで不安な中、努力を継続することになる。
どう考えてもこの先数ヶ月を全力でやった方がメリットがデカいでしょ。
若者なんだから、何事も素直な気持ちで、前向きにコツコツ取り組んで結果を掴んで下さい。
就職活動も前向きに取り組んだら、なかなか楽しいですよ。

頑張って下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

業界について非常にお詳しい方にアドバイスを頂くことができ、改めて資格だけではどうにもならない世界だなぁと感じました。

学生で、早くから資格の勉強をしていれば将来も何となく担保されるだろうなんて少なからず考えていたのかもしれません。

考えが甘かったの一言に尽きます。

後悔しない選択のために、今から約半年間ですが就活に真剣に取り組みます。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/12/15 00:59

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