No.5ベストアンサー
- 回答日時:
率直な疑問だと思いますよ。
本当に頭の悪い人はそんなこと疑問に思わないと思います。忌み嫌われている理由は、ひとつは遺伝子を直接操作するという行為の不気味さ(要はよくわからん)からくる不安、もうひとつは、輸入農産物に席巻されることを恐れた国内生産者たちがおこなったネガティブキャンペーンの影響、といったところではないかと思います。
ネガティブキャンペーンはヨーロッパでもかなり行われたようですが、こちらは食料安保のイニシアチブをアメリカに握られることを恐れたEU各国が、自国の遺伝子組換え研究を推進する時間稼ぎのために行った、なんて戦略的な話もささやかれています。その間独自の研究がさほどすすまなかった日本とは雲泥の差、そのためかどうか、ヨーロッパでは「漠然とした恐怖感から忌み嫌う」という印象は強くないようです。
さて安全性の件ですが、遺伝子組換え食品が世に出たのは確か1986年くらいだったかと思いますが、これまでのところヒトに危害がある、と明確に証明された研究結果は出ていなかったと思います。危害があるらしい、という研究結果は時々散見されるんですが、結局何の確証も得られていないのが大半です。したがって科学的には、危険であるという事実は確認されていないということになります。
確かに「何十年先はどうなるかわからない」って主に消費者中心の疑問はあるわけで、そのために日本でも様々な規制が行われてきているんですが、1986年からすでに四半世紀、すでに「何十年」たっちゃっているわけです。
そのため、遺伝子組換えイヤ!の急先鋒だった市民団体の多くの主張も、最近では「ヒトへの危害の懸念」から、他の回答者様の指摘されるような「環境への影響」にシフトするところが多くなってきているようです。中には「何十年先は」を「百年先はどうなるかわからない」に切り替えているところもあるとききますが、こうなると反対のための反対としかいいようがありません。
No.6
- 回答日時:
No.4
- 回答日時:
理由などありません。
迷信なのです。営利企業に対する不信感もありましょう。例えばチッソも長い間、水俣病は工業排水が原因ではないと言い張って、有機水銀を垂れ流し続けた。そういう歴史を知っている人は営利企業の主張などとても信用できないと思うでしょう。だから、迷信とはいえ、そういう不信感・警戒感はあって当然です。日本人には理は通用しない。情の民族だからです。知らぬが仏。触らぬ神に祟りなし。円高を武器に飽食を貪欲に貪る日本人には、あえて遺伝子組み換え食品を食べなきゃならない事情もありません。知らないで口にしてしまうのは仕方がないが、知っていて口にするのはなんとなく気持ちが悪いというのが大方の国民の感情なのです。感情だって大事です。理に合わないから無視してよいとはいえません。No.3
- 回答日時:
遺伝子組み換えというのは我々の体内の遺伝子が組み換えられるのではありません。
食材を生み出す動物なり、植物の遺伝子が生産者に有利なように組み換えられます。
そして、遺伝子とはタンパク質を校正するアミノ酸の配列を記録したものです。
アミノ酸がいくつも集まることにより、酵素(タンパク質)になり、これが生物の
個体の違いになって現れるのです。
人間が摂取した食物は消化されて、アミノ酸やブドウ糖まで分解されます。
天然の食材であっても遺伝子組み換えの食材であっても同じアミノ酸(約20種)から
できていて、その配列が違うだけですので、消化すれば違いはなくなります。
ということで、遺伝子組み換え食品で当面の健康被害などは全く考えられないと思います。
少なくとも摂取した人に対しては何の問題点も無いでしょう。
しかし、長期的な話では懸念があります。
遺伝子組み換え技術が広く流布すると、DNA切断酵素や結合酵素が大量に使われる
ことになり、それが自然界に漏れると突然変異などが起こりやすくなります。
※大きな突然変異は11つの生物種で数百万年に1度とされています。
この生物の進化の時計が劇的に早くなる可能性があります。
また、自然界に存在しないたんぱくしつを生み出すことにやり、菌類や細菌類の
勢力バランスが変わる可能性もあります。
No.2
- 回答日時:
まずは、危険である証明は簡単ですが安全である証明は難しい
と言うことがあります。
新薬の開発なども動物実験を繰り返した後に人体で実験しますよね
それは、人間以外の動物では問題が無くても人間には悪影響がある
場合もありうるからです。さらに言うと影響に即効性があるのかどうか
あるいは、ほとんどの人には無害でも一部の人には悪影響がでることも
可能性としてはあるでしょう。
今現在は、壮大な人体実験中とも言えるのかもしれませんね。
もっとも安全である可能性のほうが高いとは私も思います。
が、数々の遺伝子組み換え作物を作っていくうちに失敗作が
現れる可能性も排除はできません。
別の側面からみると、仮に遺伝子組み換え作物を生産すると
花粉は勝手に飛んでいきます。結果、遺伝子組み換えでない
作物を作りたい農家の人まで計らずも遺伝子組み換え作物
の遺伝子を引き継ぐケースが起こりえます。
事実、海外では起きており無許可で栽培したとして
アメリカの企業に多額の賠償金を取られた農家もいるとのことです。
参考までにアメリカの「モンサント」と言う会社を調べてみてください。
No.1
- 回答日時:
DNAいじくってんだよ。
研究室の数世代の実験でOKが出たって、
十数年後の突然変異なんて誰も責任持てないじゃん。
そこまで人類はお利口さんではないと思うよ。
なんか起こったら、「想定外」で済まされちゃうだけ。
それよりは、自己防衛しなきゃ
って、ことだと思う。
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