芝浦工業大学と日本女子大学

芝浦工業大学工学部応用化学科と日本女子大学理学部物質生物科学科、このふたつのうち、学校の雰囲気、授業内容、就職状況、イメージなどなど全てひっくるめてどちらがよいでしょうか？

ちなみに将来は高校の理科(化学)の先生になるか、化粧品医薬品等の製造業をしたいと考えています。

No.2 回答者： 40871 回答日時： 2012/02/14 03:34

校風、授業内容、就職状況、イメージがあまりにも違いすぎます。

芝工は実学重視の高度職業人養成型大学です。
大学院への進学も約３０％となっています。
http://www.shibaura-it.ac.jp/career/2011/result. …
また、学科毎の就職先の大学公表実績を見ても、校風からも、
少なく見積もっても１／３程度は化学・技術関係の企業に就職しています。
http://www.shibaura-it.ac.jp/career/2011/result. …

一方の本女ですが、教養教育に重きを置く大学です。また、理学は工学と違い、実学ではありません。
大学院への進学は約２０％ほどとなっています。
しかし決定的に違うのは、学部卒業者の就職先が、
物質・化学・生物系とは全く関係のない業界への就職が多く見られることです。
http://images.jwu.ac.jp/up_images/files/unv/care …
http://mcm-www.jwu.ac.jp/~bussei/shinro.html

いずれの大学に価値を見出すかは、質問者様の意向次第ですが、
ただし高校の理科(化学)の先生、化粧品医薬品等の製造業ともに、現在では大学院を卒業することが求められるようになってきています。
高校の教師は、今までは教職課程だけで取得できた「普通免許状」でよかったのですが、
高校側の要望もあり、現在では大学院にて知識はもとより、教育手法なども含めた高度な教職課程を取得した「専修免許状」と持っていることが求められる時代へ移行している最中です。

ですから、高校の教職課程を目指すのであれば、大学院までいくことをお勧めします。
中学や工業高校で構わなければ、学部卒でも当面の間は可能と思います。

最後になりますが、女子学生が少ないことを苦にしないのであれば芝浦工大が将来的にも変化を取り入れていく観点を持った教育内容となっていると思います。
一方、日本女子大学は、かつての名門校で、大学に男子学生がいると気持ちが悪いことや、かつての名声やブランドに拘るのであれば、日本女子大学を選ぶべきではと思います。

No.1 回答者： poomen 回答日時： 2012/02/13 02:40

＞将来は高校の理科(化学)の先生になるか、化粧品医薬品等の製造業をしたいと考えています。

　この観点からだけお答えします。高校教諭なら大学はどちらでもいいと思います。

　化粧品医薬品会社に勤めたいというのなら、大学院修士課程修了でないと研究・開発・創薬の仕事には就けません。卒業後に東京大学、千葉大学などの国立大学への大学院進学をお勧めします。