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お世話になります。

数日前、2日続けて日中、一度強い寒気・全身の震え(体温は35.6でした)がしばらく続き、その後高熱(2日目には39.8でした)が出て、夕方頃落ち着く、ということを繰り返し経験しました。
2日目には病院(内科)に行き検査もしましたので、インフルエンザ・風邪でもありません。
右脇腹~背中にかけて痛みがあったので、CT・尿・血液とも検査をしましたが、数値にも現れませんでした。
結局「わからない」ということになりました。

もしここまでで、分かる方がいらっしゃればとても助かりますが・・・

今回、高熱が出る前の長時間に渡る寒気・震えは初めての経験でした。
半年くらい前に1度、やはり39.2ぐらいまで突然の高熱が出たときがありましたが、その時はガタガタすることなく、熱だけ上がったような気がします。
(この時は病院など行かず、風邪のような症状も無し、でした)

お聞きしたいのは、高熱の出る前の異常な寒気がある時とない時、何が違うのでしょうか?ということです。

・小さい寒気だから、少しの発熱。(反動が小さい)
    ↑
  普段の軽い風邪
・ひどい寒気だから、高熱。(反動が大きい)
と考察したのですが、ひどい寒気も無い高熱とは何なのか?

どなたか、分かる方、やさしい表現でお願いします。

A 回答 (3件)

 こんにちは。

 
 私なりの考察を述べさせていただきます。 
 強い寒気、全身の震えを感じたとありますね。 
 寒気を感じることと全身が震えることはリンクしています。 
 つまり、このときの振るえとは、いわゆる筋肉の震えです。骨格筋が不随意的に起こす収縮で、この収縮で出るエネルギーはすべて熱となります。また、非震えという現象も見られまして、こちらは骨格筋を収縮させるのではなく、交感神経の緊張が高まることにより起こります。いわゆる褐色脂肪組織という脂肪の中の一部分が熱産生を起こすと考えられています。 
 また、寒気を感じると、交感神経が興奮し、軸索末端からノルアドレナリンという神経伝達物質を出します。それにより、皮膚血管が収縮しますので、末梢血管抵抗が増加、血圧も上がります。 
 また、皮膚の立毛筋は収縮し、毛が立ちますね。 
 これらはすべて冷ニューロンの存在によって説明されます。 
 主に視床下部の視索前野という部分が発熱の中枢とされていますが、これは人間の体温36.5℃を基準としてこれより高ければ下げる方向に働きますし、これより低ければ温度を上げるという作業を行います。今回の場合は後者の働きによるものだと考えられます。つまり、体の内部で、温度の低下が感知され、それにより強い震えが生じ、体の深部体温を上げる方向に体は持っていったのでしょう。 
 つまり、寒気を感じる度合いによって、この交感神経の活動の度合い(これを生理学的にはインパルス発射の度合いの違いと考えます。)を変化させて、発熱を起こさせたものと予想されます。 
 しかし、高熱を生じる前というのは、それにもまして強い震えを感じます。ご指摘のとおりです。しかし、このときは少しその作用機構が違います。 
 普通、外界からウイルス(ウイルス=外因性発熱物質)が体内に入ることによって、風邪などを引き起こすわけですが、まず免疫担当細胞(マクロファージなど)がこいつらを食い始めます。そのとき、炎症反応が起こり、内因性発熱物質であるサイトカイン、インターロイキンなどを放出します。こいつらは脳に炎症が起こっていることを知らせる重要な物質です。サイトカインは脳にそのまま入ることはできませんから、脳の毛細血管内皮細胞に働きかけてプロスタグランジンという物質の産生を促し、これがし視索前野に働きかけてさきほどの冷ニューロンの働きを強め、発熱が誘導されるわけです。 
 高熱の出る仕組みは、風邪を引いたりしたときのいわゆるウイルス感染時と、普通のたとえば寒い環境下にじっといたときに生じる発熱機構とは違ったものであることを認識していただければと思います。 
 長々とすみませんでした。少しでも参考になれば、と思います。 
 質問などいつでもどうぞ。 
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この回答へのお礼

遅くなりました、ありがとうございます。

何度も読み返しましたが、解釈し切れてない部分もあるかもしれません。

寒くて→震える、寒くて→震える・・・・
を繰り返し、冷ニューロンが働き、発熱を誘導する。
とのこと。
この「寒くて」というのは何がそうさせていますか?
ウィルスですか?

>マクロファージなど)がこいつらを食い始めます。
>そのとき、炎症反応が起こり、内因性発熱物質である
>サイトカイン、インターロイキンなどを放出します。
この時、カラダはどのような反応をしている最中ですか?
この時が、「病的な寒さを感じている時」でしょうか。

冷ニューロンなんて、初めて知りました。
温ニューロンもあるようですね。
冷ニューロンは正常な温度まで上げる役目なのか、それとも無制限(ちょっと大袈裟ですね)で、温ニューロンで最後締めくくっているのでしょうか。
なんて、二つの関係を考えてみました。

お答えの下部1/3あたりは特にNHKの「ためしてガッテン」のテレビ画面を見ているようでした。
口がパクパクする作り物のマクロファージが一生懸命ウィルスを食べてるシーン・・・
オレンジやグリーンのピンポン球のようなものが・・・放出。

勘違い・勝手な解釈によってのお礼になっているかもしれません。そうであればただただ、申し訳ありません、なのですが・・・
今回はどうもありがとうございました。

お礼日時:2003/12/17 13:36

 #2で回答したものです。

 
 質問ありがとうございます。私なりに考えてみました。
 
 >寒くて→震える、寒くて→震える・・・・
を繰り返し、冷ニューロンが働き、発熱を誘導する。
とのこと。
この「寒くて」というのは何がそうさせていますか?
ウィルスですか?

 
 ウイルスではありません。これは体の深部体温です。普通、人間の体は36.5℃を基準としてそれより高くなれば体温を下げる方向にもって行きます。これは、例えば運動をしますよね、そうするとエネルギーがばんばん産生されて、非常に体温が高くなったことを想定してみてくださいね。すると、温ニューロンが働いて、体温を36.5℃に持っていくのです。そのとき人間はこの温ニューロンのおかげで、あえぎ(はあはあとか)、洋服を一枚脱ぐ、などの暑さから自らの体を回避するひとつの行動として表現するのです。 
 寒いときはこの逆です。冬、どこにも行かず部屋の中でボーっとしていると、また暖房もつけずにボーっといると、がたがた震えますでしょ。これは体温が下がってきていることで、冷ニューロンが働き、少しでも体から熱を逃さないようにしているんですね。そのため、われわれはがたがた震えたり、洋服を一枚着たりして自らの体を守っているんですよ。これでわかりましたでしょうか。  
 > マクロファージなど)がこいつらを食い始めます。
>そのとき、炎症反応が起こり、内因性発熱物質である
>サイトカイン、インターロイキンなどを放出します。
この時、カラダはどのような反応をしている最中ですか?
この時が、「病的な寒さを感じている時」でしょうか。

 そうです、これがまさしく体が病的に熱を産生するときなのです。 いや、むしろ体が熱を産生する方向に行動を起こしているといったほうがよいかもしれません。つまり、ウイルス感染したときは下記のような手順で脳に炎症が起こったことを知らせるんですね。これにより産生されたプロスタグランジン、これが視策前野に働きかけて、熱産生を促します。これは、熱を上げることでウイルスをやっつけることがよりすばやくできるという意味があります。高熱のときは、それだけ炎症が広がっており、白血球ががんばってウイルスの退治をしているのだ、と考えるとわかりやすいと思います。 
 以上、簡単ですが私なりに書かせてもらいました。
 
 
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この回答へのお礼

度々遅くなり、申し訳ありません。
再度のご回答、どうもありがとうございます。

上手く表現しにくいのですが。
ウイルス(異物・敵)が入ってきた事により、カラダがどうにかして奴を追い出そうともがきます。
小さい敵には軽く。大きい敵にはそれなりの抵抗。
ウィルスが悪さをする、というより、奴が入ってきたため「カラダが嫌がっている動き」、と思ってよいでしょうか。
どうにかして追い出したい、あの手この手を使って。
あくまでも「風邪」のような身近なものを例にしました。
(最後の1行、こう書いたのは「癌」など他の難しい病気などはこうではなさそうだと思ったからです。
細胞を蝕むなど、実際に悪さを仕掛けてきますよね。)

>それだけ炎症が広がっており、白血球が
>がんばってウイルスの退治をしているのだ
そうですね、白血球の働きは少しだけ知ってましたので、
高熱で寝ている時、「あー、頑張ってくれてるんだぁ」とぼーっとしながら考えていました。(^_^)

自分は知らないことばかりだと、今回再度実感しました。
生まれ変わったら・・・とよく言いますが、今までの知識は一旦リセットされて再度勉強のし直しになります。
生きてるうちにやっぱり沢山の事、知りたいです。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/12/20 18:59

こんにちは。


ニュアンス的にはおっしゃってる事でよろしいかと思います。

短時間ですぐ引いてしまう熱でしたら、ガタガタ・・・悪寒戦慄という状態にはなりません。

発熱自体は、細菌やウィルスに対抗して働く免疫作用を高めるためにわざと体が熱を出すのですが、大変なカロリーを消費します。
でもちょっとだけなら、少し汗が噴出して少々疲れた・・・程度で済みます。

でもすぐに菌やウィルスが退治できないで長期戦になると消耗も激しくなり、蓄えたカロリーは使い切って、筋肉を無理やり運動させて・・という状態になるわけです。
こういう事態まで行った場合は、もう身体は随分消耗してるので、さっさと医者に行くのがいいです。
薬の力で菌やウィルスを退治する手伝いをしてもらうわけです。
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この回答へのお礼

遅くなりました、ありがとうございます。

>筋肉を無理やり運動させて・・という状態
これが「震え」に相当するわけでしょうか。
筋肉を無理に動かす時、体温を下げる必要があるわけでしょうか。わたしの解釈の仕方が違うかもしれません。そうでしたら済みません。

やはり、体温が通常と変化するという事は何らかの細菌やウィルスが入ってきたという事に繋がりますよね?
結果は「わからない」でしたが、やはり不思議です。
2日連続の出来事でしたが、ちょうど真ん中、2日目に起こる前、薬など体に入る前に血液・尿の検査をしたのですが何もありませんでした。しかしその何分か後に起こった。
ウィルス・細菌がなくても今回のような発熱が起こるのでしょうか。

●「悪いやつ」が体に入ってきた。
●カラダはその「悪いやつ」の度合いを調査する。
●カラダは「主人(わたし)」の今の体力と見合わせ、戦闘法を考える。
●「熱攻撃」は勿論使用するが、今回それに相当エネルギーを使いそうなので、前もって冷却攻撃(筋肉運動)を使っておこう。
  ↑
さらにこんな風にパターン化してみましたが、
>こういう事態まで行った場合は、
>もう身体は随分消耗してるので、
>さっさと医者に行くのがいいです。
とある部分、もしかして発熱の後、「痙攣」か何かを意味していますか?

カラダが菌・ウィルスに対抗する時の基本的攻撃パターン及び応用型があるのなら教えていただけたらと思います。

自分流の言い回しで、わかりづらいかもしれませんし、長くなり、申し訳ありません。

でも、お答えいただき、どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/12/17 12:01

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